総合的学習を創る 2000年12月号
どうする?英会話の導入・検討テーマ42

X124

«前号へ

次号へ»

総合的学習を創る 2000年12月号どうする?英会話の導入・検討テーマ42

紙版価格: 785円(税込)

送料無料

電子版価格: 706円(税込)

Off: ¥79-

ポイント還元20%

ファイル形式

PDF
ジャンル:
総合的な学習
刊行:
2000年11月
対象:
小学校
仕様:
B5判 80頁
状態:
絶版
出荷:
ダウンロード
定期購読

目次

もくじの詳細表示

特集 どうする?英会話の導入・検討テーマ42
総合で英会話―賛成?反対?その理由
楽しみにしています
アダチ 徹子
三つの条件つきで賛成
有田 和正
英語学習の導入が総合的学習を破壊する
岩田 一彦
条件しだい
片上 宗二
実施するなら「英語科」を作れ
加藤 幸次
英会話は道具として必須
川上 昭吾
どのような能力が育つかで判断すべき
工藤 文三
グローバル化と適時性から大賛成
久保 修
保護者にも説明できる理由があるかどうか
長南 博昭
反対理由などどこにも見あたらない
西尾 一
賛成 広い意味でのコミュニケーション体験として
藤井 千春
小中高の連携を密に、走りながら考えよう
蒔田 守
やるならば教科を立てて
水越 敏行
二十一世紀の必須学力である
向山 洋一
英会話活動の独壇場にも疑問
村川 雅弘
小学校で英会話・文部省懇話会報告の概要
伊藤 嘉一
どうする?英会話の導入=QAで迫る検討課題
“総合”全体における英会話の位置づけ
渡邉 寛治
“総合”全体における英会話の位置づけ
高階 玲治
“国際理解”としての英会話の位置づけ
椎名 仁
“国際理解”としての英会話の位置づけ
中嶋 洋一
英会話導入への“教師の意識変革と研修”づくり
石丸 真一
英会話導入への“教師の意識変革と研修”づくり
福島 茂
英会話導入への“人的環境づくり”のノウハウ
小林 晶子
英会話導入への“人的環境づくり”のノウハウ
安藤 久美子
英会話導入への“校内体制づくり”のノウハウ
千野 毅
英会話導入への“校内体制づくり”のノウハウ
荒井 康幸
英会話導入・初年度出発は“ここが肝心”のポイント
中学校・高校との連携を考える立場から
渡邉 時夫
みんなで楽しく、英語でコミュニケーション
牧原 勝志
英語大好きな子どもを育てることを根幹に
伊庭 修
一年目に知っておきたいこと
小野寺 由起
今、注目されている“英語教育の改革”の紹介
ALTの英会話―私が体験したお勧めのポイント
大野木 一雄
発信型の英会話―私が体験したお勧めのポイント
安住 順一
地域で育む小さな国際人
伊東 弥香
2001年英会話授業開始=ウオーミングアップのポイント
私が薦める“カリキュラムづくり”のポイント
長瀬 荘一
私が進める“ALTとの関係づくり”のポイント
今井 京
私が進める“授業づくり”のポイント
仲田 利津子
私が進める“教材・教具開発”のポイント
佐藤 令子
英会話導入への子供と保護者への説明ポイント
大森 修
子どもはどう受け止めた?英会話体験
先生も一緒に英語を楽しんで
河田 嘉春
まさに英会話は子供の興味関心に応じた課題
星野 裕二
全身を揺さぶる学びの場がキーポイント
図師 照幸
我が校の総合的学習の時間ハイライト
荒井 康幸牧原 勝志大森 修平田 淳
イラストで総合的な学習 (第9回)
「学習の肥大化」を防ぐ
前田 康裕
教科に挿入する総合的学習の単元づくりインデックス (第9回)
社会科に挿入する国際理解単元
河田 孝文
ドイツの総合的学習現場レポート (第9回)
職業体験とボランティア
寺尾 慎一
総合的学習でする―英語活動“おすすめスポット” (第9回)
進んでコミュニケーションを図る学習過程
影浦 攻
〜岐阜県大垣市立中川小学校〜
スーパー校長が創る総合的な学習 (第9回)
自己診断チェックリストによる自己評価のすすめ
田中 博之
ポートフォリオが育てる新しい能力・評価 (第9回)
自己評価からメタ認知へ
鈴木 秀幸
環境体験活動のワールドカップ (第9回)
ヨーグルトって作れるの?
大曲 美佐子
編集後記
樋口 雅子
総合的な学習の時間で使えるインターネット情報・アラカルト
社会教育施設のリソースの利用
成田 雅博

編集後記

○…文部省の「英語指導方法等改善の推進に関する懇談会」は、この6月30日、審議の経過報告を公表しました。

 注目されたのは、「日本人には英語によるコミュニケーション能力の向上が強く求められるとして、小学校で英会話を導入すべきだ!」と提言している点です。

 もちろん、懇談会のなかでも、小学校で英会話の導入には賛否両論が在るとしています。

 賛成意見は、

 @日本人が苦手とする聞き取りや発音を、子供の頃に体験しておけば後で苦労しなくてすむ。A後の語学学習に自信が持てる。

 反対意見は、

 @英語学習開始の適切な年齢や学習時期については専門的な検討が必要である。A小学校段階では、日本語で言いたいことを整理し、相手にわかるように話せる能力の育成が第一。結論としては、

 「小学校での英会話学習は教師が一方的に教え込むような方法をさけ、子供たちが楽しみながら行うような形で実施すべき」としています。

 いきなり英会話―そんなことを言われても、誰が担当し、どういうカリキュラムをどんな授業で展開するのか、立ちつくしてる…というところの方が多いのではないでしょうか。本号はそのような学校がどのような青写真を描けばよいのか、様々な問題を校内で検討していく上でのテーマ、今後の研究課題をご紹介しました。

(樋口雅子)

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書

ページトップへ