授業力&学級経営力 2022年12月号
今こそ,教室を笑顔でいっぱいに!「エンタメ」授業スキル

U153

«前号へ

次号へ»

授業力&学級経営力 2022年12月号今こそ,教室を笑顔でいっぱいに!「エンタメ」授業スキル

紙版価格: 910円(税込)

送料無料

電子版価格: 818円(税込)

Off: ¥92-

ポイント還元20%

ファイル形式

PDF
ジャンル:
授業全般
刊行:
2022年11月7日
対象:
小・中
仕様:
A5判 130頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年5月7日
定期購読

目次

もくじの詳細表示

特集 今こそ,教室を笑顔でいっぱいに!「エンタメ」授業スキル
特集扉
思わず授業に引き込まれる!発達段階別「つかみ」のスキル
低学年
佐々木 陽子
中学年
山田 将由
高学年
橋 朋彦
子どものやる気に火をつけろ!「とぼけ・挑発」のスキル
尾ア 正彦
モノの工夫でこんなに楽しく!「アイテム活用」のスキル
八神 進祐
小倉 美佐枝
古舘 良純
ポイントは信頼関係!「煽り」のスキル
俵原 正仁
子どももどんどんノッてくる!「パフォーマンス」のスキル
飯村 友和
松森 靖行
土作 彰
俵原 正仁
ちょっとの工夫でこんなに燃える!「ゲーム化」のスキル
中村 健一
子どもとの心理的距離が縮まる!「自己開示」のスキル
玉置 崇
パッと描けて,子どもが喜ぶ!「ゆるイラスト」のスキル
大元 百合子
創始者自らが選ぶ! 土作彰の「ミニネタ」オールタイムBEST5
土作 彰
1人1台端末をもっと楽しく! 発達段階別ICTおもしろ活用アイデア
低学年
林 孝茂
中学年
東口 貴彰
高学年
鈴木 優太
「1時間のうちに一度も笑いのない授業を行った教師は、直ちに逮捕する!」伝説の教師・有田和正のユーモアの極意
古川 光弘
とっておき!学級経営ネタ&アイデア (第9回)
12月
低学年/折り紙でクリスマスかざりをつくろう!
辰巳 明子
中学年/子どもに感謝を伝える「サンキューカード」
橋 朋彦
高学年/「○○と言えばゲーム」友達バージョン
飯村 友和
中学/仲間の魅力を発見!一芸を集めてイベント開催
藤永 啓吾
レベル別全解説 教師のほめる技術 (第21回)
子どもたちの作品をほめる
菊池 省三
教育問題24時 (第9回)
設置が進む夜間中学
藤川 大祐
プログラムデザインで考える“逆向き”学級経営学 (第9回)
学級経営×行事 子どもたちと創る価値
青山 雄太
トラブル防止につながる! 保護者の信頼をつかむあんしんフレーズ (第9回)
友達関係は保護者の最大の心配事
林 真未有田 りりこ
仕事を“楽”にするチートスキル ICT裏ハック (第9回)
授業が「楽」になるClassroomscreen
前多 昌顕
教師のための著作権講座 (第9回)
著作権の保護期間,学校では気にしなくていいの?
宮武 久佳
名著を読む―教師人生を変える1冊 (第9回)
『授業にとって「理論」とは何か』宇佐美 寛著(明治図書出版)
山中 伸之
通常学級での特別支援Q&A 困っている子に寄り添う授業・学級づくり (第9回)
発達障害のことをクラスメイトに説明すべき?
菊池 哲平
二瓶弘行&国語“夢”塾プロデュース 言葉の力が育つ! 今月の国語授業ネタ (第9回)
創作活動
低学年/自作のイラストを動かしながら物語をつくろう!
流田 賢一
中学年/なりきり作文を書こう!
広山 隆行
高学年/「突然こんにちは昔話」をつくろう!
比江嶋 哲
算数の個別最適な学びと協働的な学び (第9回)
個別最適な学びと協働的な学びの視点で自力解決を問い直す
天野 翔太
編集後記
矢口 郁雄
1人1台端末を活用した図工授業のニューモデル (第9回)
ビー玉の冒険(第5学年)
岩本 紅葉

編集後記

 長引くコロナ禍で,様々な活動が制限され続けている教育現場において,「子どもたちに,学校で少しでも多くの楽しい経験をさせてあげたい」というのが,すべての先生の共通の願いではないでしょうか。そして,特別な活動は難しい現状を考えると,楽しい経験をする場は,必然的に毎日の授業ということになるのではないかと思います。

 ところで,毎日45分×5,6時間,自分の意思とは関係なく,おとなしく席に着いて,指示されたことに取り組み続けるという学校の授業は,長い人生を通してみれば実はかなり特殊な時間で,コロナの問題にかかわらず,多くの子どもにとって,ある種の苦痛が伴う時間でもあると思います。だからこそ,「授業における(わかりやすい)楽しさ」はもっともっと活発に研究されるべき対象であるのではないかと感じます。

 この「授業における楽しさ」には様々な形があり,楽しませ方にも様々なアプローチがあります。例えば,動的なパフォーマンスのようなものもあれば,物を使った工夫など静的なアプローチもあります。また,そういった見た目にわかりやすいしかけだけでなく,作業の指示をゲーム化する,子どもを挑発するように発問する,わからず屋のふりをする…など,ちょっとした工夫でも授業は俄然楽しい時間になります。

 いずれにしても,これらに通底して存在するのは,しかける先生のエンターテインメント精神と,それを形にするスキルです。そこで今号の特集では,この「スキル」という視点から,エンターテインメント性のある楽しい授業のつくり方について論じていただきました。


   /矢口 郁雄

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • それぞれの学年の発達段階に合わせた楽しくて授業に集中できるスキルが掲載されていて、さっそく実践してみたいと思った。
      2023/3/3130代・小学校教員
    • いつも勉強させてもらっています。すぐに使える方法が分かりやすくかかれているのでありがたいです。
      2023/2/1620代・小学校教員
    • 中学校教員向けの記事がさらに充実していればよかった。もちろん、小学校の実践も参考になる。
      2023/1/720代・中学校教員

ページトップへ