がんばれ先生シリーズ1
不登校にしない先生・登校を支援できる先生

がんばれ先生シリーズ1不登校にしない先生・登校を支援できる先生

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教師だからこそできる不登校の子どもへの支援と未然防止の手筋

不登校の子どもがいない学校は全国にいくつもある。そのような学校や教師の実践はどこが違うのか。早期発見、早期対応の繊細な手筋をプロの教師やスクールカウンセラーが説き明かす。さらには、不登校を未然防止できる学級をどのようにつくるかに論及する。


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ISBN:
978-4-18-037710-7
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小・中
仕様:
A5判 152頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第
新学習指導要領解説書籍
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もくじ

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まえがき
T章 学校でしかできない不登校支援
1.教育の本質の問題としての不登校問題
2−1.不登校はなぜ起きるのか
2−2.早期対応で目指すこと
3−1.不登校はなぜ続くのか(1)〜感情面での悪化メカニズム〜
3−2.不登校はなぜ続くのか(2)〜行動面・思考面での悪化メカニズム〜
3−3.本格化した段階での支援で目指すこと(1)〜問題解決まで続ける関わり〜
3−4.本格化した段階での支援で目指すこと(2)〜受容と学習支援〜
4−1.未然防止で目指すこと
4−2.未然防止でできること
(引用参考文献)
U章 登校しぶり段階で教師がすること
(コラム1) 100通りの『おはよう』を
1.早期発見・早期対応の基礎基本
2.早期発見で最初に行うこと
@ 月に3日の欠席での早期の関わり
A 早期発見のポイント
B 学校関係者への報告と相談
3.早期対応
@ 仲間関係のトラブルの場合
A 学業適応が考えられる場合
B 教師への合わなさがある場合
C 学校で活躍できる場面を作ること
D 子どもの味方を増やすこと
E 子どもの心の居場所を作ること
(コラム2)明日もまた会えますように
V章 不登校の子どもにできる教師の支援
(コラム3)不登校の認識
1.不登校の子どもへの支援の基礎基本
2.チームを作り関わること
3.在宅の場合の子どもへの関わり
@ 家庭訪問をする時に配慮すること
A 子どもの興味のあること,得意なことを探し,そこで付き合うこと
B 不快な感情の言語化
4.別室登校などの登校支援での子どもへの関わり
@ 登校を支援するとき
A 学校で迎える時に
B 別室登校で担任が行うこと
C 仲間関係で配慮すること
D 学級で迎えるとき
5.保護者との連携
6.専門機関や専門家との連携
(コラム4)自己肯定感と自己効力感108
W章 不登校の未然防止
(コラム5)DoingとBeing(「為すこと」と「在ること」)
1.不登校未然防止の基礎基本
2.子どもにとっての学級とは
3.安心感のある学級とは
4.教師の関わり
5.子どもにとっての「学び」と「学習意欲」
☆ 学びのプロセス
6.子どもの自己効力感を高める
☆ 問題解決のプロセス
7.学級目標を作る
☆ 子どもが疑問を持つということ
8.主体的自覚のある授業
☆ 「よく考えなさい」と言われても
9.仲間関係をどのように作るか
10.活躍する場面をどのように作るか
11.失敗を子どもの学びにする
☆ 相手の気持ちになって考える
☆ 活躍する場としての特別活動のコツ
12.学ぶことに苦しんでいる子どもを救うために
13.自分に合わない子どもとどのように関わるか
(コラム6)そうだったらいい
あとがき

まえがき

 不登校の子どもの支援では,教師にできることがたくさんあります。特に,早期発見,早期対応,未然防止では,教師にしかできないことがたくさんあるのです。不登校にさせないとは,一体どんなことでしょうか。その手筋とは何でしょうか。教師が不登校の子どもを支援するとは,どういうことをすることなのでしょうか。

 本当に素晴らしい教育実践をしていると思う教師に出会うことがよくあります。それらの教師が異口同音に話すのは次のことです。

 「自分が担任のとき,一度も不登校になった子はいないんです」

 「不登校の子どもを受け持つんですけど,来るようになりますね」

 中学校でも,不登校の子どもがいない学校は全国でいくつもあります。それらの学校に共通することもたくさんあります。そのような教師や学校の実践は,どこが違うのでしょうか。教育実践の何が違っているのでしょうか。

 本書を読むとき,不登校のお子さんを担任していないのであれば,最後のW章から読んでください。不登校を未然に防ぐこととは,教育で一番必要な「安心できる学校環境を作る」という基礎基本ができなければなりません。どの子どもにも「学校に来た甲斐があった」「ひとつ賢くなった」と実感させるには,どうすることが必要なのでしょうか。

 欠席日数が月3日以上の子どもがいれば,U章を読んでください。累積5日の欠席を超えたら,V章を読んでください。さらに,不登校の全容を知りたければ,改めて最初から読んでほしいと思います。

 それぞれのプロの教師やスクールカウンセラーが,教師だからこそできる手筋を紹介していきます。繰り返して読み返し,短い一文に込められた繊細な手筋を盗み取ってください。そのことで,読者のみなさんがより優れた教師になっていっていただきたいと,心から願っているのです。


  平成21年6月   /小林 正幸

著者紹介

小林 正幸(こばやし まさゆき)著書を検索»

東京学芸大学教育学研究科教育実践創成講座教授・教職大学院長。専門分野は教育臨床心理学。

1957年群馬県生まれ。筑波大学大学院修士課程教育研究科修了後,東京都立教育研究所相談部研究主事,東京都立多摩教育研究所研究主事,東京学芸大学教育実践研究支援センター教授等を経て現職。

大熊 雅士(おおくま まさし)著書を検索»

東京学芸大学教職大学院特任教授・東京学芸大学附属世田谷小学校教諭

公立小学校教諭,小金井市教育委員会指導主事,江戸川区教育委員会指導主事,東京都教職員研修センター統括指導主事を経て現職。

副島 賢和(そえじま まさかず)著書を検索»

東京都品川区立清水台小学校教諭。昭和大学病院内病弱特別支援学級さいかち学級担任。学校心理士。

早川 惠子(はやかわ けいこ)著書を検索»

東京学芸大学大学院修了,元小中学校教師。現在,学校心理士として,調布市教育委員会スクールカウンセラー・国立音楽大学附属幼稚園カウンセラーとして勤務。武蔵野市特別支援教育専門家スタッフ及びワーキングアドバイザー。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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