- まえがき
- 音はどこから/ 耳をすまして
- 吹いて遊ぼう/ ながく,ながく
- オリエンテーリング/ シールをそろえてゴールイン
- おばけちゃんどうぞ/ なんでも食べちゃう
- ストローゆうびん/ 息をととのえ,お手紙送ろう
- マンションだあれ/ あの子はどこに?
- この影なーんだ?/ シルエットで楽しむ
- 音の神経すいじゃく/ 聞いて合わそう
- サンタさんにおねがい/ くだものってなあに?
- ピーナッツ/ 同じ色をそろえよう
- エンゲージリング/ どの指にさすの?
- 忍者屋敷/ どこにかくれたかな!
- 君が王さま/ はしから数えて何番目?
- 丸いものみつけ旅/ 街へ出よう!
- フープすごろく/ 力を合わせてあがりをめざそう
- 立体絵あわせ/ 絵や色を手がかりに
- あつまれ,あつまれ/ 友だち何人できたかな
- 五ならべ/ 盤を使った簡単ゲーム
- ピザ/ おすすめ壁材
- こいのぼり/ ぬたくりを作品に
- ローリングプリント/ 転がして作ろう
- たこ糸絵/ 偶然の軌跡
- ストリングシャトル/ やりとりを楽しむ
- 果物の木を作ろう/ 共同作品
- ろうそく絵/ 火を使って作品づくり
- シャボン玉絵/ 吹いてはじけて
- オーケストラ/ 指揮者の意のまま
- なにわの忍者/ 大阪弁かぞえ歌
- アイ・編む・網/ ネットを使って
- おゆうぎ/ ひらめきを踊りに
- いもむしごろごろ/ 毛布にくるくる,くるまって
- バブルバス/ あわがいっぱい
- 新聞紙に突入/ 紙の向こうに何がある
- 見えないオモチャ/ 風と遊ぼう
- 川わたり/ セラピーボールで遊ぼう
- 人間ボウリング/ スピード出して体当たり
- ロープウエイ/ ひもをたどってさあ行こう
- ユーフォーキャッチャー/ つかんで放して
- バスケットボール/ ドリブル上手に
- 的たおし/ 落とすのっておもしろい
- ひっぱりっこ/ あきらめないで!
- 棒とび/ なわとびのおけいこ
- 潜水艦/ 顔を水につけてみよう
- 玉入れ/ あっちいけポイ
- ストップモーション/ 合図にあわせて
- 水リレー/ こぼしてはだめよ
- しまわたり競争/ みんなで渡ればこわくない
- 手つなぎイスとり/ 二人でいっしょに
- 借り物競争/ ほしいのはコレだ
- キックボール/ かんたんベースボール
- 遊び一覧
- あとがき
まえがき
「遊び」のベースにあるのは、何よりもその「楽しさ」だと思います。この楽しさが「自発性」を生み、そして楽しさを持続させたいという願いに引かれて、活動が深まると考えられます。
精神発達がまだ未分化な子どもたちにとって、わかりやすく楽しい活動に満ちた「遊び」ですが、それではどんな遊びを用意すれば?・・・と考えたとき、ついつい悩んでしまうこともまた多いものです。
本書は、いろいろな学習場面で実際に行ってきた遊びを、50種にしぼって、イラスト中心にわかりやすくまとめたものです。遊ぶにあたっては、ここで紹介した通りに進めていただくのも一方法ですが、できれば皆さんの前の子どもたちに合わせて、一人一人の「オーダーメードの遊び」に仕立て直してみることをお勧めします。子どもたちの実態に合わせて遊びをうまくアレンジできたとき、子どもたちの喜びも一層高まりますし、一緒に遊ぶ先生の感慨もさらに深いものになると思います。
なお各ページには、わかりやすい索引マークを使ってそれぞれの遊びの性格が一目でわかるようにし、巻末には一覧も設けました。
本書を、遊びのハンドブックとして活用して頂ければ幸いです。
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- 明治図書