特別支援教育サポートBOOKS
発達障害の子どものためのマンガで学べるパーソナル・スペース

特別支援教育サポートBOOKS発達障害の子どものためのマンガで学べるパーソナル・スペース

社会で生きていく上で迷惑行為に至らないための予防ガイド

沢山の空席があれば、見ず知らずの人のすぐ隣には座らない…自然と身に付く距離感ですが、発達障害の子どもの中には、人との距離が近すぎたり触ってしまったり、そこからトラブルになるケースも。どこまではOKなのか、どこからNGなのか、PSを視覚的に学べる1冊。


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ファイル形式

PDF
ISBN:
978-4-18-235627-8
ジャンル:
特別支援教育
刊行:
対象:
小・中・他
仕様:
A5判 160頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年12月9日
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Contents

もくじの詳細表示

はじめに
発達障害の子どもとパーソナル・スペース
第1章 距離感 女性にどこまで近づいてよいか
0〜5歳 知り合いではない/知り合い
6〜12歳 知り合いではない/知り合い
13〜15歳 知り合いではない/知り合い
16〜18歳 知り合いではない/知り合い
19〜39歳 知り合いではない/知り合い
40〜64歳 知り合いではない/知り合い
65歳〜  知り合いではない/知り合い
発達障害の子どもを支援するためのアドバイス
第2章 視線 女性をどれだけ見つめてよいか
0〜5歳 知り合いではない/知り合い
6〜12歳 知り合いではない/知り合い
13〜15歳 知り合いではない/知り合い
16〜18歳 知り合いではない/知り合い
19〜39歳 知り合いではない/知り合い
40〜64歳 知り合いではない/知り合い
65歳〜  知り合いではない/知り合い
発達障害の子どもを支援するためのアドバイス
第3章 声の大きさ 女性に対してどれぐらいの大きさの声がよいか
0〜5歳 知り合いではない/知り合い
6〜12歳 知り合いではない/知り合い
13〜15歳 知り合いではない/知り合い
16〜18歳 知り合いではない/知り合い
19〜39歳 知り合いではない/知り合い
40〜64歳 知り合いではない/知り合い
65歳〜  知り合いではない/知り合い
発達障害の子どもを支援するためのアドバイス
第4章 接触 女性に触れても許してもらえる部分はどこか
0〜5歳 知り合いではない/知り合い
6〜12歳 知り合いではない/知り合い
13〜15歳 知り合いではない/知り合い
16〜18歳 知り合いではない/知り合い
19〜39歳 知り合いではない/知り合い
40〜64歳 知り合いではない/知り合い
65歳〜  知り合いではない/知り合い
発達障害の子どもを支援するためのアドバイス
第5章 表情 女性から不快と思われない表情はどれか
0〜5歳 知り合いではない/知り合い
6〜12歳 知り合いではない/知り合い
13〜15歳 知り合いではない/知り合い
16〜18歳 知り合いではない/知り合い
19〜39歳 知り合いではない/知り合い
40〜64歳 知り合いではない/知り合い
65歳〜  知り合いではない/知り合い
発達障害の子どもを支援するためのアドバイス
参考文献

はじめに

 著者は小,中,高等学校や放課後等デイサービスなどに訪問して,子どもたちの行動について相談を受けることがあります。そのような相談の中で,子どもの中に他人との距離が近すぎたり,他人の身体を触ったりする子がおり,どうしたらよいかと質問されることがあります。

 ある小学校低学年の男子が同級生の女子に近付いたり,彼女の身体に抱きついたり,背中を叩いたり,腕をつねったりするので,その女子が嫌がっていました。先生たちは「人に暴力を振るわないように」と彼に言い聞かせ,約束させます。彼は「わかりました」と言いますが,行動は直りません。

 事情があるのでしょう。母親に可愛がってもらいたいのに,母親は家事と赤ちゃんの世話が忙しく,彼は相手をしてもらえない。彼には趣味や話題の合う友達がおらず,淋しい毎日を送っている。そこに,自分より弱そうな女子を見つけたので,迷惑な行動をしてみて,その女子の反応を楽しんでいる。そういうことかもしれません。彼は,人から愛情深く関わってもらう必要があるのでしょう。しかし,それに加えて,他にできることもあると思います。

 著者は本書の試作を先生に差し上げました。先生は彼にそれを見せて,50cmの約束をしました。小学生男子は知り合いの女性でも50cmは離れる必要があると。彼は視覚刺激から入るのが得意だったのかもしれません。彼が女子に接触しそうになったら,先生が「50センチだよね」と言うと,彼はすぐに50cmの距離を置けるようになったのです。彼が50cmのルールを守るようになったことを,先生はほめることができて嬉しいと言いました。叱られてばかりいた彼も,ほめられることが増えて,最近落ち着いてきました。

 話ができすぎだと思われるでしょうか。そんなに簡単な子ばかりではないと言われそうですね。でも,子どもによっては,このような視覚刺激がタイミングよくはまる場合があります。そして,多少でもルールを守れたらほめること,これが重要です。ほめなければすべてが水の泡になります。そのような関係づくりのきっかけのために,本書がお役に立てば望外の喜びです。


  2018年6月   /佐竹 真次

著者紹介

佐竹 真次(さたけ しんじ)著書を検索»

1955年,山形県生まれ。1980年山形大学教育学部卒業。1980年〜83年,千葉県立印旛養護学校教諭。1989年筑波大学大学院博士課程心身障害学研究科修了(教育学博士)。1989年〜97年,東京学芸大学附属養護学校教諭。1997年〜現在,山形県立保健医療大学教授。臨床発達心理士,スクールカウンセラー。日本特殊教育学会,日本発達心理学会,日本臨床発達心理士会等に所属し,一貫して現場寄りの教育支援・発達支援の研究を行う。

斎藤 丈寛(さいとう たけひろ)著書を検索»

新潟県生まれ。山形大学理学部物理学科卒業。漫画家。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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