- T はじめに
- ――厳しくて温かい止揚学園の保母たち――
- 1 女ではなく男や
- 2 一人やったら負けるやろうなあ
- 3 つぶされていく理想
- 4 人権を守るお茶くみ
- U 保母たちの記録
- 一 子どものウンコやオシッコにまみれて
- 1 障害児問題は、差別問題や
- 2 韓国人を父として
- 3 親のエゴに苦しめられて
- 4 ウンコって美しいんやで
- 5 生命の大切さ
- 6 一番美しい場所
- 7 子どもたちに変えられた私
- 二 母親と私の心の隔りを越えて
- 1 他者を生かす
- 2 すぐ、やめなさい
- 3 初めての見合い
- 4 一人、仲間が減ったなあ
- 5 母親と私の、隔りの中で
- 三 子どもが、は止めになって
- 1 温かい二つのできごと
- 2 ある子どもの死
- 3 失敗した、はじめてのデイト
- 4 きみ、ルーズになったで
- 5 自分の子どもに心をとられ
- 6 うち、七人やで
- 7 いやがらせに涙し
- 8 男と女のくいちがい
- 四 どろんこ道を歩いてみたら
- 1 少しの不注意で生命が
- 2 頭にふりかかったうどん
- 3 機械が、子どもの心を殺す
- 4 理論の裏づけのある体験主義
- 5 自然の中に教材は山の様にある
- 6 どろんこ道を歩いてみたら
- 7 両親のうらぎり
- 8 悲劇の教育
- 9 埋めたい空間
- 五 僕たちが大人になったら
- 1 変な子どもやなあ、恐い
- 2 子どもに近寄らない校長先生
- 3 にわとりは、コケコッコや
- 4 この子どもたちは神様ではない
- V 父母たちの記録
- 一 その別れの日のために
- 1 その別れの日のために
- 2 お母さんと一緒に、安らかな死を
- 3 めぐりあった場所
- 4 私は、弱い母親でした
- 5 教育は、人です
- 6 僕たち、同じ人間やないか
- 二 大阪空港で出会ったかなしみ
- 1 ドアにはさまれた親子
- 2 くやしさと歯がゆさ
- 3 娘に助けられて
- 三 しんどい人の荷を共に
- 1 眠り姫といわれ
- 2 知恵おくれと宣告され
- 3 止揚学園に出会って
- 4 六歳になったら
- 5 おむつからパンツヘ
- 6 しんどい人の荷を共に
- あとがき
-
- 明治図書