苦手でもできる!ICT&AI超入門
個別最適な授業づくりから仕事術まで

苦手でもできる!ICT&AI超入門個別最適な授業づくりから仕事術まで

新刊

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これならできる!ICT&AI活用アイデア はじめの一歩

ICTやAIって言われても…という先生も必見!授業での子どものやる気向上と校務の効率化を実現する!ICT&AI活用はじめの一歩。個別最適な学びを目指した一斉学習・個別学習・協働学習での活用法から学年別ICT授業プラン、校務で活用する仕事術までを紹介。


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ISBN:
978-4-18-163319-6
ジャンル:
教師力・仕事術
刊行:
対象:
小・中
仕様:
A5判 152頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年7月24日

もくじ

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はじめに ―SAMR モデルで考える学校 DX―
1章 苦手でもできる! ICT 活用超入門編
1 ICT を活用した授業への挑戦 ―伝統的な教育手法からの脱却―
2 ICT のメリット ―子どものやる気向上で授業がやりやすくなる!―
3 ICT のメリット ―周囲の信頼度もアップ!―
4 ICT のメリット ―校務の効率化でここまで仕事が楽になる!―
5 ICT のメリット ―子どもに今求められる力―
6 ICT 活用の失敗が怖くなくなるコツ ―失敗は成功のもと―
7 子どもがスムーズに動くために! ―1人1台端末のルールづくり―
8 子どもに伝わる! ―1人1台端末時代の指導言―
Column 1 … 今さら聞けない…GIGA スクール構想って何?
2章 できることからやってみよう! 学年別 ICT 授業
1 1年生はファイル保存・呼び出しまでできるようになろう!
2 2年生は図表を使って情報を整理しよう!
3 3年生はキーボード入力にチャレンジ!
4 4年生はプレゼンテーションの実践!
5 5年生はプログラミングに挑戦!
6 6年生は目的に応じたアプリの選択を!
7 特別支援学級こそ社会で自立するための必須スキル!
8 授業で使うタイミングと時間配分って?
Column 2 … 1年生には1人1台端末は早い!?
3章 1からわかる ICT 授業! 一斉学習編
1 端末を活用するコツは毎日の授業ルーティーン
2 効果的に扱う1人1台端末! 学びを深化させる活用方法
3 電子黒板の活用で一人ひとりの反応を把握しよう
4 授業支援アプリで資料・ワークシートを簡単に配ろう
5 授業支援アプリでスムーズな課題回収
6 授業支援アプリで意見交流を充実させよう
7 Web会議ツールで遠くの友達と一緒に学び合える
Column 3 … 1人1台端末活用授業の学習規律
4章 1からわかる ICT 授業! 個別学習編
1 個別学習の学びを転換って?
2 AI ドリルで同時に別々の学習ができる
3 Google Classroom で家庭学習や宿題に取り組もう
4 1人1台端末で自動保存 学習履歴がすぐわかる!
5 1人1台端末で指導の個別化を実現しよう!
6 1人1台端末で学習の個性化を実現しよう!
7 端末持ち帰りで反転学習を
8 Google Classroom で休校中でも家庭で勉強できる
Column 4 … 1人1台端末と健康リスク
5章 1からわかる ICT 授業! 協働学習編
1 効果的に扱う1人1台端末! 協働学習の学びを転換って?
2 共同編集ソフトで新聞制作しよう
3 プレゼンソフトでチームプレゼンテーションができる
4 Google Jamboard でクラス全員と意見交流しよう!
5 チームで CM や PR 動画をつくろう!
6 仲間同士で評価してみよう!
7 PBL を用いてそれぞれの視点で調査してみよう!
Column 5 … ネットいじめ・トラブルを防ぐには?
6章 評価もこれで楽になる! ICT を活用した評価
1 Google Forms で診断的評価 ―事前に子どもの知識を確認―
2 マインドマップで診断的評価 ―子どもと教材の距離を視覚化―
3 形成的評価 ―ルーブリックを作成して子どもの力を育てよう―
4 形成的評価 ―自己評価で子どもの力を育てよう―
5 総括的評価 ―知識・技能習得の評価はテストを作成しよう―
6 総括的評価 ―パフォーマンス評価で学びの深まりを把握しよう―
7 総括的評価 ―ポートフォリオ評価で学習の経過を蓄積しよう―
Column 6 … 保護者にもわかりやすい通知表 DX
7章 ICT を活用して校務を DX 化!
1 学校配付のお便り,そろそろデジタル化しませんか?
2 学校行事の反省はアンケート機能で
3 子どもの出欠連絡はフォームで送信!
4 学級の出欠・連絡状況をリアルタイム共有!
5 ケガの状況を保護者にカメラで説明!
6 クラウド活用で教材資料の共有をしよう!
7 ビジネスチャットで情報共有しよう!
8 個人懇談は Web 会議サービスで
9 家庭訪問は地図アプリで確認を!
10 学校評価はフォームで入力!
Column 7 … 働き方改革と GIGA スクール構想
8章 こんな便利なもの使わない手はない! 生成 AI 活用法
1 難しい文章も生成 AI に要約してもらおう!
2 チームで話し合い! 生成 AI にも聞いてみよう!
3 生成 AI を相手に英会話を学ぼう!
4 生成 AI を使ってイラストを描こう!
5 校務でも生成 AI を活用! 学校からの連絡通知の参考に!
6 通知表所見にも生成 AI 活用!
Column 8 … 生成 AI のガイドラインって?
付録 情報活用能力カリキュラム
おわりに ―私の教頭としての4年間―

はじめに ―SAMR モデルで考える学校 DX―

 GIGA スクール構想が発表され,国内の小中学校に1人1台端末が配備されました。新型コロナウイルスも5類移行となり,各学校では本格的な1人1台端末の活用,学校DXが求められています。学校 DX とは,「学校がデジタル技術を活用して,カリキュラムや学習のあり方を革新することや,教職員の業務や組織,プロセス,学校文化を革新し,時代に対応した教育を確立すること」ですが,現場ではまだ難しいものがありそうです。

 SAMR モデルと呼ばれる学校現場における ICT 活用レベルを段階的に示した尺度があります。ICT の広まり,変革過程の順に,次のような段階が示されています。

レベル1:Substitution(代替)

 従来の教育活動を機能は変えずにアナログをデジタルで代替すること。

レベル2:Augmentation(増強)

 デジタルの特性を活用して学習の効果を増強させていくこと。

レベル3:Modification(変容)

 これまでの授業・単元デザインを大幅に変容させていくこと。

レベル4:Redefinition(再定義)

 従来できなかった新しい授業を可能にし,教育課程を再定義すること。

 あなたの学校では,ICT の活用はどの段階まで進んでいるでしょうか。1人1台端末の配備によって,多くの学校ではレベル1は達成しています。また,ICT のよさを実感し,積極的に先生たちが活用しはじめた学校はレベル2まで達成していることでしょう。私は文科省学校 DX 戦略アドバイザーとして,いろいろな自治体の相談を受けてきましたが,ほとんどの自治体・学校では,レベル3の壁を感じているようでした。実際,このレベル2からレベル3に進むことが学校 DX と呼ばれています。レベル3で言われる「これまでの授業・単元デザインを大幅に変容させていくこと」やレベル4で言われる「従来できなかった新しい授業を可能にし,教育課程を再定義すること」への移行の難しさには次のような原因があると感じています。

@ 根強い古い学校文化の体質

 教員は基本,小学校から大学まで教育機関という場所で育ち,卒業後も学校で生活していきます。働くイメージは自分たちが受けてきた授業でしかありません。つまり,新卒の小学校の教員は10年前の小学校のイメージで教員を続け,新しい知識を入れない限り,40才でも50才でもその頃のイメージが残っています。学校文化が変わらない大きな要因の一つです。

A 単元全体をデザインする授業観

 学校現場には「指導方法」も文化として根強く残る体質があります。いつまでたっても「○○新聞」をつくろう,「宿題を忘れないように」といったステレオタイプの教育が根強く残っています。もちろん,自分なりに「研究授業」で単元全体を教材化する先生もいますが,「働き方改革」や「新型コロナ」によって,「効率的・効果的な授業」が評価され,教科書通りの展開,学年で揃えた授業,教材の共有など,実際,今の現場は先生たちの想像性を発揮できない風土が強まっています。

B リーダーシップの欠如

 教育課程は本来,学校に委ねられています。しかし,「新型コロナへの対応」や「GIGA スクール構想」といった大きな教育方針や改革が続いたこともあり,現在は学校長は教育委員会に頼り,教育委員会は文科省に頼りといった状況が強く,各学校で独自のカラーを出しづらくなっているような気がします。


 学校とは未来の国をつくる場所です。大きな社会の変化に対応できる国づくりのために学校が一番に変わらなければなりません。新型コロナが落ち着いた今だからこそ,今一度,学校における ICT 活用を学び直し,新しい学校づくりを行ってもらいたいと願っています。そのために本書はICTが苦手な人はもちろん,リーダーである校長先生,新しく教員になる若手の先生にもぜひ手にとって欲しい一冊です。



著者紹介

朝倉 一民(あさくら かずひと)著書を検索»

札幌国際大学教授。29年間札幌市で教員を務め,最後の4年間は教頭を務めた。2009年日教弘教育賞全国奨励賞受賞(個人部門),2010年・2011年全日本小学校 HP 大賞都道府県優秀校受賞,2014年日教弘全国最優秀賞受賞(学校部門・執筆),2015年パナソニック教育財団実践研究助成優秀賞受賞,2016年北海道 NIE 優秀実践報告受賞。


【所属・資格】札幌雪学習プロジェクト,北海道 NIE 研究会,IntelMasterTeacher,NIE アドバイザー,文科省学校 DX 戦略アドバイザー

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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