授業をグーンと楽しくする英語教材シリーズ31
ワーク&評価表ですぐに使える!英語授業を変えるパフォーマンス・テスト 中学2年

授業をグーンと楽しくする英語教材シリーズ31ワーク&評価表ですぐに使える!英語授業を変えるパフォーマンス・テスト 中学2年

ロングセラー

好評4刷

インタビュー掲載中

コミュニケーション能力を測る英語テストのすべてがわかる

コミュニケーション重視が提唱されているにも関わらず、いまだ従来型の筆記試験も多い英語テスト。その評価方法を根本的に変えるパフォーマンス・テストを、事前指導、実施方法などの解説とともに、詳しい評価基準表つきのワークシートで紹介。授業も生徒も変わる1冊!


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ファイル形式

PDF EPUB
ISBN:
978-4-18-161719-6
ジャンル:
外国語・英語
刊行:
4刷
対象:
中学校
仕様:
B5判 104頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年4月1日

Contents

もくじの詳細表示

まえがき
本書の使い方
Part1 コミュニケーション能力を測るパフォーマンス・テストの極意
1 パフォーマンス・テストとは?
2 パフォーマンス・テストに取り組んだ実践報告
Part2 中学2年のパフォーマンス・テストアイデア
1学期
Test1 ALTの先生と会話しよう
Speaking:過去形(be動詞,一般動詞)
Work Sheet 評価表
Test2 入国審査
Speaking:未来を表すbe going to 〜,授与動詞showを使った第4文型
Work Sheet 評価表
Test3 あなたがしたいことは?
Speaking:不定詞の名詞的用法(want to 〜,want to be 〜)
Work Sheet 評価表
Test4 自分の歩みについて対話しよう
Speaking:過去進行形,接続詞when,be動詞(過去形)など
Work Sheet 評価表
Test5 自分史エッセイを書こう
Writing:過去進行形,接続詞when,be動詞(過去形)など
Work Sheet 評価表
Test6 旅行プランを立てよう
Speaking:不定詞
Work Sheet1・2・3 評価表
2学期
Test7 道案内をしよう
Speaking:命令文
Work Sheet 評価表
Test8 先週末・今週末について話そう
Speaking:過去形,未来形
Work Sheet 評価表
Test9 将来の夢についてスピーチしよう
Speaking・Writing:不定詞
Work Sheet 評価表1・2
Test10 将来の夢についてスピーチしよう
Speaking:不定詞の名詞的用法,副詞的用法,形容詞的用法など
Work Sheet 評価表
Test11 将来の夢について書いてみよう
Writing:不定詞の名詞的用法,副詞的用法,形容詞的用法など
Work Sheet 評価表
3学期
Test12 英語でディスカッションしよう
Speaking:比較級,最上級
Work Sheet 評価表
Test13 お気に入りの場所は?
Speaking:There is [are]〜.,動名詞
Work Sheet1・2 評価表
Test14 好きな映画を紹介しよう
Speaking:原級,比較級,最上級
Work Sheet1・2・3 評価表
Test15 買い物をしよう
Speaking:Shall I 〜?,比較級
Work Sheet1・2 評価表
Test16 わたしの好きなこと
Speaking・Writing:比較級,最上級,as 原級as
Work Sheet 評価表1・2

まえがき

 コミュニケーション重視の英語教育が学校教育の目標となり,カリキュラム改革,教材開発が少しずつ行われてきているが,テストについては,一部リスニングテストが取り入れられたものの,従来型の筆記テストが相変わらず重視されている。コミュニケーション能力を測るパフォーマンス・テストが実施されなければ,授業は変わらない。文部科学省も2013年3月に「多肢選択形式等の筆記テストのみならず,面接,エッセー,スピーチ等のパフォーマンス評価」を実施することを提唱した。

 この本で取り上げた英語教師は,Brown(2007)およびLee & VanPatten(1995,2003)の評価方法の理論に基づき,名古屋外国語大学主催のワークショップに参加して,アクション・リサーチに取り組んだ。その結果,従来の筆記テスト重視の授業に比べ,教師が授業をコミュニケーション重視に変え,パフォーマンス・テストを実施することにより,生徒のモチベーションが上がり,学習効果が高まることがわかった。読者は,アクション・リサーチの実践報告を通して,それぞれの教師がどのように授業を変え,それに伴い,生徒がどう変化していったのかについて,各教師が作成した具体的なパフォーマンス・テストを基に学ぶことができる。なお,各教師のワークシート,評価表および生徒作品(一部)は,ホームページからダウンロードできる。自由に修正して活用していただきたい。

 2012年度から中学校で導入された新学習指導要領は,4技能を統合し,生徒のコミュニケーション能力をさらに育成することを強調している。ここで紹介した英語教師の実践は,新しい英語授業のモデルになるものである。パフォーマンス・テストを導入することによって,授業が変わり,生徒が変わる。


  2014年6月   名古屋外国語大学教授 /佐藤 一嘉

著者紹介

佐藤 一嘉(さとう かずよし)著書を検索»

オーストラリア,クイーンズランド大学にて,MAおよびPh. D.(応用言語学)を取得。名古屋外国語大学英語教育学科教授。同大学院TESOL(英語教授法)コース主任。専門分野は,第2言語習得研究,外国語教授法,教師教育。

論文は,“Communicative language teaching (CLT) : Practical understandings”(共著,Modern Language Journal,1999)など多数。

「アクション・リサーチから学ぶ英語教授法」(ジャパンライム社)の授業ビデオシリーズ監修。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 使いやすい。
      2021/5/2940代・中学校教員
    • ALTとのスピーキングテストを実際どのようにすすめていけばよいのかが分かりやすかった。また,生徒にコピーして配布するだけでいいところがありがたかった。
      2019/7/1430代・中学校教員
    • ルーブリックが英語版もあるとALTと使える。
      2018/8/1940代・中学校教員
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