- はじめに
- 新しい通知表はこうする
- 文章表記の具体例
- 通知表を考える
- 3 年
- 国語科
- 社会科
- 算数科
- 理 科
- 音楽科
- 図工科
- 体育科
- 道徳
- 特別活動
- 総合的学習
- 個性・特性
- 学校生活
- その他
- 4 年
- 国語科
- 社会科
- 算数科
- 理 科
- 音楽科
- 図工科
- 体育科
- 道徳
- 特活動
- 総合的学習
- 個性・特性
- 学校生活
- その他
はじめに
*指導要録が「観点別学習状況」を重視した「絶対評価」に改められます。子どもを一定の基準に当てはめて評価するのをやめ,「どれだけ,がんばったか」を評価しようというのです。
*この方法は,各学校が,通知表でずっと実施してきたことです。ですから,要録の方が,通知表に近づいて来たということが言えます。
*したがって,これからは,学級や子どもの実態把握がますます重要になってきます。また,教師の「子どもを評価する力」が,今まで以上に問われることになります。
*本書は,そんな評価の方向と精神をふまえた,新しい文例をたくさん用意しました。先生方が一番苦労される,文章による評価の助けになると信じます。
*特に,新しく加わった「合科的・関連的な学習」と「総合的な学習」の文例をたくさん入れ,内容を充実しました。
*新指導要領も「よい点や進歩の状況を評価して意欲の向上に生かす」と言っています。
通知表の基本精神も,よい点を認めてほめ,やる気を起こさせることにあります。本書の文例も,そのようになっています。
*これからは,学校保存の要録も公開が前提となります。そのため,通知表の資料や観察が,そのまま要録に生かせることになります。
*そのときも,本書は必ずお役に立ちます。大変ですが,がんばって,よい通知表の作成に取り組んでください。
東京都学級教育研究会 顧問 /中嶋 公喜
同 会長・東京都港区立白金小学校校長 /加藤 八郎
前期は苦労しました。色々な先生に指導しただきながら所見書きました。後半は、この本を参考に仕上げて、いきたいと思います。
少しかきはじめたところですが、迷ったときに参考になる1冊です。