小学校 外国語 “We Can!2”の授業&評価プラン

小学校 外国語 “We Can!2”の授業&評価プラン

好評7刷

インタビュー掲載中

新教材を使った移行期・先行実施の授業づくりに即対応!

新教材“We Can!2”の全70時間の学習指導案とともに、3観点の評価がすぐにできる「評価補助簿」と子ども用の「振り返りカード」、また全Unitの指導要録記入例や通知表文例などを収録。教科化された小学校外国語の授業と評価をフルサポートする1冊です!


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ファイル形式

PDF
ISBN:
978-4-18-275610-8
ジャンル:
外国語・英語
刊行:
7刷
対象:
小学校
仕様:
B5判 136頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2024年11月11日

CONTENTS

もくじの詳細表示

序文にかえて
/菅 正隆(大阪樟蔭女子大学教授)
はじめに
/當麻 裕彦(大阪府千早赤阪村立千早小吹台小学校長)
本書の特長と使い方
Chapter1 新教材“We Can! 2”攻略ポイント5
Point1 徹底検証!“We Can! 2”指導のポイント
1.外国語で育成する資質・能力
2.移行期の外国語の授業づくり
3.“We Can! 2”の指導内容
Point2 言語活動を充実させるポイント
1.“We Can! 2”での言語活動
2.英語を使いこなす活動にする
Point3 外国語授業のスキルアップ術
1.今一度「外国語」の授業を考える
2.“We Can! 2”でスキルアップをめざす
Point4 年間指導計画の作成例
1.2020年度完全実施までの流れ
2.第6学年の年間指導計画
Point5 評価のポイント
1.移行期間の評価
2.「外国語」の評価の観点
3.“We Can! 2”の評価文言例
Chapter2 “We Can! 2”70時間の学習指導案
*Unitのポイント:単元のねらい,覚えたい英語表現,解説&授業成功の秘訣
*学習指導案:単元,主題,ねらいと評価のポイント,準備,展開
Unit1 This is ME! 自己紹介
Unit2 Welcome to Japan. 日本の文化
Unit3 He is famous. She is great. 人物紹介
Unit4 I like my town. 自分たちの町・地域
Unit5 My Summer Vacation 夏休みの思い出
Unit6 What do you want to watch? オリンピック・パラリンピック
Unit7 My Best Memory 小学校生活・思い出
Unit8 What do you want to be? 将来の夢・職業
Unit9 Junior High School Life 中学校生活・部活動
Chapter3 “We Can! 2”70時間の評価マニュアル
Unit1-9 指導要録記入例&通知表文例集
Unit1 / Unit2 / Unit3
Unit4 / Unit5 / Unit6
Unit7 / Unit8 / Unit9
Unit1-9 振り返りカード
Unit1 / Unit2 / Unit3
Unit4 / Unit5 / Unit6
Unit7 / Unit8 / Unit9
Unit1-9 評価補助簿
Unit1 / Unit2 / Unit3
Unit4 / Unit5 / Unit6
Unit7 / Unit8 / Unit9

序文にかえて

   大阪樟蔭女子大学教授 /菅 正隆


 次期学習指導要領により,2020年4月より,小学校3,4年生で領域としての「外国語活動」が,5,6年生では教科としての「外国語」が行われることとなった。これを踏まえ,2018(平成30)年4月より,2年間の移行期間がスタートする。文部科学省としては,「外国語活動」を年間最低15単位時間(1単位時間45分),「外国語」を年間最低50時間行うこととしている。各小学校では,授業時間数の確保と合わせ,年間のカリキュラム作成が行われている。また,国からは,小学校3年生には,「外国語活動」のテキストとして“Let’s Try!1”が,4年生には“Let’s Try!2”が配布されている。また,5年生には“Hi, friends!1”と“We Can!1”が,6年生には“Hi, friends!2”と“We Can!2”がそれぞれ配布されている。これらをいかに取り扱うか。それによって,子どもたちの反応も大きく異なることになる。今,さまざまな年間指導計画を目にすることがあるが,具体的なイメージをもたない中で,カリキュラムをコピーアンドペーストしたのでは,子どもたちを英語嫌いにする可能性もでてくる。特に,教科としての「外国語」のテキスト“We Can!1”と“We Can!2”は,これまでの“Hi, friends!1”や “Hi, friends!2”と比較しても,かなり高度になっている。つまり,テキストを使用する前に,どのような授業が想定されるのかを考えずに指導計画を立てたり,授業案をつくったりするのは危険である。

 そこで本書の“We Can!2”の授業プランや評価プランを読んでいただき,授業のイメージをもち,子どもの状況に合わせて,実際の授業に望んでいただきたいと思う。小学校6年生の移行期間1年目は,5年ではじめて英語に触れ,この年が2年目にあたる子どもも多く,その場合には“Hi, friends!2”から指導し,終了後に“We Can!2”を使用する方法や,中学年から学習している場合には,“Hi, friends!2”と“We Can!2”に軽重をつけるなど,さまざまな取り組みが考えられる。また,すでに5年までに英語に十分慣れ親しんでいる子どもたちには,“Hi, friends!2”は使わずに,はじめから“We Can!2”を使用する手もある。

 また,評価についても,現行の4つの観点で文言評価することには変わりはないが,テキストが教科としてのものとなっている関係上,2年後の教科化に向けて,新しい3つの観点,「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「主体的に学習に取り組む態度」を利用し,文言で評価していくことも,今後のためには役に立つことである。いずれにしろ,本書はこのような新しい指導の在り方や評価の考え方にも対応できるように編集している。本書を活用していただき,移行期間に教科に対応できる指導力を身につけていただくとともに,教科として適切な評価が下せるよう,スキルアップを図っていただきたいと思う。

 最後に,本書を作成するにあたっては,千早小吹台小学校長當麻裕彦先生,英語担当大門賀子先生をはじめ,千早小吹台小学校の教職員の皆様には,大変お世話になった。心よりお礼を申し上げたい。

著者紹介

菅 正隆(かん まさたか)著書を検索»

大阪樟蔭女子大学教授。1958年岩手県北上市生まれ。大阪外国語大学卒業後,大阪府立高等学校教諭,大阪府教育委員会指導主事,大阪府教育センター主任指導主事,文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官・国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官を経て,2009年4月より現職。文部科学省教科調査官時代,日本初の小学校外国語活動導入の立役者。英語授業研究学会理事。

千早赤阪村立千早小吹台小学校(ちはやあかさかそんりつちはやこぶきだいしょうがっこう)著書を検索»

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 評価の例もあり参考になった。
      2023/3/940代・小学校教員
    • 研究授業に役立ちました。
      2020/8/3030代・小学校教員
    • 新学習指導要領に基づいた評価はどこの学校でも悩んでいるが、本書の具体例が参考になった。
      2020/4/3ともにゃん
    • 研究授業に向けて非常に役立ちました。
      2019/12/30ガッツ
    • 使いやすい。
      2019/10/950代・小学校教員
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