ウェルビーイングを実現する「スクールリーダー」の仕事ルール

ウェルビーイングを実現する「スクールリーダー」の仕事ルール

新刊

総合42位

インタビュー掲載中

リーダーの日々の習慣が働きがいのある職場をつくりあげる

長時間労働を解消し、職員が健康的でやりがいをもって働ける職場をつくるスクールリーダーは、毎日何をしているのか?日々の何気ない仕事こそが改革を成し遂げる。学校に関わる全ての人を幸せにしたい!デキるリーダーが自身に課す、仕事ルール50を本書では紹介した。


紙版価格: 2,200円(税込)

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ISBN:
978-4-18-144125-8
ジャンル:
学校経営
刊行:
対象:
小学校
仕様:
四六判 224頁
状態:
在庫あり
出荷:
2022年8月16日
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CONTENTS

もくじの詳細表示

はじめに
第1章 職員のウェルビーイングを実現するT
〜日々の取り組み〜
仕事ルール1 校内を巡視し、変化にいち早く気付く
仕事ルール2 朝の挨拶をする職員の様子を観察する
仕事ルール3 タイムカードの記録を確認し、職員の勤務状況を把握する
仕事ルール4 学校日誌や手帳を基に、職員のスケジュールを把握する
仕事ルール5 トラブル対応はスピード感をもって判断する
仕事ルール6 必要な情報をいち早く職員に届ける
仕事ルール7 適応課題か技術的問題かを見極める
仕事ルール8 職員室では上機嫌で暇そうにする
仕事ルール9 退勤しやすい・休暇をとりやすい雰囲気づくりに努める
仕事ルール10 勤務時間外に仕事は頼まない
仕事ルール11 全てのスタッフに感謝と労いの言葉を掛ける
第2章 職員のウェルビーイングを実現するU
〜年間を見通した取り組み〜
仕事ルール12 学校をリデザインする
仕事ルール13 サーバントリーダーシップを発揮する
仕事ルール14 前年度の夏に年間計画を立て始める
仕事ルール15 学校評価を活用しPDCAサイクルを回す
仕事ルール16 激しい変化に対応するためにOODAループを生かす
仕事ルール17 学校の働き方改革は徹底して進める
仕事ルール18 会議や打ち合わせは必要最低限にとどめて行う
仕事ルール19 快適に過ごせる環境を整える
仕事ルール20 外部人材と積極的に連携する
仕事ルール21 成果や課題は「見える化」して伝える
仕事ルール22 ミドルリーダーに教頭業務の魅力を伝える
第3章 子どものウェルビーイングを実現する
〜新たな学びの模索〜
仕事ルール23 全ての子どもを全ての職員で見守る
仕事ルール24 生徒指導のきまりを見直す
仕事ルール25 宿題の在り方を見直す
仕事ルール26 学校行事の在り方を見直す
仕事ルール27 タブレットPCの文具的活用を進める
仕事ルール28 オンラインによるサポートで「福祉的機能」を実現する
仕事ルール29 オンラインによるサポートで「学びの保障」を実現する
仕事ルール30 探究的な学びを充実させる@〜基本的な考え方〜
仕事ルール31 探究的な学びを充実させるA〜構成型から非構成型へ〜
仕事ルール32 探究的な学びを充実させるB〜職員を支える〜
第4章 保護者・地域のウェルビーイングを実現する
〜つながりを大切に〜
仕事ルール33 子どもの様子を様々な機会を通して伝える
仕事ルール34 保護者からの連絡・相談には思いに寄り添う
仕事ルール35 学校ホームページで積極的に保護者に情報を発信する
仕事ルール36 PTA活動を時代に合わせて「持続可能」なものにする
仕事ルール37 PTA活動を「見える化」する
仕事ルール38 PTA活動を通して教員と保護者をつなぐ
仕事ルール39 学区連絡協議会とwin-winで連携する@〜学校行事〜
仕事ルール40 学区連絡協議会とwin-winで連携するA〜防災訓練〜
第5章 自分自身のウェルビーイングを実現する
〜頭の中と心を整えて〜
仕事ルール41 ワークライフバランス実現のために睡眠時間を確保する
仕事ルール42 ルーティーンを確立する
仕事ルール43 優先順位を見極め、タスクマネジメントを徹底する
仕事ルール44 デスクには何も置かない
仕事ルール45 先手、先手で業務を進める
仕事ルール46 文書や簿冊の管理を徹底し、確認・点検に責任をもつ
仕事ルール47 校長先生との連携を常に心掛け、信頼を得る
仕事ルール48 学び続けるスクールリーダーになる
仕事ルール49 全国の管理職の先輩・仲間とのつながりを大切にする
仕事ルール50 大切な人との時間を大切にする
おわりに
参考文献

はじめに

 みなさん、こんにちは。名古屋市立矢田小学校で教頭をしています中村浩二と申します。この度は本書をお手に取っていただき、本当にありがとうございます。


 さて、「職員室の担任」と言われる教頭ですが、皆さんにとって教頭とは、どのようなイメージでしょうか。

 眉間にしわを寄せながらパソコンのディスプレイを見つめている。

 鍵の束をもって慌ただしく校舎内を歩き回っている。

 なぜか電話の受話器に向かって謝っている……(笑)。

 イメージするのは、このようなところでしょうか。実際はどうでしょう。

 私は、平成28年4月に教頭になりましたが、この五年間で学校を取り巻く状況は大きく変わりました。


 新学習指導要領の本格実施

 GIGAスクール構想の推進

 学校の働き方改革のための取り組み

 そして、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための対応等々……。


 教育改革の大きなうねりと新型コロナウイルス感染症の影響下において、子どもの豊かな学びを実現する授業の改善、教員が健康で生き生きと働くことができる職場づくり、保護者が安心して子どもを通わせることができる学校運営など、現場には解決すべき課題が山積しています。そして、教頭に求められるスキルやマインドも大きく変わりました。


 このような中、この五年間、私は一貫して心掛けてきたことがあります。それは、学校に関わる全ての人の「ウェルビーイングの実現」です。ウェルビーイングとは、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを意味し、「幸福」と翻訳されることが多いです。このウェルビーイングの実現のための取り組みを整理し、「スクールリーダーの仕事ルール」としてまとめたものが本書となります。本書に書かれた取り組みは、私個人の日々の心掛けに関するものから、学校全体で取り組んでいることまで幅広い内容となっています。後者については、校長先生の描くビジョンをどう具体化するかを大切に考えてきました。


 第1章は、職員のウェルビーイングを実現するために行った「教頭の日々の取り組み」についてまとめています。また、第2章は、同じく職員のウェルビーイングを実現するために行った「教頭の年間を見通した取り組み」についてまとめています。その中でも、組織開発の視点を大切にした職員と管理職との関わりは、これからの学校運営には欠かせないものと考えています。


 第3章は、子どもたちのウェルビーイングを実現するために管理職とミドルリーダーが協力して進めた「子ども主体の新たな学びの実現に向けた取り組み」を中心にまとめています。探究的な学びや一人一台のタブレットの活用の事例にとどまらず、学校行事や生徒指導のきまりの変更についても幅広く触れています。


 第4章には、学校をよりよくしようと考えてくださっている保護者や地域の方々のウェルビーイングを実現するために行った「PTA改革」と「望ましい学校と地域とのつながりの実現」について述べています。この章には、昨今、話題になっているPTA活動の在り方について考えていただくヒントがあると思います。


 そして、第5章には私自身、「教頭としてのウェルビーイングを実現するために心掛けていること」をまとめました。職員室の担任と言われる教頭自身が、ウェルビーイングを実現できていなければ、ウェルビーイングについて語ることはできないと強く感じています。


 この本をお読みいただくことで、教頭という仕事のイメージが変わり、少しでも興味をもっていただくきっかけになればと思います。そして、学校に関わる全ての人の「ウェルビーイングの実現」のお役に立てればと願っています。


   /中村 浩二

著者紹介

中村 浩二(なかむら こうじ)著書を検索»

1970年愛知県名古屋市生まれ。

愛知教育大学教育学部理科生物学教室卒。

平成5年より名古屋市立小学校教員。教員経験29年。

平成22年度・23年度、愛知教育大学教育実践研究科(教職大学院)学校づくり履修モデルへ派遣され、学校評価の在り方を中心に学校運営について学ぶ。平成29年度より、名古屋市立東築地小学校教頭。「学校の働き方改革」に取り組む。令和元年度より、名古屋市立矢田小学校教頭。「個別最適化された学びを提供する授業改善の推進」のモデル実践校で事業の推進に携わる。令和4年度より、名古屋市立豊田小学校校長。

「学校の働き方改革」「組織開発」に関するフォーラムや管理職向け研修会での講演多数。教育関連の雑誌や新聞にも寄稿している。日本教育経営学会所属。二児の父。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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