365日の学級経営ToDoリスト 使える仕事術&デジタルツール

365日の学級経営ToDoリスト 使える仕事術&デジタルツール

近日刊行予定

今日のToDoが、明日の笑顔をつくる

忙しい毎日でも、子どもと笑顔で向き合いたい先生へ。本書は、1年間の学級経営を「月ごとのToDoリスト」と「使える仕事術&デジタルツール」で整理した実用ガイドです。毎月のToDoリストと、使えるテンプレートもQRコードからダウンロードできる必携の1冊。


紙版価格: 2,200円(税込)

送料・代引手数料無料

電子版予価: 1,980円(税込)

3/4刊行予定

ISBN:
978-4-18-240337-8
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 144頁
状態:
近日刊行
出荷:
2026年2月13日

CONTENTS

もくじの詳細表示

はじめに
第1章 今こそ身につけたい! 学級経営の4つのスキルと働き方の極意
1 VUCA時代の教育現場
1 急激に変化する社会情勢と学校
1 教育現場を直撃する最新トレンド
2 教室に押し寄せる社会の波
3 日常の学級経営がこう変わった
2 スクリーンと共に育った世代を知る
1 Z世代・α世代はこんな子どもたち
2 学び方も遊び方も変わった!
3 教師側のマインドセットやスキル
1 ファシリテーターとしての役割
2 コーディネーターとしての役割
3 多様性を尊重し,個に応じた指導を行う
4 批判的思考力・情報リテラシーの育成
5 働き方改革とチーム学校の推進
3 教師を追い詰める5大ストレス要因
4 学級経営で身につけておきたい4つのスキル
1 業務効率化スキル
1 「優先順位づけ」と「捨てる勇気」
2 テンプレート化・ICT活用
3 「丁寧さ」と「効率」のバランスをとる
2 信頼を育む!三方向コミュニケーション術
1 三者とも「子どもの成長」を願っている
2 子どもとのコミュニケーション
3 保護者とのコミュニケーション
4 同僚とのコミュニケーション
3 学級づくりスキル
4 メンタルケア&ワークライフバランス
1 セルフケア:自分を守る習慣をもつ
2 職場でできること
5 本書について
1 仕事が早い先生はココが違う!時間管理術
2 ICTが苦手でもOK!これだけ押さえれば大丈夫
3 本書の使い方と構成
1 学校現場における◯月の特徴
2 ◯月のToDoリスト
3 ◯月の使える仕事術&デジタルツール
4 ◯月の学級経営のポイント
第2章 365日の学級経営 時期別ToDoリスト 使える仕事術&デジタルツール
1 4月〜5月:新年度スタートダッシュ
1 4月〜5月の学級経営のポイント
2 4月〜5月の主な行事カレンダー
4月〜5月ToDoリスト!@
4月〜5月ToDoリスト!A
3 使える仕事術&デジタルツール(4月〜5月)
1 共同編集機能で,学級開きの進捗を確認!
2 名簿フォーマットを作っておこう!
3 クラスのポータルサイトを作ろう!
4 Googleフォームでテンプレートを作ろう!
5 学級通信・学年通信のテンプレートを作ろう!
6 教科書会社の「年間指導計画」をダウンロードしておこう!
7 授業準備・教材研究をクラウド化しよう!
8 担任自己紹介はKahoot!で全員参加ゲームに!
9 朝のしたくを“デジタルサイネージ化”しよう!
4 4月〜5月の学級経営 子ども対応のポイント
1 「はじめの6週間」で関係と習慣をつくる
5 4月〜5月の学級経営 保護者・同僚連携のポイント
1 「早く」「薄く」「こまめに」情報共有する
Column 思わず書きたくなる「テーマ日記」
2 6月:梅雨どきミドルポイント
1 6月の学級経営のポイント
2 6月の主な行事カレンダー
6月ToDoリスト!
3 使える仕事術&デジタルツール(6月)
1 運動会を見える化と効率化しよう!
2 学校行事もKahoot!で楽しく学習しちゃおう!
3 面談スケジュールをGoogleカレンダーで“自動割り振り”しよう!
4 学級目標に対する振り返りを“ポートフォリオ”で蓄積しよう!
5 学級懇談会をデジタルでスマートに進行しよう!
4 6月の学級経営 子ども対応のポイント
1 魔の6月を“安定の6月”に変えるコツ
5 6月の学級経営 保護者・同僚連携のポイント
1 一石三鳥!担任のひと言で三者を笑顔にする
Column「忘れ物しなくなるカード」で自立心を育む6月の工夫
3 7月:1学期の総仕上げと2学期への橋渡し
1 7月の学級経営のポイント
2 7月の主な行事カレンダー
7月ToDoリスト!
3 使える仕事術&デジタルツール(7月)
1 教室掲示をデジタル化してみる!
2 夏休み課題一覧のWeb配信をしてみる!
3 学期末の振り返りアンケートをフォームで実施しよう!
4 夏休み前の「持ち帰りチェックリスト」を活用する!
4 7月の学級経営 子ども対応のポイント
1 2学期が待ち遠しくなる7月の過ごし方
5 7月の学級経営 保護者・同僚連携のポイント
1 感謝と見通しでつなぐ7月の連携術
4 8月:仕事貯金とリフレッシュの両立を
1 8月の学級経営のポイント
2 8月の主な行事カレンダー
夏休みToDoリスト!
3 使える仕事術&デジタルツール(8月)
1 行事の台本をAIで作成しよう!
2 生成AIで「2学期学年・学級通信ネタ」一覧を作成しよう!
4 8月の学級経営 子ども対応のポイント
1 夏休みこそ学級経営の準備期間
5 8月の学級経営 保護者・同僚連携のポイント
1 安心と効率は夏に仕込む
5 9月:再始動!学習リズムと生活リズムの再確認
1 9月の学級経営のポイント
2 9月の主な行事カレンダー
9月ToDoリスト!
3 使える仕事術&デジタルツール(9月)
1 夏休み課題提出はチェックボックスで簡単にしよう!
2 誰でもできちゃう!黒板メッセージ&黒板アート!
3 行事での「役割分担&進捗確認」を見える化しよう!
4 チャンネル機能で行事の進行と情報共有を効率化しよう!
5 これは楽しい!わたしは誰でしょうクイズ!
6 BINGO形式で楽しくICT研修をしよう!
4 9月の学級経営 子ども対応のポイント
1 第2の学級開きは“思い出す”から始める
5 9月の学級経営 保護者・同僚連携のポイント
1 見える化で家庭も職員室も安心する
6 10月:行事の山場と日常のリズムづくり
1 10月の学級経営のポイント
2 10月の主な行事カレンダー
10月ToDoリスト!
3 使える仕事術&デジタルツール(10月)
1 練習記録を動画で共有!デジタル学級通信を使ってみよう!
2 行事やクラスのテーマ曲を作成してみよう!
3 校内研究記録を共同編集!Padletで“積み重ね”を見える化しよう!
4 読書週間のおすすめ本紹介をスライドにしよう!
4 10月の学級経営 子ども対応のポイント
1 中だるみを防ぐ10月の一手
5 10月の学級経営 保護者・同僚連携のポイント
1 交通整理が行事成功の秘訣
Column 「子どもを認める言葉リスト」で広がる温かな教室づくり
7 11月〜12月:まとめと成長を感じる季節に―学期末の学級経営戦略
1 11月〜12月の学級経営のポイント
2 11月〜12月の主な行事カレンダー
11月〜12月ToDoリスト!
3 使える仕事術&デジタルツール(11月〜12月)
1 2学期の感謝を動画で届けよう!
2 見える化で所見作成を効率化しよう!
3 写真や成果物を映して語る!懇談会の新スタイル!
4 話すだけでデータ化!来年度に向けた学年の引き継ぎを作成しよう!
4 11月〜12月の学級経営 子ども対応のポイント
1 温かな雰囲気で2学期を締めくくる
5 11月〜12月の学級経営 保護者・同僚連携のポイント
1 見える化で信頼を積み重ねる
8 1月〜2月:学年末への助走
1 1月〜2月の学級経営のポイント
2 1月〜2月の主な行事カレンダー
1月〜2月ToDoリスト!
3 使える仕事術&デジタルツール(1月〜2月)
1 振り返りジャーナルをデジタルでしてみよう!
2 卒業行事の日程調整を共有カレンダーで効率化しよう!
3 卒業文集の原稿をフォームで回収しよう!
4 NotebookLMで議事録や記録を要約しよう!
4 1月〜2月の学級経営 子ども対応のポイント
1 感謝と挑戦をつなぐ1月〜2月
5 1月〜2月の学級経営 保護者・同僚連携のポイント
1 締めくくりと準備を同時進行5
9 3月:別れと旅立ち,そして未来へのバトンパス
1 3月の学級経営のポイント
2 3月の主な行事カレンダー
3月ToDoリスト!
3 使える仕事術&デジタルツール(3月)
1 ChatGPTで通知表の所見文を自動生成しよう!
2 クラウド上に新年度引き継ぎ資料テンプレートを準備しよう!
3 1人1枚学級通信 最終号をCanvaの一括作成で作成しよう!
4 大掃除計画をクラウドで作成&共有しよう!
5 クラウドストレージのフォルダを年度別に分類しよう!
6 年度末に,タブレット端末のデータを整理しよう!
4 3月の学級経営 子ども対応のポイント
1 終わりと未来をつなぐ3月
5 3月の学級経営 保護者・同僚連携のポイント
1 引き継ぎ上手は学年末上手
ToDoリスト「QRコード一覧」
参考文献一覧
おわりに

はじめに

 今年度,6年間勤めていた学校を離れ,人事異動になりました。

 人事異動をすると,仕事環境に慣れるまでに圧倒的な負荷がかかります。4月1日,私は小学1年生の担任とICT担当を兼ねることが校内で発表されました。


 どの学校にも独自の行事や手順がありますが,学校全体の年間の大きな流れは変わりません。

 私は前任校で,毎月の仕事内容をリストアップして“見える化”することを続けてきました。


 正直に申しますと,その背景には「仕事の抜け漏れで迷惑をかけないか」「突発的な対応に追われてしまうのではないか」という不安がありました。現場の先生は,次々に降りかかる業務を処理し続け,机の上はすぐに書類でいっぱいになります。自分のペースで働くことが難しい職業なのです。息つぎの余裕がないままクロールで必死に泳ぎ続けているような感覚です。


 しかし,仕事内容をリストアップし,見える化することで,自分のタイミングで「息つぎ」ができるようになりました。優先順位をつけ,自分のペースで仕事に取り組めるようになったのです。そのおかげで,授業や子どもの成長の場面をじっくり考える余裕が生まれ,教育という仕事が以前よりもっと好きになりました。さらに,教材研究やセミナー,教育サークルに顔を出すなど,学びを深める時間ももてるようになり,日々の充実感が増しました。


 もちろん,全てが思い通りにはいきません。会議や緊急対応もありますが,少なくとも“自分でコントロールできる部分”があることが,心の安定につながります。そして,このリストを共有すれば,次年度の担任や学校全体の動きにもつながります。再現性と持続性は,今の教育現場で欠かせない課題です。


 ゴールは変わりません。目の前の子どもを成長させ,生きる力を育むこと。この不変の目標のために,教師の働き方を工夫することは,子どもとの時間を生み出すことにつながります。


 本書では,1年間の学級経営を「月ごとのToDoリスト」と「使える仕事術」として整理しました。「使える仕事術」とは,ICTやAIツールを含めた,教師がすぐに実践できる工夫や仕組みを指しています。学級づくり,授業づくり,保護者・同僚との連携まで,毎月の仕事の流れに沿って実践アイデアをまとめています。忙しい日々の中でも,“必要なことを,必要なときに”確認できるような手引きをめざしました。


 全ては,目の前の子どものために。

 本書がみなさんのアンテナを通して,子どもとの学びをより豊かにし,そして先生方の生活や心のゆとりにつながっていけば幸いです。


   /谷中 優樹

著者紹介

谷中 優樹(たになか ゆうき)著書を検索»

1996年生まれ。2026年現在,愛知県豊川市立東部小学校の教諭として勤務。Apple Teacher,Google認定教育者 Level 1,Kahoot! Ambassador,GoodNotes Ambassador,SKYMENUエキスパート Teacher,ミライシートDXエデュケーター,デジタル推進委員など多数の資格を保有。また,XおよびInstagramを中心に,教育技術,業務効率化,そしてAIやICTを駆使した教育に関する毎日投稿が,SNSで1.7万人以上のフォロワーに支持されている。豊川教育サークル01(ゼロ・ウーノ)に所属。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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