特別支援教育サポートBOOKS
自立活動×合理的配慮でつくるすごい「個別の指導計画」作成ガイド
発達障害のある子を見取る!通級指導教室と通常の学級の連携

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新刊

まるで「個別の指導計画」の文例集!

「個別の指導計画」を通級指導教室と通常の学級で連携して作成する流れと実例を示しました。「こんなことが苦手そう…」と気づいたら、背景要因を探り、通級指導教室では学びを支援する自立活動の指導を、通常の学級では合理的配慮を行っていきましょう!


紙版価格: 2,420円(税込)

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電子版予価: 2,178円(税込)

2/25刊行予定

ISBN:
978-4-18-123613-7
ジャンル:
特別支援教育
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 128頁
状態:
在庫あり
出荷:
2026年2月10日

CONTENTS

もくじの詳細表示

はじめに
第1章 通級指導教室と通常の学級 連携型個別の指導計画
1 通級指導教室と通常の学級が連携した支援の充実
1 通級による指導の意義
2 通級担当教員と通常の学級担任の連携
2 通級担当教員が行う子どもの見取り
1 子ども理解の基盤としての「見取り」
2 子どもを見取る方法
3 見取りを生かした合理的配慮と指導・支援の充実
1 個別の指導計画の作成・活用
2 本書を活用した支援の充実
第2章 子どもの苦手さからみる合理的配慮と指導計画大全
1 領域「聞く」
1 考えられること(背景要因)
2 通常の学級で行いたい合理的配慮例
3 通級指導教室で行える自立活動の指導アイデア
2 領域「話す」
1 考えられること(背景要因)
2 通常の学級で行いたい合理的配慮例
3 通級指導教室で行える自立活動の指導アイデア
3 領域「読む」
1 考えられること(背景要因)
2 通常の学級で行いたい合理的配慮例
3 通級指導教室で行える自立活動の指導アイデア
4 領域「書く」
1 考えられること(背景要因)
2 通常の学級で行いたい合理的配慮例
3 通級指導教室で行える自立活動の指導アイデア
5 領域「計算・推論」
1 考えられること(背景要因)
2 通常の学級で行いたい合理的配慮例
3 通級指導教室で行える自立活動の指導アイデア
6 領域「運動(粗大運動・微細運動)」
1 考えられること(背景要因)
2 通常の学級で行いたい合理的配慮例
3 通級指導教室で行える自立活動の指導アイデア
7 領域「注意」
1 考えられること(背景要因)
2 通常の学級で行いたい合理的配慮例
3 通級指導教室で行える自立活動の指導アイデア
8 領域「多動性・衝動性」
1 考えられること(背景要因)
2 通常の学級で行いたい合理的配慮例
3 通級指導教室で行える自立活動の指導アイデア
9 領域「社会性」
1 考えられること(背景要因)
2 通常の学級で行いたい合理的配慮例
3 通級指導教室で行える自立活動の指導アイデア
第3章 発達障害のある子の個別の指導計画&指導実践例
事例1 ワーキングメモリーの弱さがあり,読み書きに困難がみられるAさん
事例2 視知覚能力の弱さがあり,書字に困難がみられるBさん
事例3 一生懸命に取り組むが,不器用さがあり,書くことの難しいCさん
事例4 言語理解に弱さがあり,自分の気持ちや状況をうまく言葉にできないDさん
事例5 ワーキングメモリーの弱さと多動傾向があり,文字を覚えることが苦手なEさん
〈資料〉気がかりシート/気づきの視点一覧

はじめに

 新学期,あなたは通級指導教室の先生です。そう聞いて,胸が高鳴ると同時に「自分にできるだろうか」と不安を覚える方も多いでしょう。通級指導教室は,通常の学級に在籍しながら,特別の指導を受ける場です。その目的は,子どもたちが自分の得意を生かし,苦手を乗り越えながら,学級・学校生活に主体的に参加できるようにすることです。つまり,「できないことを直す」よりも,「できるようになるための方法を一緒に見つける」ことが中心になります。

 この仕事の魅力は,子どもの小さな成長を間近で見られることです。読みがうまくいかず眉をひそめていた子が,少しだけ読むことができるようになってきた。漢字を書くとなると,嫌になってやる気を失っていた子が,少しだけ書いてみようと思えるようになった。そうした一歩が子どもの自己肯定感を高めます。

 一方で,通級指導教室担当は孤立しやすい仕事でもあります。対象となる子どもは学年も特性も異なり,教材も指導法もケースごとに考える必要があります。そして,子どもが大半の時間を過ごすのは通常の学級ですから,担任や保護者との連携が欠かせません。その鍵となるのが「合理的配慮」と「自立活動」です。合理的配慮は環境や方法を整える工夫,自立活動は学習や生活の土台となる力を育む指導です。

 初めての通級指導教室担当で専門知識に不安があっても大丈夫です。「この子は何が得意で,何が苦手か」「どんな場面で困っているか」などをアセスメントし,共有し,支援の輪を広げることが重要です。本書はそのための道しるべとして,第1章で通級指導教室と通常の学級の連携による個別の指導計画作成について,第2章で「子どもの苦手さからみる合理的配慮と指導計画大全」と題し,子どもの状態像からその背景となるもの,そして支援方法例,第3章で事例をもとにした個別の指導計画の実例を紹介します。

 前著『発達障害のある子へのやさしい「個別の指導計画」作成ガイド』(喜多・齊藤・山下,2022)をもとに,通常の学級との連携をより重視した内容となっております。連携の際の参考にしていただけると幸いです。

 支援に「完璧な正解」はありません。昨日うまくいった方法が今日通じないこともあります。それでも試行錯誤を続けるあなたの姿勢が,子どもを幸せにします。さあ,子どものために,ともに頑張っていきましょう!


   編著者を代表して 北海道教育大学札幌校 /山下 公司

著者紹介

桂野 文良(かつらの ふみよし)著書を検索»

北海道小樽市立稲穂小学校

通級指導教室 教諭

S.E.N.S-SV

公認心理師

坂内 仁(ばんない ひとし)著書を検索»

北海道教育庁学校教育局特別支援教育課

特別支援教育制度推進係 主査

S.E.N.S-SV

公認心理師

臨床発達心理士

山下 公司(やました こおじ)著書を検索»

北海道教育大学札幌校特別支援教育専攻

准教授

S.E.N.S-SV

公認心理師

臨床発達心理士

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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