特別支援教育コーディネーターの1年 小・中学校編

特別支援教育コーディネーターの1年 小・中学校編

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全校体制で子どもたちを支える1年の流れとポイントを集約

特別支援教育コーディネーターが1年間に行う仕事の流れとそのポイントを詳説。また、校長、教頭、生活指導主任、研究主任、養護教諭など、全校体制で障害のある子どもたちの指導・支援に臨むべくコーディネーターを支える人たちの1年間の流れと実践例についても紹介。


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ISBN:
978-4-18-061629-9
ジャンル:
特別支援教育
刊行:
2刷
対象:
小・中
仕様:
B5判 128頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第
【iPadアプリ】読み書きが苦手な子どもへ 〜 音韻認識力をはぐくむ!ひらがなトレーニング 特集 特別支援「通常の学級でやさしい学び支援」シリーズ
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もくじ

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はじめに
序 章 特別支援教育コーディネーターが輝くために
全国に位置づけられる
新たな分野だからこそ
1 機能していく基盤づくり
(1)校長のリーダーシップ/ (2)行政の体制づくり
2 個々に求められること
(1)1みんながかかわる頑張る学校/ (2)教育の基本理念と信じて/ (3)「先読み」をしましょう
第1章 特別支援教育コーディネーターの1年
小学校の1年
2月 学校評価を特別支援教育に活かす/ 行事を通して保・幼と交流
3月 次につながる引き継ぎを/ 入学前の支援会議
4月 特別支援教育を計画する/ 校内のケースの引き継ぎ/ 入学式をチームで支援/ 一回目の校内委員会を開こう
5月 校内の実態把握月間/ 個別の指導計画をチームで作成
6月 実態把握を校内支援に活かそう/ 専門家の巡回相談を活用
7月 評価を次の取り組みに活かして/ 保・幼・中との連携を
8月 特別支援の研修会を開こう/ 長い休み明けの児童理解を
9月 二学期の校内支援の計画を/ 運動会に向けて
10月 宿泊行事に向けて/ 学習発表会に向けて
11月 次年度につながる就学時健診を/ 就学相談に向けて
12月 学校評価に特別支援教育の視点を/ 後期の評価は、次年度に活かそう
1月 児童理解のための全体会/ 校内委員会で特別支援の評価を
通年 校内支援体制を支える共通理解の場づくりを/ 「交流・共同学習」「副籍交流」を効果的に行おう/ 校内委員会・支援会議の開催/ 校内研究に特別支援教育の視点を
中学校の1年
1学期 今年度の特別支援教育のスタート/ 学校行事、各学年の行事を成功させよう
2学期 支援の充実を図っていくとき/ 進路選択のサポートを全校体制でしよう
3学期 学校評価を次年度の特別支援教育に活かそう/ 今までの支援や学びを次につなげる
通 年 校内委員会の開催と話し合いの進め方/ 情報の収集と共有化を図る/ 個別の指導計画は人と人をつなぐツール
第2章 各地の実践
小学校
@一人ひとりを大切にし、全校で見守っていくために
A「つなぐ」役目を果たす、コーディネーター通信にするために
B「ことばの教室」の可能性
C誰もが安心して豊かに過ごせる学級・学校づくりをめざして
中学校
@中学校における特別支援教育コーディネーターの役割
A互いに認め合い、生き生きと学校生活が送れる土台づくり
B思春期を上手に乗り切り、生徒の笑顔が輝くためのチーム対応
コラム 各地のチャレンジ!!
第3章 コーディネーターを支える人たちの1年
ある校長の一年
ある教頭の一年
ある教務主任の一年
ある生活指導主任の一年
ある研究主任の一年
養護教諭として特別支援教育にかかわること
通級指導学級担任の一年
コラム マンパワーの効果的な活用
資 料 校内支援体制 自校点検カード/ 通常の学級における授業・学級づくりのチェックシート
おわりに

はじめに

■蓄積された実践を「整理」し、「発信」につなげましょう

 特別支援教育が法制化されて、早いもので四年が瞬く間に過ぎました。今、小・中学校(公立)においては、特別支援教育コーディネーターはほぼ一〇〇%の学校で指名されています。また、校内委員会も同じようにどこの学校にも組織されてきました。どの地域の、どの学校でも、どんな教師にも、特別支援教育に効果的にかかわる「特別支援教育力」が求められてきています。

 法制化前からの地道なチャレンジもあり、各地から様々な行政的な改革や現場での取り組みが報告されるようになりました。全国で、ようやく実践が蓄積されてきたのです。

 この蓄積から、「誰が」「いつ」「どのように」支援していったらよいのか、実践を整理し、互いに学び合う必要があります。


■全校の、誰もがコーディネーターのつもりで

 そこで、この『特別支援教育コーディネーターの一年 小・中学校編』を企画しました。全国のみなさんの学び合いの資料としていただくためです。

 この本では、コーディネーター以外の方々の役割にも言及しています。一人ひとりを大切にする校内支援体制は、コーディネーターだけでは、つくり出せるものではないからです。校長を始めとして、学校のあらゆる立場の方が、自分の職務の中で、特別支援教育を実践し、校内支援体制を支えていくことこそが重要なのです。

 そこで、コーディネーター以外のそれぞれの立場から見た一年も、実践例を添えて追ってみました。

 特別支援教育は、自分のこととして実践して初めて、話し合いの基盤が生まれますし、理解や工夫も深まっていきます。学校現場とはそういうものだと思います。

 実践例の蓄積、経験の広がりが、今後の特別支援教育が発展していくための「資本」になります。目を全国に開き、積極的に学んでいきながら、新たな効果的な取り組みを産み出していきたいものです。


■全国が一つになって

 誰もがコーディネーターの視点をもちながら、それぞれの立場で特別支援教育を実践していく、そんな発想を大切にして編集しました。

 特別支援教育は、「チャレンジの時代」から、実践のよいところを学び合う「評価と整理の時代」に入ってきました。明日からの特別支援教育が更に一歩前進していくために、この本を活用し、もっとよい工夫をそれぞれの地で発信してくださることを願っています。

 今回は、あえて、「小学校・中学校」に限って取り上げました。いつか、特別支援学校や幼稚園・高校についても、発信していきたいです。


   全国コーディネーター研究会事務局長 /黒川 君江

著者紹介

黒川 君江(くろかわ きみえ)著書を検索»

全国コーディネーター研究会 事務局長

元東京都文京区立小日向台町小学校 通級指導学級担任

文部科学省研究開発学校研究主任

(平成13〜15年度 特別支援教育)

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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