- まえがき
- 1章 楽しい学級生活
- ―教室環境づくりの意味
- 2章 教室環境づくりのシナリオ
- 低学年の教室は
- ぼくの先生・わたしの先生
- 先生のお手伝いをしたい
- 中学年の教室は
- 担任教師から仲間へ集団で学ぶおもしろさを
- 高学年の教室は
- 高学年のプライドに訴えて
- やってよかったという自己充実感を
- 3章 低学年・教室環境づくりのシナリオと展開
- 1学期のシナリオと展開
- ☆1学期の教室環境づくりの要点☆
- みんな輪になれ! 手をつなごう
- 教室さんよろしくね
- なかよしさんがいっぱいだね
- 4月・5月の教室環境づくり―ラッキー!かぞくがいっぱいだぞ―
- ☆4月・5月教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際
- この実践から学ぶもの
- 6月・7月の教室環境づくり―にこにこ笑顔がいっばいだ!―
- ☆6月・7月の教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際
- この実践から学ぶもの
- 2学期のシナリオと展開
- ☆2学期の教室環境づくりの要点☆
- みんな生き生きたのしいぞ!
- みんなの力があつまって
- がんばってるね,ぼくたち・わたしたち
- 9月・10月の教室環境づくり―みんなでつくろう楽しいわが家―
- ☆9月・10月の教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際この実践から学ぶもの
- 11月・12月の教室づくり―パワー全開,それ進め!―
- ☆11月・12月の教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際
- この実践から学ぶもの
- 3学期のシナリオと展開
- ☆3学期の教室環境づくりの要点☆
- おもいで いっぱい ありがとう
- ありがとう そして さようなら
- 1月・2月の教室環境づくり―力いっぱい ゆめ いっぱい―
- ☆1月・2月教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想教室環境づくりの実際
- この実践から学ぶもの
- 3月の教室環境づくり―ありがとうの心をこめて―
- ☆3月の教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際
- 4章 中学年・教室環境づくりのシナリオと展開
- 1学期のシナリオと展開
- ☆1学期の教室環境づくりの要点☆
- 出会いをインパクトのあるものにしよう
- 学級に自分達の願いや規律が生かされ,財産になるようにしよう
- 日直や当番,係の活動が子どもが生きる場となるように工夫しよう
- 4月・5月の教室環境づくり―スタートにユニークさを―
- ☆4月・5月の教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際
- この実践から学ぶもの
- 6月・7月の教室環境づくり―1学期の学級活動の活性化―
- ☆6月・7月の教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際
- この実践から学ぶもの―子どもの力はすごい―
- 2学期のシナリオと展開
- ☆2学期の教室環境づくりの要点☆
- 1学期の会社(係)をより活性化させ,利益をあげよう
- 個人の目標をもとう
- 「友達のよさ」が,日常的に見つけられる「心の目」を持とう
- 9月・10月の教室環境づくり―いつも見える一人ひとりの活躍―
- ☆9月・10月の教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際
- この実践から学ぶもの―自分との競争を―
- 11月・12月の教室環境づくり―学級と友達のよさを実感しよう―
- ☆11月・12月の教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際
- この実践から学ぶもの
- 3学期のシナリオと展開
- ☆3学期の教室環境づくりの要点☆
- 学級の目標は、3学期も同じでいいのか―自分を振り返ることから考えよう―
- 学級で過ごした思い出が,自分にとって価値あるものになっていたことを確認しよう
- 1月・2月の教室環境づくり―学級目標も共に成長を―
- ☆1月・2月の教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際
- この実践から学ぶもの
- 3月の教室環境づくり―思い出のクライマックスを―
- ☆3月の教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際
- この実践から学ぶもの
- 5章 高学年・教室環境づくりのシナリオと展開
- 1学期のシナリオと展開
- ☆1学期の教室環境づくりの要点☆
- 学級のめざす方向を明らかに
- 学級の一員であるという喜びを
- 高学年の自覚と責任を
- 4月・5月の教室環境づくり―さあ,出発だ!―
- ☆4月・5月の教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際
- この実践から学ぶもの
- 6月・7月の教室環境づくり―発見!発見!―
- ☆6月・7月の教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際
- この実践から学ぶもの
- 2学期のシナリオと展開
- ☆2学期の教室環境づくりの要点☆
- 夏休みの成果を生かして
- 学校生活を豊かにする集団活動をしくんで
- 教科の学びを深めて
- 9月・10月の教室環境づくり―子どもたちの手で運動会を―
- ☆9月・10月の教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際
- この実践から学ぶもの
- 11月・12月の教室環境づくり―みんなが主役―
- ☆11月・12月の教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際
- この実践から学ぶもの―劇の教育的意義を問う―
- 3学期のシナリオと展開
- ☆3学期の教室環境づくりの要点☆
- 学習のまとめを
- 新たな1年の準備に向けて
- 有終の美を
- 1月・2月の教室環境づくり―学びのまとめを!―
- ☆1月・2月の教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際
- この実践から学ぶもの
- 3月の教室環境づくり―進級・進学を迎えて―
- ☆3月の教室環境づくりのキーワード☆
- 教室環境づくりのねらい
- 教室環境づくりの構想
- 教室環境づくりの実際
- この実践から学ぶもの
まえがき
文部大臣が,「ナイフを持つのはやめよう」と中学生に呼びかける。持物検査もするぞ,ともいう。マスコミは,ここぞとばかりに,学校や教師を批判し続ける。それに対し,教師は,黙って耐えるしかない。さらに,幼児期から「心の教育」を実施せよ,との注文もある。
あえて問いたい,「心の教育って何ですか」と。まさか,「人の生命は大切です」と話すのが,心の教育ではあるまい。
人は,心そのものを見ることはできない。見えない心を見える形にしなければ,教育にはならない。それには,心を形あるものに変換して具現化する以外にないだろう。たとえば,プレゼントがそうである。祝う気持ちや感謝の心をモノにして示すのである。あるいは,言葉や行動で示すのである。
教室環境は,教師や子どもたちの「心」を反映しているモノの一つである。したがって,教室を見れば,そこでの教育(心)がわかる。逆に,教室環境が人の「心」を育ててもいるはず。人は環境に影響される存在だから。その意味で,本書は「心の教育」に迫る試みの一つだと考える。
では,なぜシナリオづくりか。
周知のように,子どもたちの学校生活は,4月に始まって翌年の3月に終了する。教師の生活もそうである。しかしながら,教師の意識は違う。3月の学年終了時,あるいは卒業時の子ども像を想定しながら,そこから逆算して2学期を考え,1学期を考える。さらに視点を先に移すと,中学校なら3年間,小学校なら6年間の幅の中で教育を考える。こうした中・長期的なプログラムがシナリオである。教師はそれを頭にインプットしていなければならない。そうでないと,日々の営みに追われて,目先のことしか見ようとしなくなるであろうから。本書が,学年の幅を保ちながら,教室環境の時間的推移を追っているのも,こうした理由によるものである。
幸いにも,このような意図をくみ取って執筆してやろうという人に出会えた。小・中学校の,それぞれ3人の執筆者には直接お目にかかり,多くの注文を出した。それらを気持ちよく受けとめ,写真や図表を入れた作品に仕上げてもらった。また,それぞれの実践について,いくつかのコメントを入れさせてもらった。編者として,これ以上のよろこびはない。
最後になったが,遅筆の編者を絶えず支援してくださった,明治図書の安藤征宏・竹内敦子両氏には何といってお礼を申してよいか。数々のご配慮に深謝する次第である。
1998年5月 編著者 /倉田 侃司
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明治図書















