仕事に忙殺されないために超一流の管理職が捨てている60のこと

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できる管理職の仕事術―長時間労働・残業を断捨離せよ!

教育の現場において、とりわけ管理職には「働き方改革」が求められています。仕事に追われるのではなく、仕事を自らの人生を充実させるためのツールとして活用できるように、大切なことを見極め、無駄を省いて効率的に仕事をする、取捨選択の仕事術を身につけませんか。


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PDF
ISBN:
978-4-18-258224-0
ジャンル:
教師力・仕事術
刊行:
3刷
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 152頁
状態:
在庫あり
出荷:
2018年10月22日
新学習指導要領解説書籍
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CONTENTS

もくじの詳細表示

はじめに
序章 リーダーになるために「捨てる」もの
第1章 気を引き締めて臨もう!リーダーになるための意識革命
スター気分を捨てる ―スポットライトを浴びるのは職員
自分のペースを捨てる ―管理職は学校のためにある
スペシャリスト意識を捨てる ―管理職は,超ジェネラリスト
対人関係の苦手意識を捨てる ―保護者・地域との付き合いが管理職の仕事
優柔不断さを捨てる ―管理職は決断を求められる
「なかま」意識を捨てる ―職員は管理職と対等と思っていない
「ツー・カー」のやり方は捨てる ―丁寧な説明が,職員の信頼を得る
偏見と思い込みを捨てる ―管理職の決断は重い
傲慢な気持ちを捨てる ―穏やかに仕事をするのがリーダー
行き過ぎた謙虚さを捨てる ―職員を指導するのが管理職の仕事
COLUMN 仕事に対する意識革命
第2章 これで慌てない!できるリーダーの時間マネジメント術
「時間の余裕」意識を捨てる ―仕事が集中するのが管理職
始めるまでの準備時間を捨てる ―フットワークが職員の信頼を得る
18時以降の仕事時間は捨てる ―時間制限が仕事を効率化する
「一服」時間は捨てる ―3分間あれば情報収集できる
「ノッてるとき」は,他の仕事を捨てる ―進められるときに一気に進める
職員の相談時は,他の仕事を捨てる ―頼られる管理職は「聞いてくれる」人
「自分が一番忙しい」意識を捨てる ―管理職に大切なのは「余裕」
不測の事態は,計画を捨てる ―管理職の仕事は想定外が普通
提示された締め切り期限を捨てる ―信用を守るために
余暇の時間は仕事を捨てる ―いざというときの心の余裕を蓄える
COLUMN 心を鬼にして守る
第3章 「相手意識」を重視する!リーダーが身に付けるべき仕事術
「100%の仕事」意識を捨てる ―早い仕事が関係機関の信頼を得る
「また後で」対応を捨てる ―報告・相談には真摯に対応する
「聞くのは恥」という気持ちを捨てる ―できる管理職には情報が集まる
虚栄心を捨てる ―些細な仕事が最優先
不平や不満の気持ちを捨てる ―リーダーは,前向きな姿を見せよう
断りたい気持ちを捨てる ―仕事から逃れられないのが管理職
自己中心的な考え方を捨てる ―常に職員の気持ちを考えておこう
「無駄な仕事」意識を捨てる ―管理職は「縁の下の力持ち」
「偏った接し方」を捨てる ―管理職は,公平・公正さを見られている
命令口調を捨てる ―自分で率先する姿を見せるのがリーダー
COLUMN 「感謝できる人」を目指す
第4章 学校を効率的な空間に変える!リーダーならではの管理術
「後で片づけよう癖」を捨てる ―ひと手間が,学校を効率化する
完璧な整理整頓を捨てる ―とりあえずきれいにすることが重要
机の上に積む癖を捨てる ―「きれいを継続」する意識をもつ
机の奥にある物は捨てる ―思い切って捨てても大丈夫
「一応保管しておこう」資料は,捨てる ―使わない資料が9割
「もったいない」意識を捨てる ―物に執着しすぎると窮屈になる
無意識の行動を捨てる ―手にもった物は,必要な場所に置く
整理整頓の計画を捨てる ―整理整頓は,気づいたときに即実行
職員への整理整頓の押し付けを捨てる ―職員は一刻を戦っている
「こんな仕事は……」意識を捨てる ―環境マネジメントは管理職の仕事
COLUMN 環境美化が学校を変える
第5章 信頼されるリーダーはココが違う!トラブル対応の防波堤役になろう
「トラブルは恥」意識を捨てる ―トラブルを出し合える職場をつくる
偏見・決めつけを捨てる ―組織を活性化できるのが管理職
「どうにかなる」意識を捨てる ―最悪の事態で登場するのが管理職
「面倒くさい」気持ちを捨てる ―職員とともに考える管理職で
相手に対する苦手意識を捨てる ―苦手意識は相手に伝わる
逃げたい気持ちを捨てる ―逃げ場がないのが管理職
ダメージは捨てる ―挫けていては管理職は務まらない
「手打ち」意識を捨てる ―管理職の姿勢で,相手の出方は変わる
権威主義を捨てる ―自分本位が信頼を失墜させる
責任転嫁を捨てる ―「腹」のある管理職の下で安心して働ける
COLUMN 本物の優しさとは
第6章 チーム学校を実現!職場関係を円滑にするリーダーの立ち居振る舞い
気になる態度や言動は忘れる ―穏やかに相手を包み込む余裕を
無理に話の輪に入らない ―管理職とは孤独なもの
周りの評価は気にしない ―評価に左右されると決断力が鈍る
職員室の状況把握に努める ―職員のメンタルヘルスをマネジメントする
マイナス思考を払拭する ―前向きなリーダーが明るい学校をつくる
誇張や自慢をしない ―自分を「大きく見せる」ことが評価を下げる
「頼られるべき」意識をもたない ―日頃の姿勢で人は集まる
嫌われることを恐れない ―自分に恥じなければ何も怖くない
指導すべきことは,しっかり伝える ―職員のために叱る
すべての職員に「見ている」と感じさせる ―全員に必ず声かけをする
COLUMN 職場関係を円滑にするリーダーの立ち居振る舞い
おわりに

はじめに

 私は子どもが好きで教師という仕事を続けてきました。教室で勉強したり友だちと遊んだりして,日に日に成長していく子どもたちの姿を見るのが大好きです。自分の指導によって,子どもが成長していくことに喜びや生きがいを感じてきました。

 そして,現在私は管理職として,学校全体を見渡して子どもたちの成長に関わるようになりました。最近では,若い先生方の指導にも力を注ぐようにもなりました。担任時代とは異なった立場から,子どもの教育や指導について考えることができるようになりました。


 特にここ数年間は,情報公開や危機管理の徹底をはじめとした,教育をとりまく環境の変化によって,学校現場は年を追うごとに多忙になっています。対教師暴力やいじめをはじめとする,問題行動を起こす子への対処,教育に過剰なまでにサービスを求める保護者への対応,後から後からやってくる報告文章の処理……。それらが原因で,学校が最も大切にしなくてはならないはずの,授業や生徒指導に力を注ぐ時間が奪われています。現場の教師たちが,子どもの指導とは直接関係ない様々な雑務に追われ,疲弊しきっています。子どもを見つめ,じっくり向き合う余裕も,子どもを指導する自信もなくしています。そのような状況の中で,教師の悩みを理解し支援しながら,教師としての指導力や資質を育てていくことが,現在の管理職には強く求められています。ところが,教師の指導のために割くべき管理職の時間もまた,教育委員会等への報告書類やトラブル対応に充てざるを得ない現状があります。


 現在,多くの学校がこのような状況にある今だからこそ,私たち自身が「仕事に対する意識を変える」という自己変革を行わなくてはなりません。くしくも,2015年から,政府は「長時間労働・残業などの悪しき慣習が日本経済の足を引っ張って生産性低下の原因になっている」という考えのもと,『働き方改革』に積極的な動きを見せています。とりわけ忙しいと言われる管理職の仕事です。どのようにして仕事を効率的に進めるか,どうすれば時間をつくり出すことができるか,どうすればリーダーとして組織を活性化することができるのか―。目の前のできることから少しずつ改善していくことが必要です。


 私は現在,二児の子育ての真っ最中です。家では父親として,可能な限り我が子と関わる時間をつくりたいと思っています。子どもと遊んだり本を読んだり,お風呂に入れたりしています。休みの日には家族サービスも心がけています。我が子と家族のために,可能な限りの時間を確保したいと思っています。

 そのために,自分の仕事はもちろんのこと,管理職として他の職員が効率的に仕事をするために,どうすればよいのか,毎日工夫しながら仕事をする努力を続けています。そして,職場の先生方も私自身も,毎日充実して仕事に取り組み,疲れを残さないで帰宅することができるよう,仕事の進め方や時間の使い方に気を付ける取り組みを行っています。仕事の効率化を図り,時間を有効に使うことで,公私ともに充実した時間を過ごすことにつながることを期待して指導しています。仕事と私生活とのメリハリをつけた時間の過ごし方をすることで,心に余裕が生じ,毎日の生活に活力を与えてくれるからです。相手の気持ちに寄り添おうという気持ちで,職員と向き合うこともできるようになりました。時間のゆとり・心のゆとりが,仕事によい影響を与えてくれることを,自身の体験から日々実感しています。


 これからの時代は,仕事に忙殺されるのではなく,仕事が人生を充実させるためのツールとして活用できるように,自身の意識を変革していく必要があります。無駄を省いて効率的に仕事をすることで,充実感を味わいながら毎日を楽しみましょう。

 本書が,「管理職のやりがいを見出す仕事がしたい」「公私ともに充実した生活を送りたい」と願う方々のお役に立てれば光栄です。


  2017年8月   /中嶋 郁雄

著者紹介

中嶋 郁雄(なかしま いくお)著書を検索»

1965年,鳥取県生まれ。1989年,奈良教育大学を卒業後,小学校の教壇に立つ。

「子どもを伸ばすためには,叱りが欠かせない」という主張のもとに,「『叱り方』研究会」を立ち上げて活動を始める。

教育関係者主催の講演会,そして専門誌での発表が主な活動だったが,噂が噂を呼び,大学や一般向けにも「心に響く叱り方」といったテーマで,セミナーを行うようになる。

新聞や経済誌などにも「叱り」について意見を求められるようになる。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 管理職である自分自身の仕事ぶりを反省するよい機会となりました。良書だと思いました。
      2018/2/650代・小学校管理職
    • 筆者の考え方が明確で分かりやすい。
      プラス思考から、マイナス思考への転換の必要性を痛感しました。
      2018/1/17げんちゃん
    • 完全主義を捨て、80%で先に進むべきという考えに納得した。
      2017/10/2950代・小学校管理職
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