「教員評価」と上手に付き合う本
教師力を高める自己チェック&マネージメント

「教員評価」と上手に付き合う本教師力を高める自己チェック&マネージメント

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「教員評価」を自分の職務改善に上手に生かすポイント

「教員評価」に臨む際の心構えとポイントに加え、どうすれば『プロ教師』と言われるような教師力を養えるかについて、その自己チェックとマネージメントの方法を「学級経営力不足と言われたら」といったQ&Aを交えて伝授。教員評価と上手に付き合えるようになる1冊。


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ISBN:
978-4-18-105615-5
ジャンル:
学級経営
刊行:
3刷
対象:
小・中
仕様:
A5判 116頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 学校における「教員評価」の現状と課題
第1章 「人事考課制度による教員評価」とは何か
(1) 中教審が求める教員評価
(2) これまでの「勤務評定」の問題点
第2章 なぜ,教員評価なのか
(1) 教員評価のねらいは何か
(2) 教師に求められる新しい資質
(3) なぜ,学校組織の活性化なのか
第3章 教員評価はどのように行われているか
(1) 自己申告と業績評価
(2) 教員評価の流れ(東京都を例にして)
表・「東京都・教育職員自己申告書」
第4章 教員評価の課題と新しい動き
(1) 発展途上の課題
(2) 制度の定着に向けた新しい動き
U 教員評価・こう臨む
―心構えと自己マネージメント
第1章 評価を積極的に受け止める
―評価を恐れず評価に挑む―
(1) 評価されることによるメリット
(2) 評価のなかった時代
(3) 評価に負けない心構え
第2章 自分の職務内容を確認する
―職務内容を理解し,仕事の質を高める―
(1) 評価の対象となる職務を確認する
(2) 校長の経営方針を理解する
(3) 勤務時間外でも自己啓発に努める
第3章 自分の課題を見つけ出す
―問題解決のスタートは課題発見から―
(1) 前年度の反省を生かす
(2) 年度初めの手応えをつかむ
(3) 単年度の課題と中期目標の関係を考える
第4章 自己目標を設定する
―具体的目標を定めることこそ成功の秘訣―
(1) 目標設定はなぜ必要か
(2) 目標設定のプロセス
(3) どんな目標がよいか
第5章 計画・実践・評価で授業改善に挑む
―教育のプロを目指す―
(1) 自分なりのキャリアプランをつくる
(2) 授業力を高めるプランを練る
(3) 評価を実践に生かす
第6章 確かな学級経営を構築する
―よりよい授業は学級経営が基盤―
(1) 学級経営の大切さを自覚する
(2) 成果を上げる学級経営のポイント
(3) 学級経営案を作成する
第7章 「自己申告・自己評価」ポイントはここだ!
(1) 分かりやすく成果や課題を申告する
(2) 適切な尺度で自己評価する
V 「教員の力」どこが評価されるかー評価項目と着眼点
第1章 何が,どのように評価されるか
第2章 学習指導力の評価・自己チェック項目はこれだ!
(1) 児童・生徒理解
(2) 指導計画の作成・実施
(3) 専門的知識・技能の獲得・活用
(4) 研修・研究の成果の活用
(5) 指導法の改善
(6) 児童・生徒の変容
第3章 生活指導力の評価・自己チェック項目はこれだ!
(1) 児童・生徒理解
(2) 指導計画の作成・実施
(3) 健康・安全の確保
(4) 基本的生活習慣の指導
(5) 問題行動への対応
(6) 家庭・地域との連携
第4章 学校運営力の評価・自己チェック項目はこれだ!
(1) 課題解決能力
(2) 経営参加能力
(3) 校務処理能力
(4) 家庭・地域との連携
第5章 学級経営力の評価・自己チェック項目はこれだ!
(1) 児童・生徒理解
(2) 学級経営案の作成・実施
(3) 学級集団形成力
(4) 教室環境の整備
(5) 保護者との連携
第6章 集団統率力の評価・自己チェック項目はこれだ!
(1) 児童・生徒集団の理解
(2) 企画力
(3) 実践力
第7章 危機管理力の評価・自己チェック項目はこれだ!
(1) 危機意識
(2) 児童・生徒理解
(3) 報告・連絡・相談
(4) 規範意識
第8章 保護者対応力の評価・自己チェック項目はこれだ!
(1) 保護者理解
(2) 課題発見力
(3) 報告・連絡・相談
(4) 児童・生徒の変容
第9章 服務規定の評価・自己チェック項目はこれだ!
(1) 服務規定の理解
(2) 義務の履行
(3) 教育公務員としての身分の自覚
W 評価結果に打ち勝つQ&A
―今日から変える「はじめの一歩」
第1章 学習指導力不足と言われたら
・「指導法を改善するには」
・「苦手な教科を克服するには」
第2章 生活指導力不足と言われたら
・「基本的な生活習慣を身に付けさせるには」
・「けんかやいじめをなくすには」
第3章 学校運営力不足と言われたら
・「自分の学級以外にも目を向けるには」
・「校務分掌の処理を適切に行うには」
第4章 学級経営力不足と言われたら
・「望ましい人間関係をはぐくむには」
・「落ち着いて行動できる学級にするには」
第5章 集団統率力不足と言われたら
・「友達先生を解消するには」
・「誉め上手,叱り上手になるには」
第6章 危機管理力不足と言われたら
・「危機発生を未然に防ぐには」
・「危機的状況を乗り越えるには」
第7章 保護者への対応力不足と言われたら
・「楽しい保護者会を工夫するには」
・「様々なタイプの保護者に対応するには」
第8章 服務規定が守られていないと言われたら
・「服務規定を頭に入れて行動するには」
・「勤務の状況を自己チェックするには」
第9章 週案簿がきちんと書かれていないと言われたら
・「週案簿を提出・活用するには」
・「週案の内容をよりよくするには」
第10章 通知表の書き方がまずいと言われたら
・「コミュニケーションが生まれる通知表にするには」
・「読みやすく分かりやすい通知表にするには」

まえがき

 物事を改善するときには,適切な評価が前提になければならない。このことは,絶えず子どもを評価している教員であれば,自明のこととして理解している。にもかかわらず,「教員評価」と聞くと避けて通りたいという思いをもつ人も多い。反面,自分のことでありながら,評価の仕組みや内容に無頓着な人もいるように思われる。

 「教員評価」を積極的に受け止め,自身の職務の改善に役立てることによって,教員に元気が出てくるのではないか。そうすれば,学校教育がもっと活性化するのではないかという,独りよがりの思いが私にはある。

 本書の第1章「学校における『教員評価』の現状と課題」では,中教審答申や東京都の人事考課制度などを参考にして,教員評価が求められる意義や背景について検討した。第2章「教員評価・こう臨む―心構えと自己マネージメント」では,教員評価を積極的に受け止め,職務の改善に役立てるための心構えについて,私自身の経験を基にしてメッセージを送ることを念頭においた。第3章「『教員の力』どこが評価されるか―評価項目と着眼点」では,評価される教員の自己チェックのためのポイントを紹介した。第4章「評価結果に打ち勝つQ&A―今日から変える『はじめの一歩』」では,評価結果に対する改善策を具体的に示すために,「Q&A」の形でまとめた。

 本書を貫く私の思いは,学校教育の担い手である教員への厚い信頼であり,応援歌である。取りようによっては,教員バッシングとも思える厳しい状況の中で,日々奮闘している教員諸氏への思いが伝わり,教育活性化の一助となれば本望である。

 本書の刊行にあたっては,明治図書出版(株)の及川誠氏に,企画の段階から懇切丁寧なご配慮を賜った。心から感謝申し上げる次第である。


  2007年2月   /廣嶋 憲一郎

著者紹介

廣嶋 憲一郎(ひろしま けんいちろう)著書を検索»

1948年(昭和23年)新潟県に生まれる

1971年(昭和46年)明治大学法学部卒業

民間企業等勤務の後,東京都公立小学校教員,東京都武蔵村山市教育委員会指導主事,東京都立多摩教育研究所統括指導主事,東京都立教育研究所統括指導主事,東京都多摩教育事務所主任指導主事・同指導課長,東京都青梅市立河辺小学校長を経て,現在,聖徳(せいとく)大学人文学部児童学科教授

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 中学校版も欲しいと思った
      2023/8/2630代・中学校教員
    • 「教員評価」というと固い概論のみのものが多く敬遠していまいがちでしたが、「教師力アップ」に主眼を置いているこの本にはすんなりと入っていけました。

      個人的には「“保護者から通知表の評価が他の教員よりも辛いのではないか”とクレームがきました。どうしたらいいでしょう。といった具体的なQに応えているQ&A部分が大変役に立ちました。
      「学級経営力不足と言われたら」など、今後の参考にして自己研鑚に役立てたいと思います。

      教員評価の基礎知識だけではなく「教師力アップ」のヒントが多く盛り込まれているので、『プロ教師力』をつけたい、と思っていらっしゃる先生方には特におすすめします。
      2007/3/2教員4年目

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