子どもウォッチング術9子どもとの信頼関係づくり 高学年

投票受付中

子どもとの信頼関係をつくる学級経営の基礎・基本、信頼関係づくりに何が必要か、信頼関係づくりで障害となるもの、教師の支援とは何か、好ましい人間関係づくりなど事例で。


復刊時予価: 2,618円(税込)

送料・代引手数料無料

電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-129700-4
ジャンル:
教育学一般
刊行:
2刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 168頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

もくじ

もくじの詳細表示

まえがき
T 子どもとの信頼関係をつくる学級経営とは
1 一日目・「どうぞ」「ありがとう」を言わせる
2 二日目・「班当番」「学級当番」をつくる
3 三日目・「朝自習」「宿題」「持ちもの」を示す
4 「各班プロチェック表」をつける
5 「月刊MVP」を学級通信で発表する
U 教師と子どもとの信頼関係づくり
―何が必要か―
一 子どもの近くにいること
1 ノートは教室で見る
2 そうじは子どもたちと一緒にする
3 昼休みは子どもたちと過ごす
二 どの子も大切にしているということを事実と行動で示す
1 授業で示す
2 いじめ・差別を絶対に許さない学級づくり
3 学級通信で子どもをほめる
4 一人はみんなのために みんなは一人のために
三 毎日「新しい目」で子どもを見る
V 子どもとの信頼関係づくり
―何が障害となるか―
一 障害1 「できて当たり前」的思考
二 障害2 思い上がり
W 信頼関係づくりのための教師の支援
一 わかる授業づくりの過程で@
1 ほめるということを常に意識すること
2 子どもがよりよく変わる授業を行うこと
二 わかる授業づくりの過程でA
1 初めて授業で熱中した
2 子どもとの信頼関係をつくる条件
3 子どもとの信頼関係をつくる授業
三 興味・関心意欲を高める過程で@
1 興味・関心意欲を高める三つの条件
2 アイスクリーム作りの授業
3 興味・関心意欲を高めるための地域体験学習
四 興味・関心意欲を高める過程でA
1 信頼関係を築くための条件
2 興味・関心意欲を高める四つの条件
3 「一枚の絵」の授業
五 学習技能を身につけさせる過程で@
1 「ノート技能」を全員に身につけさせる
2 「読書技能」を全員に身につけさせる
3 「自学技能」を全員に身につけさせる
4 「暗唱技能」を全員に身につけさせる
5 繰り返し学び続ける
六 学習技能を身につけさせる過程でA
1 宿題提出と直しの学習技能
2 漢字の学習技能
七 話し合いを活発化させる過程で@
1 勇気づける「言葉かけ」
2 話し合いを活発化させる授業の過程での「言葉かけ」
八 話し合いを活発化させる過程でA
1 自由な場・平等な場
2 話し合い活発化への布石その1 自由な場・平等な場づくり
3 話し合い活発化への布石その2 おもしろい授業
4 話し合い活発化への布石その3 追究するに値する課題と対立意見
九 学級の連帯感を育てる過程で@
1 けん玉大会
2 名刺交換会
十 学級の連帯感を育てる過程でA
1 「時間を守る」で連帯感を育てる
2 「ボランティアの学習」で連帯感を育てる
X 子どもたちとの好ましい人間関係づくり
一 〈働きかけ方編〉
一日の「子どもたちとの好ましい人間関係づくり」を点検し続けよ
二 〈対応の仕方編〉
教師は要求するばかりでなく、ときには子どもたちの要求を聞け
Y 信頼関係づくりのための子ども理解
一 教師は、動物の目で子どもを見る
二 ミニアルバム
Z 「子どもとの信頼関係づくり」のまとめ
一 「子どもとの信頼関係づくり」のスタート
二 「子どもとの信頼関係づくり」は三点セット
あとがき

まえがき

 昨今、「学級崩壊」「学校崩壊」のニュースがマスコミにも取り上げられ、大きな社会問題になっている。

 この原因として、今の子が変わってきた。我慢ができない子が増えてきた。家庭教育の欠如。地域社会の稀薄化、などがあげられている。

 これは、確かに背景としてはある。そのことは否定しない。

 でも、そんなことをいくら述べても、「学級崩壊」「学校崩壊」はなくならない。

 なぜなら、直接の原因は、その学級担任の力がなかったからであって、他の何者でもない。


 「学級崩壊」「学校崩壊」は担任がつくったのである。


という自覚から、まず出発しなくては何も解決しない。

 では、担任の何が足らなかったのか。


 子どもを引きつける「知的な授業力」と子どもを一つにまとめる力、「統率力」の欠如である。


 このどちらかが欠けても、学級は荒れる。

 その「知的な授業力」と「統率力」の2つに、「子どもとの信頼関係」がつけ加わるなら、さらに怖い物はない。

 本書は、その願いのもとに表した本である。

 別の言い方をすれば、「学級崩壊」しないための具体的な方法を「子どもとの信頼関係づくり」の視点から述べた本であるとも言える。

 「学級崩壊した学級」は、教師と子どもたちとの信頼関係がぐちゃぐちゃに崩れている。

 「生き生きした学級」は、教師と子どもたちとの信頼関係がある。

 どうすれば、教師と子どもたちとの信頼関係を築くことができるか。

 それがわかれば、「学級崩壊」を防ぐことができる。

 本書は、その一助になると信じる。

 なお、本書に登場する子どもの名前は、すべて仮名であることをお断りしておく。


  2000年1月   淡路キツツキ会代表 /柏木 英樹

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書

ページトップへ