- はじめに―生成AIが劇的に変える保育の仕事
- Chapter1 あらためておさらい!保育の記録のきほん
- 1 保育には,どのような記録がある?
- (1) 様々な記録と保育の可視化
- �@ 保育には多種多様な記録がたくさんある
- �A 写真や動画で保育を見える化・可視化する
- (2) 記録を整理整頓する
- 2 なぜ記録する必要があるのか?
- �@ 記録を通した振り返りによって保育の質を高めるため
- �A 子どもの育ちを可視化し共有するため
- �B 保育の専門性を証明し,責任を果たすため
- �C チーム保育を円滑に進めるため
- 3 保育では,何を記録するのか?
- (1) 見えないものを見取り,書く
- (2) 記録の目的を考える
- 4 どのようにして子どもの育ちを見つけるのか?
- (1) 人間は物事を多面的に見ることが苦手である
- (2) 「10の姿」で強制的に視野を広げる
- 5 伝わる記録にするためには,どうすればよいか?
- (1) 効果てきめん!3文構成法
- (2) 基本的な文章の書き方を身につける
- コラム 目的を考えることの大切さ
- Chapter2 これだけは知っておきたい!生成AIのきほん
- 1 生成AIとは?生成AIで何ができるようになる?
- (1) 生成AIとは?
- �@ 文章やアイデアを「生み出す」
- �A 生成AIのすごさは「生み出す」にあり
- (2) 生成AIで何ができるようになる?
- �@ 文章作成の負担軽減
- �A 保育者の相談役
- �B 業務を効率化し,時間に余裕が生まれる
- 2 魔法の呪文「プロンプト」の基本ルール
- (1) 回答の精度を高めるためには?
- �@ プロンプトとは?
- �A よりよいプロンプトとは?
- (2) よりよい回答を引き出すための5つのポイント
- �@ 明確な役割を与える
- �A 具体的な目的・対象・制約条件を伝える
- �B 出力形式を指定する
- �C 具体例や見本を提供する
- �D 思考のプロセスを問う
- 3 保育で使える!文章・資料作成AIカタログ
- (1) どのような生成AIツールがある?
- �@ Gemini:最新情報の検索とGoogle連携の達人
- �A ChatGPT:文章作成とアイデア出しの万能パートナー
- �B Gamma:デザイン不要!一瞬でスライドを作る魔法使い
- �C Genspark:情報収集の救世主!調べ物はお任せの頼れる相棒
- �D Perplexity AI:検索の手間をゼロに!根拠のある答えを即座に届ける案内役
- (2) 生成AIツールに関するよくある質問とは?
- �@ GeminiとChatGPTのどちらがよいか?
- �A 有料版と無料版の違いとは?
- �B 生成AI一つーつの使い方を覚えるためには?
- �C 個人情報が漏れるのでは?
- �D みんなが生成AIを使うと同じような回答ばかりになるのでは?
- 4 たった1分で議事録作成!AIボイスレコーダー「PLAUD NOTE」
- (1) AIボイスレコーダーが記録の負担を大幅に減らす
- �@ 保育者を悩ませる記録という重労働
- �A PLAUD NOTE(プラウドノート)とは?
- �B PLAUD NOTEの使い方は驚くほど簡単!
- (2) 保育現場での活用シーン
- �@ 職員会議やクラス会議
- �A 保護者面談・個人面談
- �B 保育の振り返り
- (3) PLAUD NOTEが保育者にもたらす本当の価値とは?
- コラム 生成AIとの共存―「AIを骨組み,自分を肉付けにする」
- Chapter3 毎日の書類作成をAIで劇的にラクにする!
- 1 【5分で完了!】毎日の連絡帳
- (1) メモ書きから連絡帳の文章を生成するプロンプト
- �@ メモ書きが連絡帳に生まれ変わる
- �A メモ書きさえ不要!写真から連絡帳へ
- �B AIに連絡帳を添削してもらう
- (2) 複数の子どもの連絡帳をまとめて作成するプロンプト
- �@ 複数の連絡帳を数秒で作れるスピード感
- �A AIは6人の子どもの連絡帳をどうやって書くか?
- (3) 保護者からの質問に対する回答を考えてもらう
- �@ 保護者への返事は特に時間とストレスがかかる
- �A 保護者の質問にAIはどのように回答するか?
- 2 【15分で完成!】保育日誌・指導計画
- (1) 「3ステップAI活用術」で「考察」を作成する
- �@ 考察の作文を効率化して,その効果を高める
- �A 実践!考察を充実させる「3ステップAI活用術」
- (2) 「考察」をぐっと深める
- �@ ステップ3では様々な思考実験をする
- �A 「10の姿」で子どもの育ちをたくさん発見する
- (3) AIを活用して保育の展開を考える
- �@ 写真を読ませて次の保育を考えてもらう
- �A 前週の計画や振り返りから次の週案を作る
- 3 【30分でプロ級!】クラス便り
- (1) 季節や行事に合わせたクラス便りを作ってもらう
- �@ クラス便り,もっと楽に,もっと素敵なものにしませんか?
- �A クラス便りに適したイラストも作成できる
- �B AIの回答を比べてみる
- (2) 写真から保護者の心に響くキャプションを生成する
- �@ 気の利いた一言が保護者の心に刺さる!
- �A 様々な保護者を想定した言葉を考える
- (3) AIで作成したイラストを挿絵に使う方法
- �@ 「あと少し」のこだわりを叶えたいときこそAIに描いてもらう
- �A 万能な相棒!GeminiとChatGPT
- �B 図解が得意!Napkin AIとGenspark
- 4 【スキマ時間で解決!】保護者対応・その他書類
- (1) 保護者会や行事のお知らせを作成する
- �@ 保護者向けの文章作成は神経がすり減る
- �A 文章だけではなくレイアウトも考えてもらう
- (2) 伝えにくいお願い事をポジティブな依頼に変身させる
- �@ AIで保育者の心と時間を守る新しい文章術
- �A 「ポジティブな表現にして!」と指示するだけ
- (3) 園内研修の報告書をサッとまとめる
- �@ 研修会は好き!でも研修報告書の作成は苦手!
- �A AIにキーワードを渡し,報告書作成をしてもらう
- �B キーワードも不要!研修会時の資料から報告書へ
- コラム 誤字脱字や炎上する表現がないか点検してもらう
- Chapter4 生成AIを活用して様々な仕事をラクにする!
- 1 面倒な情報収集や整理を手っ取り早く済ませる
- (1) 調査・整理はAIの得意分野
- (2) 保護者向けのイベントを調べる
- 2 アンケートの項目作成と結果を図表・グラフにしてもらう
- (1) AIを使ってアンケート調査のよい所取りをする
- (2) 数秒でアンケート調査が完成!
- (3) 図表・グラフ化もAIのお手の物!
- 3 複雑で,長い自治体からの通知はAIで要約する
- 4 実習日誌や指導案を添削してもらう
- (1) 実習日誌や指導案の添削もAIの得意技
- (2) 実践!AIにルールを学習させて添削する方法
- 5 気になる子に対する対応を相談する
- (1) AIは保育者だけではなく気になる子も救う
- (2) AIを最強の相談相手にするためのステップ
- 6 動画から活動記録を作る・動画を要約する
- (1) 動画を宝の持ち腐れにしないために
- 7 「Storybook」を使って手作り絵本を作る
- (1) 自分だけの特別な絵本を作る
- �@ 「Storybook」はみなさんの専属絵本作家
- �A 保育の様々な場面で使える「Storybook」
- (2) 「Storybook」の活用方法
- �@ テーマと対象年齢を指示するだけ
- コラム 読むより見る・聞く!文章を要約してもらい動画で視聴する
- Chapter5 安心してAIと付き合うためにこれだけは守りたい約束
- 1 個人情報保護の徹底と園内でのルール作り
- (1) AIは外部のサービスであることを忘れない
- (2) 園内でルールを作ること
- (3) AIが生成した絵本や歌を使う際の注意点
- 2 AIの答えを鵜呑みにしないためのチェックポイント
- 3 変な答えが返ってくる?!困ったときのQ&A
- Q1:質問したのに求めていない答えが返ってきます
- Q2:AIにうまく答えてもらえず,何度もやり直してしまいます
- Q3:同じ質問なのに,毎回違う答えが返ってきます
- Q4:内容が正しそうだけれど,どこか違和感があります
- Q5:明らかにおかしな内容が出てきました
- 4 AIが生み出した時間で,子どもともっと関わろう
- (1) AIは保育者の専門性を高めるツール
- (2) 効率化の目的は「手を抜くこと」ではない
- (3) AIで生まれた時間が保育の質を変える
- あとがきに代えて―過去の延長で未来を考えない
はじめに
―生成AIが劇的に変える保育の仕事
本書は,保育現場に生成AIを活用することで保育者の仕事の効率や質が劇的に改善するということを伝えるための本です。
「生成AI」と聞くと,どこか冷たい印象をもたれたり,「手抜きをしていると思われる」「なんだか難しそう」と不安を感じたりする保育者もいるかもしれません。しかし,まずはこれだけははっきりと言いたいと思います。生成AIはみなさんの仕事を劇的に効率化し,仕事の質も高めてくれる,しかも簡単に使える強力なパートナーです。
指導計画や個別計画,連絡帳やクラス便り,研修報告書や保護者向けの案内文のような保育で欠かせない書類の作成は生成AIが最も得意とするところです。書類だけではなく,動画の要約,オリジナル絵本やクラス便りの内容に適したイラストの作成,実習生の指導案の添削,今のクラスの状況に適した遊びの提案も生成AIが担ってくれます。保育で必要な仕事はほぼすべて生成AIが担当できます。それも,大変言いにくいのですが,保育者が担当するよりも速く,高品質に結果を出してくれるのです。
生成AIの使い方は実に簡単です。人に話しかけるように入力するだけです。回答をよりよくするためのちょっとしたコツはありますが,「保護者向けに運動会の案内文を書いて」と生成AIに向かって話しかけるだけです。
本書では,今日からすぐにでも実践できる生成AIの具体的な活用法をわかりやすく丁寧に説明していきます。新しい時代の扉を一緒に開いてみましょう。本書が,みなさんの保育者人生をより充実したものにするきっかけになれば幸いです。
2026年9月 /浅井 拓久也
-
明治図書















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