主任の仕事からICT活用まで 新時代を生き抜くミドル教師の仕事術

主任の仕事からICT活用まで 新時代を生き抜くミドル教師の仕事術

30代・40代の激動の時代を生き抜く!ミドル世代の仕事術

30代・40代を中心としたミドル世代の先生は、学年主任や研究主任、若手教師の指導者や働き方改革、ICT活用まで、学校の中心としての活躍が期待されています。ミドルリーダーとしての「引き出し」を増やす仕事術とそのノウハウを見開き構成で丁寧に解説しました。


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PDF
ISBN:
978-4-18-187919-8
ジャンル:
教師力・仕事術
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 128頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年3月29日

もくじ

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はじめに
1章 ミドルリーダーとは
1 ミドルリーダーとは
2 ミドル・アップダウン・マネジメントとは
3 サーバントリーダーシップ
4 心理的安全性を保つ職場をつくる
5 尊敬される先輩になる
6 自分の経験を生かして仕事をする
7 変えることができるもの,変えることができないもの
8 国や地方公共団体や学校の教育方針を知ろう
9 ミドルリーダー間の連携をとる@
10 ミドルリーダー間の連携をとるA
11 ミドルリーダーとは(1章まとめ)
2章 校務分掌(主任)マネジメント
12 学年主任は学年メンバーのよさを生かす指揮者
13 学年メンバー間で見通しをもち,仕事の優先順位を提示する
14 組んでいる教員の経験年数や実績によって運営方法を変える@
15 組んでいる教員の経験年数や実績によって運営方法を変えるA
16 学年研の資料はA4で1枚にまとめる
17 児童支援は学年単位で見る
18 授業力向上@ 授業とは
19 授業力向上A 模擬授業と板書
20 授業力向上B 校内研究
21 教科担任制の導入@
22 教科担任制の導入A
23 教科担任制の導入B
24 年間を通して,何をどのように進めたらよいかを細分化しよう
25 上手にお願いして先輩や若い先生に仕事を割り振ろう
26 年間を通して,何をどのように進めたらよいかを決めよう(社会科主任)
27 年間を通して,何をどのように進めたらよいかを決めよう(安全部主任)
28 校内は見方を変えるとどこでも人材育成できる場所(人材育成主任)
29 研究推進部の仕事術@ 学校研究
30 研究推進部の仕事術A 研究発表大会(1)
31 研究推進部の仕事術B 研究発表大会(2)
32 校務分掌主任が大切にすること
3章 若手教員育成・メンターチームマネジメント
33 メンターチームの仕事術@ 主任に求められる資質・能力とは
34 メンターチームの仕事術A 年間計画
35 メンターチームの仕事術B 年次研
36 若手教員の育成術@ 教室環境
37 若手教員の育成術A 授業力
38 若手教員の育成術B 授業の見方
39 若手教員の育成術C 授業記録の取り方
40 若手教員の育成術D 専門的教科研究
41 若手教員の育成術E 授業実践(タイムマネジメント)
42 若手教員の育成術F 授業実践(黒板)
43 若手教員の育成術G 目標・評価・指導案の書き方
44 若手教員の育成術H 学校運営
45 保護者との関係づくり@ 学級懇談会
46 保護者との関係づくりA 学級通信
47 保護者との関係づくりB 学校側の対応
48 保護者との関係づくりC 電話対応
49 自分の働き方 仕事の取捨選択
50 若手教員を育てるために大切にすること
4章 働き方改革とICT活用
51 働き方改革@ 時間を生み出す
52 働き方改革A 教職員がやる必要があるか前提から考える習慣をつける
53 働き方改革B 学校に応じたICTを活用することで情報共有をスムーズにする
54 働き方改革C 会議の在り方
55 働き方改革D 効率的に会議を進めるように仕組みを整える
おわりに

はじめに

 本書を手にしていただきありがとうございます。

 皆様は,今までご自身の学校でミドルリーダーや中堅教員と言われたことがありますか。自分は「ミドルリーダーである」あるいは,「ベテランである」と考えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。実は,ミドルリーダーやベテランという言葉には,定義はないのです。自分で自覚したとき,すでにリーダーとしてその役割を担っているのです。

 現在,国では,よりよいファシリテートができるようなミドルリーダーの素質を求められています。これは,文部科学省「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について(答申)」等にも記載されております。新しい時代を生き抜く教員にとって,小さな改革を行いながら,チーム体制の構築を図っていくと言えるのです。


 この書籍では,『ミドルリーダーの心構え,学年主任や教科主任の仕事術,教科研究会のリーダーの仕事術,働き方改革,ICT活用』などの具体的な方法まで,私たちが皆様に伝えたいことをまとめています。


 日々,学校の推進力を担っているミドルリーダーの皆様,学校をよりよくしていきたいという思いをおもちの皆様に読んでいただき,一つでも手助けとなっていただければと思います。しかし,決して,本書に書かれている項目を全て取り入れる訳ではなく,まずは一つでもいいなと思うことを始めていただくところから,スタートしていただきたいと考えております。本書を手にとっていただいた皆様にとって学び多き時間となれば幸いです。


   /杉本 敬之・村松 秀憲

著者紹介

杉本 敬之(すぎもと ひろゆき)著書を検索»

横浜市立綱島東小学校副校長(教職16年目)。1983年千葉県生まれ。横浜国立大学卒業。校内OJT担当,研究推進委員長,学年主任として人材育成を推進してきた。

村松 秀憲(むらまつ ひでのり)著書を検索»

横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校教諭(教職8年目)。1992年山梨県生まれ。横浜市公立学校時代には,特別活動主任,校内OJT,メンターチームの主任,区社会科研究会部長などを務める。現在では,生活科を専門とし,実践提案や各地区の研修講師を務めている。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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