“学び合い”でわかる算数授業づくり
―全学年・全単元=学力がつく教材研究ヒント集―

“学び合い”でわかる算数授業づくり―全学年・全単元=学力がつく教材研究ヒント集―

好評3刷

学び合いでつくる新しい算数・わかる授業づくりの手引き

学び合いを中核にした言語活動の充実、活用型学力の伸長、思考・判断・表現力の育成のための教材研究の方法とその実際を明らかにする。また個々の単元も前後の関係や他学年での取り扱いなどの視点からも教材研究を見直した問題提起の本。


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ファイル形式

PDF
ISBN:
978-4-18-173524-1
ジャンル:
算数・数学
刊行:
3刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 192頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年10月23日
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目次

もくじの詳細表示

はじめに
T 学び合いでつくる新しい教育課程
1 教育における学び合いの位置
2 適正な学び合いの成員数
3 学校における学び合いの意義
4 学習指導要領の背景と趣旨から見た学び合い
5 算数科の目標と学び合い
6 学び合いにおける共有化
7 学び合いの前提
8 学び合いと集団づくり
9 学び合いをうながす教材研究
10 学び合いをうながす指導の工夫
*各学年の主な指導内容
U 学び合いをうながす第1学年の教材研究
1 10までの数
2 10までの数の合成と分解
3 加法
4 減法
5 20までの数
6 長さ
7 繰り上がりのある加法
8 形遊び
9 繰り下がりのある減法
10 100までの数
11 加法と減法
12 形づくり
*第1学年の典型的な指導計画
V 学び合いをうながす第2学年の教材研究
1 加法の筆算
2 減法の筆算
3 長さの単位
4 千までの数
5 かさの単位
6 加減法の筆算
7 三角形と四角形
8 かけ算(1)
9 かけ算(2)
10 一万までの数
11 長さm
12 箱の形
*第2学年の典型的な指導計画
W 学び合いをうながす第3学年の教材研究
1 乗法のきまり
2 除法
3 円と球
4 加減法の筆算
5 余りのある除法
6 一億までの数
7 乗法の筆算(1)
8 小数
9 三角形
10 分数
11 棒グラフ
12 重さ
*第3学年の典型的な指導計画
X 学び合いをうながす第4学年の教材研究
1 角の大きさ
2 除法の筆算
3 垂直と平行
4 折れ線グラフ
5 小数
6 2位数の除法
7 計算のきまり
8 面積
9 分数
10 概数
11 小数の乗除法
12 直方体と立方体
*第4学年の典型的な指導計画
Y 学び合いをうながす第5学年の教材研究
1 体積
2 小数の乗法
3 小数の除法
4 合同
5 倍数と約数
6 単位量あたりの大きさ
7 分数と小数
8 三角形の角の和
9 異分母分数の加減法
10 三角形・四角形の面積
11 割合と百分率
12 円周の長さ
*第5学年の典型的な指導計画
Z 学び合いをうながす第6学年の教材研究
1 円の面積
2 文字と式
3 分数の乗法
4 分数の除法
5 対称な図形
6 比と比の値
7 拡大図と縮図
8 速さ
9 角柱と円柱の体積
10 比例・反比例
11 資料の調べ方
12 場合の数
*第6学年の典型的な指導計画
あとがき

はじめに

 小学校の教師に,「教材研究に絶対の自信がある人,手を挙げて」と言うと,半分も手が挙がらないのが実情ではないでしょうか。

 小学校の先生は指導法に関する造詣は深い方が多いですが,その養成における仕組みを原因として,教材研究が不得手な場合が圧倒的に多いのも事実です。しかし,授業は深い教材研究に基づいて実施されるものであり,その実現のために指導方法を工夫することが,典型的な授業設計の方法です。この点から,まずは教材をよく理解することが必要です。よく理解した上で,適切な教材解釈がなされるのであり,さらにその上で授業の主張の根幹となる教材観が生成されるのです。

 また,平成23年4月から本格実施された学習指導要領では,言語活動の充実,活用型学力の重視,思考・判断・表現力の育成がキーワードとなっています。いずれも教え込みによる授業からの脱却を意味し,より深い,多面的な理解に迫る指導を促進する効果が期待されるものばかりです。これはSkempが指摘する関係的理解の実現に寄与するものであり,数学科教育学における深淵に,より近づくものにほかなりません。

 一方,我が国の教育は諸外国からの注目を集めています。最近は授業研究を中核に,導入,教材研究,板書は,Dounyu,Kyouzaikenkyu,Banshoとして用いられるなど,研究は世界的な盛り上がりを示しています。このことは,40名を上限とした集団指導を基本とした我が国の教育への注視といえます。その集団指導のダイナミズムは,子どもが互いに啓発し合う学び合いそのものです。

 ここでは,学び合いを中核にして,言語活動の充実,活用型学力の伸長,思考・判断・表現力の育成のための教材研究の方法と,その実際を明らかにしていきます。

 個々の単元を見ていくだけでなく,前後の関係や他学年での取り扱いなどを視点に,小学校全体の教材研究を見直していきましょう。


  平成26年3月   /石井 勉


著者紹介

石井 勉(いしい つとむ)著書を検索»

文教大学教育学部准教授

前 琉球大学教育学部准教授

元 東京学芸大学附属小金井中学校教諭

  東京都武蔵野市立第三小学校教諭

  東京都大田区立糀谷小学校教諭

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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