自己有用感・自尊感情を育てるコーチング・アプローチ

自己有用感・自尊感情を育てるコーチング・アプローチ

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他者にも自分自身にも認められる子どもを育てよう

「どうせ私なんか…」と強い劣等感を抱く子どもを叱咤しても、状況は何も変わりません。自己開示や具体的行動を促すスキル、自分の強みを自覚させるスキル、短所を長所に変換するスキル…など、子どもに自信を取り戻させる多彩なコーチング・アプローチを紹介します。


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ISBN:
978-4-18-227923-2
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 128頁
状態:
在庫あり
出荷:
2018年6月22日
新学習指導要領解説書籍
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もくじ

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はじめに
第1章 自己有用感・自尊感情を育てることの大切さ
「私なんか…」の背景にあるもの
子どもの「自尊感情」を高めるために
子どもの「自己有用感」を高めるために
自己有用感や自尊感情を高める「コーチング」とは
第2章 子どもの自己有用感・自尊感情を育てるコーチングスキル
すべてのアプローチに通じる最優先課題
【ラポール】
子どもの実態を把握するスキル
【観察】
子どもの認識とのギャップを埋めるスキル
【削除,歪曲,一般化】
子どもの味方になるスキル
【味方】
子どもの問題行動に冷静に対処するスキル
【寛大,未熟さの自覚】
瞬時に人間関係を整えるスキル
【ペーシング】
子どもの自己開示や具体的行動を促すスキル
【傾聴】
子どもに安心感を与え,前向きな気持ちを引き出すスキル
【おうむ返し】
子どもに自分の個性を自覚させるスキル
【個性】
子どもに自分の強みを自覚させるスキル
【強み】
子どもにやる気をもって実行させるスキル
【Want,Must,Can】
子どもの意識を前向きに切り替えるスキル
【アソシエイト,デソシエイト】
子どもを承認するスキル@
【Youメッセージ,Iメッセージ】
子どもを承認するスキルA
【具体的な事実】
子どもに自分のよさに気づかせる質問のスキル
【拡大型質問,特定型質問】
子どもの可能性を引き出す質問のスキル
【未来型質問,過去型質問】
子どもに成功の手がかりを与える質問のスキル@
【肯定型質問,否定型質問】
子どもに成功の手がかりを与える質問のスキルA
【4W1H】
子どもによいイメージを描かせるスキル
【五感】
抽象的なイメージを具体的な行動に結びつけるスキル
【チャンク・ダウン】
具体的な行動から理想像をイメージさせるスキル
【チャンク・アップ】
自信を喪失した状態を抜け出すきっかけを子どもに与えるスキル
【今が完全】
子どもに自己決定させながら成長に結びつけるスキル
【提案】
子どもに教師から期待されていると感じさせるスキル
【リクエスト】
子どもに広い視野をもたせるスキル
【ブロードビュー】
子どもに明確な目標を設定させるスキル
【ビジョン】
子どもの沈黙に対処するスキル
【沈黙】
子どものマイナス思考を転換させるスキル
【事実,解釈,決断】
子どもに成功のイメージをもたせるスキル
【モデリング】
子どもの思い込みをプラスに転換するスキル
【思い込み】
子どもが目標に向かう原動力を引き出すスキル
【リソース】
段取りよく物事に取り組めるように子どもを導くスキル
【優先事項,後先事項】
子どもの価値観を明確にするスキル
【価値観】
子どもに時の流れに沿って目標をとらえさせるスキル
【未来,現在,過去】
枠組みを変えて子どもに新たな価値観を示すスキル
【状況のリフレーミング,内容のリフレーミング】
子どもの短所を長所に変換するスキル
【置き換え】
「できない思考」の繰り返しから子どもを脱却させるスキル
【ミルトン・モデル】
第3章 教師の自尊感情を高めるコーチングスキル
自分の教育活動に自信を与えるスキル@
【ミッション・ステートメント】
自分の教育活動に自信を与えるスキルA
【子どもの事実,変容】
自身の内面を冷静に見つめ,人間関係の改善を図るスキル
【エンプティ・チェア】
潜在的な能力や資質を引き出すスキル
【アファメーション】
おわりに

はじめに

 多くの子どもは,自分自身に対して何かしらの劣等感をもっています。

 しかし,他者から認められる経験や他者の役に立ったという経験をなかなかもてない子どもは,この劣等感が次第に大きくなり,やがて,「自分には価値があり,尊敬されるべき人間であると思う感情」(自尊感情)や「他者との関係の中で,自分がどれだけ大切な存在であるかということを,自分自身で認識する感覚」(自己有用感)を失ってしまいます。

 このことは,多くの先生方が現在の教育現場における切実な問題の1つと認識されていることと思います。

 考えてみれば,だれしも必ず他人と比べると劣っている面があります。

 例えば,教師である私はプロ野球選手に比べると野球は下手です。

 一方で,私はプロの教師ですから,一般的なプロ野球選手と比べると,子どもに教えることは得意であると言えるでしょう。

 このように,ちょっとした見方の転換ができれば,多くのことは劣等感を抱くほどのことではありません。しかし,大人よりも世界が狭い子どもには,それがなかなかできません。そこで,教師の手助けが必要になるわけです。

 本書では,その手助けの具体的なアプローチの方法として,コーチングに基づく様々なスキルを紹介しています。それらを実践していただくことで,子どもたちが自分らしさを取り戻し,幸せな生き方と自分らしい人生を送ることができるようになることを願っています。


  2017年6月   /神谷 和宏

著者紹介

神谷 和宏(かみや かずひろ)著書を検索»

1960年生まれ。現在愛知県公立中学校教諭。

愛知教育大学数学教室を卒業後,中学校教員になる。コーチングの専門機関で学び,プロコーチとなり,現在は教育現場でコーチングを通して子どもの夢をはぐくむ活動を行っている。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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