- まえがき
- 1章 基礎を定着させる朝学習の基本は何か
- 1 朝学習のねらい,メリット
- 2 朝学習で定着をさせたい基礎とは
- 3 朝学習の基本計画の作成
- 4 朝学習の指導計画例
- 2章 基礎を定着させる朝学習をどのように進めるか
- 1 指導計画の位置づけ
- 2 授業としての位置づけ
- 3 実施計画の作成
- 3章 知っておきたい基礎を定着させる朝学習の方法
- §1 「漢字の読み書き」を定着させる朝学習の進め方
- 1 「漢字の読み書き」を定着させる朝学習の基礎・基本
- 2 「漢字の読み書き」を定着させる朝学習の進め方のおすすめの方法
- 3 「漢字の読み書き」を定着させる朝学習の留意点
- §2 「作文力をつける短作文を書く」朝学習の進め方
- 1 「作文力をつける短作文を書く」朝学習の基礎・基本
- 2 「作文力をつける短作文を書く」朝学習の進め方のおすすめの方法
- 3 「作文力をつける短作文を書く」朝学習の留意点
- §3 「読書好きにする」朝学習の進め方
- 1 「読書好きにする」朝学習の基礎・基本
- 2 「読書好きにする」朝学習のおすすめの方法
- 3 「読書好きにする」朝学習の活用の仕方
- §4 「スピーチの力をつける」朝学習の進め方
- 1 「スピーチの力をつける」朝学習の基本
- 2 「スピーチの力をつける」朝学習の進め方
- 3 「スピーチの力をつける」朝学習の留意点
- §5 「自分の考えや意見,感想を発表する力をつける」朝学習の進め方
- 1 「自分の考えや意見,感想を発表する力をつける」朝学習の基本
- 2 「自分の考えや意見,感想を発表する力をつける」朝学習の進め方
- 3 「自分の考えや意見,感想を発表する力をつける」朝学習の留意点
- §6 「計算を確実にする」朝学習の進め方
- 1 「計算を確実にする」基礎・基本
- 2 「計算を確実にする」朝学習のおすすめの方法
- 3 「計算を確実にする」朝学習の留意点
- §7 「文章題に強くなる」朝学習の進め方
- 1 「文章題に強くなる」朝学習の基礎・基本
- 2 「文章題に強くなる」おすすめの方法
- 3 「文章題に強くなる」朝学習の留意点
- §8 「電話の話し方,インタビューの仕方」朝学習の進め方
- 1 「電話の話し方,インタビューの仕方」の基礎・基本
- 2 「電話の話し方,インタビューの仕方」の朝学習おすすめの方法
- 3 「電話の話し方,インタビューの仕方」の留意点
- §9 「算数の問題づくり」をする朝学習の進め方
- 1 「算数の問題づくり」の基礎・基本
- 2 「算数の問題づくり」の実際
- 3 「問題づくり」のアイディア
- §10 「国語辞典の使い方」を身につける朝学習の進め方
- 1 「国語辞典の使い方」を身につける朝学習の基礎・基本
- 2 「国語辞典の使い方」を身につける朝学習の進め方おすすめの方法
- 3 「国語辞典の使い方」を身につける朝学習の進め方の留意点
- §11 「図鑑での調べ方」を身につける朝学習の進め方
- 1 「図鑑での調べ方」を身につける基礎・基本
- 2 「図鑑での調べ方」を身につける朝学習のおすすめの方法
- 3 「図鑑での調べ方」を身につける朝学習を進めるにあたって
- §12 「手紙や招待状の書き方」を身につける朝学習の進め方
- 1 「手紙や招待状の書き方」を身につける基礎・基本
- 2 「手紙や招待状の書き方」を身につける朝学習のおすすめの方法
- 3 「手紙や招待状の書き方」を身につける朝学習を進めるにあたって
- §13 「三角定規,表やグラフの使い方」を身につける朝学習の進め方
- 1 三角定規の使い方
- 2 表やグラフの使い方
- §14 「ものさし,分度器,コンパスの使い方」を身につける朝学習の進め方
- 1 「ものさし,分度器,コンパス」の共通性
- 2 ものさしの使い方
- 3 分度器の使い方
- 4 コンパスの使い方
- §15 「絵や作文の構想を立てる」朝学習の進め方
- 1 「絵や作文の構想を立てる」朝学習の基礎・基本
- 2 「絵や作文の構想を立てる」朝学習のおすすめの方法
- 3 「絵や作文の構想を立てる」朝学習の留意点
- §16 「なわとびの技を高める」朝学習の進め方
- 1 「なわとびの技を高める」朝学習の基礎・基本
- 2 「なわとびの技を高める」朝学習のおすすめの方法
- 3 「なわとびの技を高める」朝学習の留意点
- §17 「コンピュータリテラシー」を身につける朝学習の進め方
- 1 「コンピュータリテラシー」を身につける朝学習の基礎・基本
- 2 「コンピュータリテラシー」を身につける朝学習の進め方のおすすめの方法
- 3 「コンピュータリテラシー」を身につける朝学習の進め方の留意点
- §18 「総合的な学習の発表」をする朝学習の進め方
- 1 「総合的な学習の発表」の基礎・基本
- 2 「総合的な学習の発表」をする朝学習の進め方のおすすめの方法
- 3 「総合的な学習の発表」をする朝学習の留意点
- §19 「各教科5分間テスト」の朝学習の進め方
- 1 「各教科5分間テスト」の朝学習の基礎・基本
- 2 「各教科5分間テスト」の朝学習の進め方のおすすめの方法
- 3 「各教科5分間テスト」の朝学習の留意点
- §20 「自由学習」の朝学習の進め方
- 1 「自由学習」の朝学習の基礎・基本
- 2 「自由学習」の朝学習の進め方,おすすめの方法
- 3 「自由学習」の朝学習の留意点
- 4章 これだけはやめたい朝学習のタブー
- 1 その場の思い付きでは,基礎は身に付かない
- 2 急がせる,競わせる,比べられると力を発揮できない子どもが出る
- 3 自主学習だけでは,子どもは育たない
- 4 やらせっぱなしにせず,したことは必ず評価する
- 5 学習スタイルをパターン化せず,バリエーションで学びを広げる
まえがき
――学力保障時代の授業力――
今,学校・教師に求められていることは,次の3つのことである。それは,教育改革,学校改革の到達点と考えられるからである。
○ 基礎学力を確実に定着させる。
具体的には,学習意欲を高める(関心・意欲・態度),考えることができるようにする(思考・判断),分かるようにする(知識・理解),できるようにする(表現・処理または技能),学習したことが活用できるようにする(適用・応用,発展・創造)である。
○ 生徒指導(生活指導)・道徳教育を徹底する。
具体的には,基本的な生活習慣を確実に定着させる。誠実さ,礼儀,倫理観,感謝の心,思いやりの心,自然や生命を大切にする心,勤勉さなど豊かな人間性を育成する。
○ 充実した人生を送る基盤としての心身の健康の保持・増進やスポーツを楽しむ習慣や能力を身に付ける。
具体的には,心身の健康保持・増進に必要な知識や習慣を身に付ける,スポーツを楽しむ習慣や意欲,技能を身に付けるなどである。
これらのこと,つまり上記の基礎学力等を子どもたちに保障するためには,教師の授業力と評価力が必要である。どのように立派な教育理念を持っていても,どのように優れた教育内容と教育活動を用意しても,それを実現する「技能」としての授業力と評価力を教師自身が身に付けていなければ,基礎学力等を保障する教育活動,授業は展開できないのである。
教師には,子どもや保護者から「子どもを確実に高めることのできる技能」を持ち,かつ発揮することが求められているのである。
そこで,私たちは,学力保障が強く求められる時代の教師に特に必要な「技能」(授業力や評価力)には,どのようなものがあるかを洗い出し,整理し,分かりやすく10巻にまとめてみた。その際,比喩的に言えば,次のようなことを念頭に置いて編集した。
○ 魚料理の食べ方を学習させる。――――すぐ使える。
○ 魚の料理の仕方を学習させる。――――使い方が分かる。
○ 魚の取り方を学習させる。――――――入手することができるようにする。
○ 魚の育て方を学習させる。――――――開発できるようにする。
つまり,すぐ役立つ知識・技能から,自分で創造・開発できるようになるヒントまでを整理し,まとめるよう努力したつもりである。それも,このようにしたらどうかという仮定や想定としての意見ではなく,実際に実践したこと,体験を基に生み出した知恵,よりよいものを生み出していくための考え方や方法などを具体的に紹介するようにした。
若い先生方,教育に情熱を持ち,さらにステップアップしようと努力している先生方の目に留まり,先生方の授業の充実,研修の手掛かりとして役立つことができれば幸いである。
本書を構想し,書き進める過程で大勢の方々にお世話になりました。特に,ご多用の中から本書のためにご執筆いただいた先生方に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
また,本書の企画の段階からお世話いただいた明治図書編集部の安藤征宏氏に対して,特に名を記して感謝の意を表します。
2003年6月 編者 /小島 宏 /寺崎 千秋
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明治図書















