保護者と信頼関係を築く連絡帳の文例集

保護者と信頼関係を築く連絡帳の文例集

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連絡帳に添える一言で保護者の信頼を勝ち取る!

「友達関係で子どもが悩んでいるようなのですが…」朝、連絡帳を開いたとき、目に飛び込んできた保護者からのメッセージ。どう返事を書きますか。子どもが授業や学級で活躍したときに発信したい文例から、クレーム対応の文例まで満載。子ども理解の視点も示唆。


復刊時予価: 2,442円(税込)

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ISBN:
978-4-18-106118-0
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 144頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

目次

もくじの詳細表示

まえがき
1 連絡帳を活用するためのポイント
連絡帳を、どのように活用するのか
連絡帳は毎日書くのか、頻度はどのくらいか
連絡帳の使用に関して、家庭と事前にする約束などがあるのか
一人一人の子どもに対して別々のコメントを書くのか
返事はいつ書くのか、書く時間はいつ生み出すのか
返事を書く際の配慮事項は何か
連絡帳を生かすためにも、気を付けたいこと
2 学習の様子の文例
国語の時間での様子を伝えよう
算数の時間での様子を伝えよう
生活の時間での様子を伝えよう
音楽の時間での様子を伝えよう
図工の時間での様子を伝えよう
体育の時間での様子を伝えよう
道徳の時間での様子を伝えよう
学級活動の時間での様子を伝えよう
英語活動の時間での様子を伝えよう
3 休み時間の様子の文例
校庭で外遊びをしている様子を伝えよう
教室等で内遊びをしている様子を伝えよう
校庭でのけんかやけががあったときの様子を伝えよう
教室等でのけんかやけががあったときの様子を伝えよう
休み時間のその他の様子を伝えよう
4 学級での様子の文例
係活動での様子を伝えよう
日直の仕事の様子を伝えよう
掃除の時間の様子を伝えよう
席替えをしたときの様子を伝えよう
朝や帰り(朝・帰りの会など)の様子を伝えよう
学級でのその他の様子を伝えよう
5 給食での様子の文例
給食当番での様子を伝えよう
給食で好きなものが出たときの姿を伝えよう
給食で嫌いなものが出たときの姿を伝えよう
給食の様々な場面を伝えよう
6 学校行事での様子の文例
運動会での様子を伝えよう
遠足での様子を伝えよう
学校の“○○まつり”での様子を伝えよう
学芸会での様子を伝えよう
音楽会での様子を伝えよう
避難訓練での様子を伝えよう
7 友達関係での様子の文例
○○さんと仲良くしている様子を伝えよう
新しい仲の良い友達ができた様子を伝えよう
友達同士で話していた様子を伝えよう
転校してきたときの様子を伝えよう
転校していくときの様子を伝えよう
友達関係における様々な様子を伝えよう
8 気になる行動・様子の文例
宿題をなかなかやってこないことを伝えよう
忘れ物が多いことを伝えよう
給食を食べないこと、食べられないことを伝えよう
授業中、立ち歩き等があったことを伝えよう
遅刻が多いことを伝えよう
授業に集中できないことを伝えよう
欠席のとき、早退するときの様子を伝えよう
様々な気になることの様子を伝えよう
9 トラブルを伝えるときの文例
友達とけんかをしてけがをさせてしまったときのことを伝えよう
学校で熱を出してしまったときの様子を伝えよう
クラスで大きな問題が起こったことを伝えよう
けがや病気になったときのことを伝えよう
学校や人の物をこわしてしまったときのことを伝えよう
学校や人の物をとってしまったときのことを伝えよう
友達にいじわるをした、されたときのことを伝えよう
配慮を要する子どもの様子を伝えよう
10 クレーム等に対する対応の文例
学習の面でのクレームに対して対応しよう
クラスの雰囲気へのクレームに対して対応しよう
友達関係に対してのクレームに対応しよう
学校行事に対してのクレームに対応しよう
学校の施設(教育環境)に対してのクレームに対応しよう
配慮を要する子に対してのクレームに対応しよう
教職員の対応(姿勢)に対してのクレームに対応しよう
様々なクレームに対して対応しよう

まえがき

 学校教育の充実のためには、保護者との信頼関係を築くことが大切です。

 特に、入学の頃をはじめとする低学年期においては、保護者との連携が、とても大事です。小学校に入学させる保護者は、子ども以上に期待にあふれ、不安も抱えています。その保護者と学校とを結び、個別のパイプの役割を果たすものが、連絡帳です。連絡帳には、教師、保護者それぞれの思いを伝え、理解してもらいたいという、強い思いや願いが込められています。様々な連絡をはじめ、質問内容が、随時、記されていきます。その他、ケガや友達とのトラブルへの対応、保護者からの深刻な相談、クレーム等、様々です。

 このような保護者の思いを、私たち教師は、傾聴の姿勢で受けとめ、子ども理解や保護者理解に、つとめていきたいものです。いつでも、どのような内容にも正対して、連絡帳に向き合いたいものです。教師の的確かつ、人間味あふれる記述は、お互いの心を通わせ、あたたかいものにします。

 しかし、じっくり連絡帳に接したいものの、日中は、常に、子どもと向き合わなければなりません。教師の仕事は、授業をはじめ、休み時間、給食、掃除等と、多岐にわたります。連絡帳を読み、書く時間や場面は限られます。

 私も、連絡帳の書き方や、時間の確保の仕方に、苦慮してきました。

 本書では、私のつたない経験をもとに、様々なケースを整理し、返答例、連絡例を記載しました。近年、増えるクレームへの対応例もあります。

 日々、子どもたちや保護者と向き合い、努力されている先生方をはじめ、教育や保育に携わる方々の、多少のお役に立てればうれしいかぎりです。

 本書の発行にあたり、明治図書の茅野現氏には、大変お世話になりました。

 あたたかいお力添え・ご助言に対して、心よりお礼を申し上げます。


  /前川 直也

著者紹介

前川 直也(まえかわ なおや)著書を検索»

現 豊島区立西巣鴨小学校主任教諭

昭和62年度より東京都の小学校教諭。専門は道徳教育。

通常学級(低・中・高学年)及び特別支援学級での担任を経験。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書

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