学年別による授業改革5学年別討論の授業 小学2年

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討論の授業のための日常的指導/ことばにこだわる討論の授業/説明文で評論文の練習を/「気持ち」だっておろそかにしない討論の授業/討論から子どもたちの研究が始まる等


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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-259212-3
ジャンル:
国語
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 200頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第
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もくじ

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まえがき
T 討論の授業のための「日常的指導」
一 「多数決では決められない」ことを伝える――「ことば」に必ず証拠がある――
二 「できる子」が常に正しいのではないこと(逆転現象)を伝える――河上氏の『いちごつみ』実践
「いちごつみ」で起きた逆転現象 /河上 仙子
三 「討論」の話し方を身につける――『ふきのとう』
四 「聴く」方法を教える
五 黒板の書き方を指導する――『おへそってなあに』
六 書くことが「討論」の基本であることを指導する――『たんぽぽの ちえ』
七 討論のためには「ノート」が大切なことを指導する――『えいっ』
U 「ことば」にこだわる討論の授業
一 そこまで討論するの――『スイミー』
二 発問の「ことば」にこだわる子ども達――『王さま でかけましょう』
三 ことばの再分析を生む「討論の授業」――『お手紙』
四 岸氏の「お手紙」実践
「主役はがまくんかかえるくんか」 /岸 義文
五 主役は、がまくん それとも かえるくん
V 説明文で「評論文」の練習を
一 書いたものを採点すると「書く」ようになる――『かげふみおにをしよう』
二 おもいきって結論を書かせる――『おへそってなあに』
W 「気持ち」だっておろそかにしない討論の授業
一 作品のよさに感動する討論の授業――『お手紙』
二 討論で主題にせまる――『スーホの白い馬』
三 南木氏の『スーホの白い馬』実践
「気持ちを問わずに気持ちを出す――『スーホの白い馬』より――」 /南木 雅弘
四 小宮氏の『スーホの白い馬』実践
「の会レポート『スーホの白い馬』授業記録」 /小宮 孝之
X ちょっとした討論で子ども達の「研究」が始まる
一 討論を入れると、活発な調べ学習が始まる――『生きものをかってみたいね』
二 討論を入れると観察・研究が活発になる――『生きものをかってみたいね』
三 サイクル図で環境を考える――生活科・まとめの授業
Y すぐれた児童の作文は、すぐれた「道徳討論授業の『力のある資料』」となる
一 「きらら」で授業する
二 TOSS道徳の授業
Z 「討論の授業」Q&A
Q1――Q
附録 「総合的な学習」をスタートさせる
「総合的な学習」指導案
あとがき

まえがき

 『教室ツーウェイ』一九九六年七月号の特集は、〈討論の授業の名人技「指名なし討論」はだれでもできる〉だった。

 「指名なし討論」が、ついに公の場に姿を現したのである。

 『教室ツーウェイ』の副編集長をしている私は、執筆の依頼状に次のように書いた。


 討論の授業には、2つのポイントがあります。

 1つは、討論になるような発問と子どもの意見のしぼり方です。

 もう1つは、子どもの発言の仕方です。

 教師がなにもしないでも、子どもが立って発言を続ける「指名なし討論」です。

 これまでほとんど注目されませんでしたが、これこそ「討論の授業」の秘訣なのです。


 注目してこなかったのは、私の勉強不足による。

 『教室ツーウェイ』一九九五年一二月号で、岡山の小林幸雄氏は向山洋一氏の「指名なし討論」のすごさに着目していた。

 また向山氏自身も、「向山洋一教え方教室」などで、「指名なし討論」について話していたのである。


 「指名なし討論」こそ「討論の授業」の最終目標である。


 遅ればせながら気付いた私は、すぐ実践に取り入れてみた。

 指名なし朗読、指名なし発表、指名なし討論。二年生でも、討論は活発に行われるようになった。

 この本は、「指名なし討論」に近づくためのステップの第一段階「日常的指導」について詳しく紹介してある。

 また、二年生に限らず、今まで授業上達セミナーなどのセミナーでうけてきた質問への回答も示している。

 究極の討論の授業「指名なし討論」に役立てば幸いである。

 なお附録として「ボランティア」学習の実践を入れておいた。これからの総合学習の参考にしてほしい。


  2000年7月   著者

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