国語教師力を鍛える
―授業づくりステップアップの理論×方法―

国語教師力を鍛える―授業づくりステップアップの理論×方法―

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国語のプロフェッショナルが教える、本物の授業づくり

「国語って、何をどう教えればいい?」― 「分かる」「分からない」・「できる」「できない」を曖昧に感じやすい教科だからこそ、本当に子どもたちの力になっているか、どう考えれば国語の授業として成立するのか、「国語教師力」を鍛えリフレクション(省察)しよう!


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ISBN:
978-4-18-210519-7
ジャンル:
国語
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 128頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年12月9日
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目次

もくじの詳細表示

はじめに
第1章 場づくりから考える国語学習―言語活動とアクティブ・ラーニング―
1 言語活動をどう考えるのか
2 国語科に求められる協同学習―協同学習の意義とは
3 協同学習成立に必要なこと
@目的の明確化
A場の設定
B時間の設定
Cまず自分の考えをまとめる
D聞き合うルール
E適切な教師の立ち位置
F聞き合える土壌
G個々の観察
4 アクティブ・ラーニング時代にも求められる一斉指導とは
5 「伝統的な言語文化」は体感で教える
1 小学校で古文漢文の入ってくる意義とは
2 「親しむ」とは、どうすることか
6 国語学力を高めるために
1 言語感覚を育てる
2 言語感覚チェック
3 言語姿勢が個を育てる
Q1 子どもの生活圏にない言葉は、どう指導する?
第2章 国語教師力を高める 文学教材 指導のポイント
1 ステップアップのために意識する3つの観点
1 国語の力をつけること
2 情景描写を読み取ること
3 精神的なレディネスを踏まえること
2 イメージを大切にする
1 言葉にはイメージがあることを教える
2 イメージの授業の実際
3 人物設定の視点から見る―教材「ごんぎつね」を例に
視点1 立場・状況
視点2 家族関係・家族状況
視点3 性格
視点4 話し方・行動の特徴
視点5 時代背景
Q2 音読は、感情をこめるべき? 淡々と読むべき?
Q3 説明文と物語文の音読は、違う?
第3章 国語教師力を高める 説明文教材 指導のポイント
1 ステップアップのために意識する3つの観点
1 指導目標を具体化すること
2 説明文を読む目的を明確にすること
3 初読以上の深まりを感じさせること
2 説明文でこそ国語力をつける
1 読む力は音読と非連続型テキストでつける
2 まとめる力は指針を示して
3 書く力は短作文づくりで鍛える
Q4 なぜ、書写するべきなのか?
第4章 国語通信で家庭と授業をつなぐ
1 なぜ国語通信を出すのか
1 家庭での誤った指導を是正する
2 子どもの作品を載せることで意欲を高める
2 実例で見る国語通信
1 授業内容を伝える
2 国語テストの分析・解説
3 本の紹介
4 国語のコラムを入れる
5 学習や宿題のポイントを示す
6 子どもを認め、励ます
Q5 じっと鉛筆を持ったまま書けない子どもはどうしたらいい?
第5章 スキルアップするための国語科ヒドゥンカリキュラム
1 文章を読む習慣を持つ
2 まとまった文章を書く機会をつくる
3 辞典を手元に置く
4 言語感覚を磨く
5 語彙を豊かにする
6 子どもから聞き切る力を持つ
7 プレゼン(説明)を練習する
8 コミュニケーション能力を高める
9 発声力・朗読力を磨く
10 ユーモアを鍛える
Q6 学びにくい子どもへの対応は?
おわりに
参考文献

はじめに

 「国語の授業がうまくいきません。」

 「国語って、何をどう教えればよいのでしょうか?」

そういう声をよく耳にします。

 国語は、「分かる」「分からない」や「できる」「できない」を曖昧に感じやすい教科です。

 「大造じいさんとガン」を学習しても、五年生レベルの文学教材がほとんど読み取れるようにはなりません。学習を通じて何を学んだのかということの実感を持ちにくい教科なのです。


 現在、僕は多くの小学校現場の研究・研修に関わり、追手門学院小学校では、メンターとして若手育成の仕事に携わっています。その中で、先生方が国語の授業で何を悩み、何が分からなくて、どんなことを求めているのかを、たくさん聞き続けてきました。

 当たり前と思われる基本のことで悩んでいる先生もいます。少し国語教育に取り組みだして、いろいろな壁にぶち当たっている先生もたくさんいらっしゃいます。

 そういう「現場の国語教育では何が求められているのか」ということが最も分かっている教師の一人だと自負しています。

 だからこそ、国語の授業をステップアップするために、実践現場としての考え方(理論)と、追試可能な具体例が示せるのではないかと思うのです。

 国語教育は奥が深いとよく言われます。それは同時に得体が知れないものだというようにも聞こえます。国語の授業をしていて、本当に子どもたちの力になっているのか。どう考えれば、国語の授業として成立するのか。本書は、そういうさまざまな現場の声に応えるための一冊です。


 もうワンステップ、国語の授業を高めたい、少しでも子どもたちに力をつけている実感を持ちたいという思いの先生方に、なんらかの指針が示せれば幸いです。


   /多賀 一郎

著者紹介

多賀 一郎(たが いちろう)著書を検索»

神戸大学附属住吉小学校を経て私立小学校に長年勤務。現在,追手門学院小学校講師。専門は国語教育。

親塾など,保護者教育に力を注いでいる。また,教師塾やセミナー等で,教師が育つ手助けをしている。

絵本を通して心を育てることをライフワークとして,各地で絵本を読む活動もしている。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 「大変わかりやすい本であった。」
      2016/2/1130代 鴻巣市小学校教諭
    • 国語教師としてどうあるべきか具体的に示されてあるので、それをヒントに今度の自分の実践がイメージできた。
      2016/1/3040代 小学校教諭
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