学年主任の人間関係術
全員が輝く学年団のつくり方

学年主任の人間関係術全員が輝く学年団のつくり方

新刊

総合66位

学年主任の仕事は「人間関係」が9割

同僚、管理職、保護者、子ども…、多様な人とかかわる学年主任の仕事で最も大切なのは「人間関係」。学年主任としてもっておきたいマインドから、学年団の関係づくりに役立つシステム、様々な立場の人との具体的な関わり方まで、完全網羅した1冊です。


紙版価格: 2,200円(税込)

送料・代引手数料無料

電子版予価: 1,980円(税込)

8/21刊行予定

ISBN:
978-4-18-256624-0
ジャンル:
教師力・仕事術
刊行:
対象:
小・中
仕様:
四六判 208頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年3月4日

目次

もくじの詳細表示

はじめに
第1章 学年主任の仕事で最も大切なことは?
01 子どもの成長を願う学年団チームに
02 学年団のメンバーの成長
03 学年主任は職員室の人間関係の中心
第2章 学年主任に必要な10のマインドセット
01 チームとは何か?
02 そろえる?そろえない?
03 しなやかマインドセット
04 「優しい」学年主任とは?
05 学年メンバーを比較せず捉える
06 前年度を参考にするなら「ゼロベース」から
07 人生の主役は仕事?
08 自分の時間を大切に
09 助けてもらったらいい 巻き込んだらいい
10 完璧な人間関係なんてない
第3章 学年をチームに変える13の仕組み
01 その学年団らしい学年会を
02 学年会を開くにあたって
03 子どもを交えて
04 大きな行事を任せる
05 学級の様子・学級経営について交流する
06 学年通信を発行する
07 教室という壁を取り払う
08 職員室の環境づくり
09 自分以外の先生の全体指導
10 一緒にしない
11 学年団全員が柔軟性をもって
12 メンバーの魅力を発信する
13 メンバーの構成から自分が活きるポジションをとる
第4章 学年主任の人間関係構築術
対若手、ベテラン共通編
01 自分にとって苦手な人との関わり方
02 関わり方がわからない場合
03 早く学年団をチームにしたいのだけれど…
04 LINE等での仕事に関する連絡について
05 遅くまで残業をするメンバーに
06 忙しさと人間関係
07 昨年、しんどかった先生と組んでいます
対若手編
08 若手の先生との関わり方の基本
09 若手に伝えていくことは
10 モチベーションの違う二人の若手
対ベテラン編
11 ベテランとの関わり方の基本
12 自分の意見に従わせたがる先生
13 マイペースな先生
対管理職編
14 管理職との関わり方の基本
15 管理職からのストップを減らしたい
16 管理職とともに保護者対応をする
対保護者編
17 保護者との繋がり方の基本
18 関わり方が難しい保護者との繋がり方
19 保護者を巻き込む
対その他の教職員編
20 その他の教職員との関わり方
おわりに
参考文献一覧

はじめに

 「学年主任の仕事に関する本を書いていただきたい。学年団を中心に、人間関係にスポットを当てたものでお願いします」が依頼された内容でした。「書いてみようか」と執筆することを決め、まず、これまでの自分や学年団をふりかえってみました。すると、初任校の先輩が言っていた言葉を真っ先に思い出しました。


 「学級がしんどくなっても、信頼できる学年団なら、頑張れる。でも、学年団がしんどかったら、そもそも仕事が嫌になるで」


 時は流れて、そこそこの経験年数を重ねてきましたが、今でも「本当にその通りだな」と心の底から思います。実際、お互いに足を引っ張り合う、罵り合うといった人間関係がうまくいかない学年団を見たことがあります…。その一方で、お互いに協力し合える、高め合える学年団もたくさん見てきました。幸いにも、若い頃の私は後者の学年団を多く経験してきました。どのような学年主任のもとで働いていたかというと…、

 ・前例よりも何よりも、子どものためかを問い続ける学年主任

 ・学校以外の世界を見るように教えてくださった学年主任

 ・プライベートの充実がよりよい働き方を生み出すといつも定時退勤だった学年主任

 ・「授業で子どもを鍛えろ」とたくさんの授業を見せてくださった学年主任

 ・授業も、生活指導も、保護者対応も…何でも共に考えてくださった学年主任

 これらは一例を紹介しています。スペースの都合上、紹介できなかった方も含めて、どなたも素敵な学年主任でした。そして、素敵な学年団でした。今にして思えば、自分の特徴を発揮するとともに、当時の学年主任が人間関係を考慮しながら、学年の運営をしてくれていたのだと思います。


 はじめまして。私は、現在、大阪市で教員をしております佐野陽平と申します。少しだけ私の話をさせていただくと、これまで2年生以外の担任経験があります(2年生も、いつか担任してみたいなぁ)。「子どもが力をつけていれば、方法なんて何でもいい。良い加減ないい加減で頑張っていこう」をモットーに働いてきました。このモットーから、何となく私のキャラクターを想像していただければと思います(笑)。


 さて、この本に関心をもたれた方は、初めて学年主任になられた方や学年主任を経験された方、あるいは、「そろそろ学年主任になるんじゃないかな?」と思われている方ではないかと思います。さらには、学年主任という立場に、何かしらの不安や悩みを抱えておられる方かもしれません。例えば、

 ・そもそも若手やベテランの先生と、どう関わればいいの…。

 ・頼りにされても困るな…。

 ・他の学級のフォローもしなきゃ…。

 ・若手の先生にいろいろと教えないと…。

 ・私よりもふさわしいベテランの先生がいるのに…。

 ・管理職や保護者とも、うまくやらないと…。

などでしょうか?とてもよくわかります。きっとあなたは責任感のある学年主任なのでしょう。同時に、あなたの責任感が大きいほど不安や悩みは大きいのかもしれません。

 そこで 本書は、人間関係づくりを中心に、学年主任としてどのように働くかを述べていきます。第1章では、学年主任にとって大切なことについて、 第2章では、学年主任に必要なマインドセットについて書いています。何を大切にしていくか、あるいは、どのように考えると心にゆとりがもてるか、のヒントになればと思います。第3章では、実際にどのような仕組みを学年団に築いていくとよいのかをまとめています。最後の第4章では、よくある学年主任の悩みに対して、Q&Aの形式で書いています。第3章以降は、具体的な場面を思い描きやすいようにまとめていますので、各校や各学年団の実態に応じて参考にしていただければと思います。


 このような本書が、素敵な学年団をつくり、子どもたちへのよりよい指導への一助となれば幸いです。手に取っていただき、誠にありがとうございます。


  2023年12月   /佐野 陽平

著者紹介

佐野 陽平(さの ようへい)著書を検索»

1987年 大阪府大阪市生まれ。大阪市公立小学校教諭。

2010年4月より大阪市公立小学校勤務5年、大阪教育大学附属池田小学校勤務5年を経て現職。2019年〜現在教育サークルプットスルカイ代表、2021年〜現在子どもとつくる社会科研究会在籍、2022年〜現在関西社会科授業実践研究会副会長。2018年〜現在依頼を受けた大阪府、大阪市の公立小学校で、社会科授業づくりに関する実践をもとにした教員研修を行っている。

Instagramのアカウントにて、板書を主とした小学校社会科の授業実践を発信中。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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