- 特集 目指せ!自治的なクラス 学級開き2022
- 巻頭特集扉
- [巻頭特集]2022年春の教室開き さぁ,最高の準備で最高のスタートを切ろう!
- 子どもの心をつかむ! 1学期初日の黒板メッセージ
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- 教室のパワーがみなぎる! 自己紹介,学級目標掲示のアイデア
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- 毎日がもっと楽しくなる! とっておきの手づくり教室アイテム
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- 実例でチェック! 教室環境のユニバーサルデザイン
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- 活動が盛り上がる! 係・当番コーナーのつくり方
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- [巻頭マンガ]俵原正仁&中村健一プロデュース 学級開き「つかみ」の技術
- 「つかみ」Point! 「ウソをついた」宣言は後でも前でもオッケー!
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- 特集扉
- [誌上鼎談]自治的なクラスづくりのスタートで考えたいこと
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- 春休み準備から子どもとつくる学級ルールまで 達人の学級開き
- 小学校
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- 中学校
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- 「学級経営ピラミッド」で見る 自治的なクラス,自立した学習者への道
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- やるべきことが一目でわかる! 令和4年度版新年度準備カレンダー
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- 心の距離がグッと縮まる 友達づくりのアクティビティ
- 小学1年生
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- 中学1年生
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- クラス替えあり
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- クラス替えなし
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- 子どもが進んで動き出す 学級システムづくり,たったこれだけ!
- 朝の会・帰りの会
- プロジェクト活動に取り組む
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- 日直
- プロジェクト活動を楽しむための調整役にする
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- 給食
- 給食は楽しい時間に!/熱々なうちに食べられるようにタイムアタック!
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- 掃除
- その目的と一人ひとりの役割を明確にする/進んで手に取りたくなるミニグッズを用意する
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- 係活動
- 子どもたちが自由に交流できる係活動の「ミニホワイトボード掲示板」と「クラウド掲示板」を設ける
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- GIGAスクールの学級開き
- (1)保管場所から使用ルール作成まで 1人1台端末の学習環境づくり
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- (2)必ず盛り上がる! 1人1台端末を活用した学級開きネタ(小学1年生)
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- (2)必ず盛り上がる! 1人1台端末を活用した学級開きネタ(小学2・3年生)
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- (2)必ず盛り上がる! 1人1台端末を活用した学級開きネタ(小学4〜6年生)
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- (2)必ず盛り上がる! 1人1台端末を活用した学級開きネタ(中学校)
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- (3)新学期をサッと乗り切り,1年間がグッと楽になる超速デジタルハック
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- 凄腕教師の授業開きアイデア2022
- 国語
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- 算数
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- 体育
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- 英語
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- 1人1台端末を生かした授業開きアイデア2022
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- とっておき!学級経営ネタ&アイデア (第1回)
- 4月
- 低学年/クラス開きで,子どもと保護者の心をつかむアイデア
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- 中学年/教師と子どもの『願い』を共有する
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- 高学年/「○×クイズ」で先生のことを知ってもらい,「アンケート」で子どものことを知る!
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- 中学/短期間の席替えで多様な人間関係をつくる
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- レベル別全解説 教師のほめる技術 (第13回)
- 非言語の身体動作でほめる
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- 教育問題24時 (第1回)
- 学校における働き方
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- プログラムデザインで考える“逆向き”学級経営学 (第1回)
- 望む姿を明確にし逆算から積み上げる「“逆向き”学級経営」
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- トラブル防止につながる! 保護者の信頼をつかむあんしんフレーズ (第1回)
- 新学期にゼッタイ伝えたい,いくつかのこと
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- 仕事を“楽”にするチートスキル ICT裏ハック (第1回)
- 掲示物,配布物はWebアプリでつくる
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- 教師のための著作権講座 (第1回)
- 学校では自由に著作物を使っていいと聞きましたが,本当でしょうか?
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- 名著を読む―教師人生を変える1冊 (第1回)
- 『授業の腕を上げる法則』向山洋一著(明治図書)
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- 通常学級での特別支援Q&A 困っている子に寄り添う授業・学級づくり (第1回)
- 集中が続かない子どもを惹きつける授業づくり
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- 二瓶弘行&国語“夢”塾プロデュース 言葉の力が育つ! 今月の国語授業ネタ (第1回)
- 授業開き
- 低学年/言葉を自分のものにしていこう!
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- 中学年/読んで書いて話して聞いて楽しみな学習ベスト3!
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- 高学年/漢字一字プレゼンをしよう!
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- 算数の個別最適な学びと協働的な学び (第1回)
- 新しいキーワードを授業の具体と子どもの姿で考えていく
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- 個別最適な学びを実現する算数の学習
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- 編集後記
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- 1人1台端末を活用した図工授業のニューモデル (第1回)
- 絵の具でゆめもよう(第4学年)
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編集後記
「先生,Aくんが授業中に遊んでいます」「先生,BくんとCくんがケンカしています」「先生,Dちゃんが係の仕事をさぼっているので,注意してください」
このような子どもからの報告や要望は,教室のよくある風景だと思います。
クラスで起こっている問題について無関心でいるよりも,教師に報告をしたり,改善を要望したりする方がよいと思いますが,いつまでも教師を頼るのではなく,3学期には子どもたち自身で考え,解決できるようになってほしいと感じる先生は多いのではないでしょうか。
特に,これからの時代に必要な力は大きく変わると言われています。たとえば,少し昔はたくさんの知識をもっていることが大切でしたが,今は様々な情報は,ネットを通じて一瞬で手に入る時代です。子どもたちにも,日々の中で情報を精査・活用し,自ら問題を解決していく力が必要になってきています。
とはいえ,「自分たちで問題を解決するような自治的なクラス」へと導いていくプロセスは,簡単なものではないと思います。年度当初から何も指示しなければ,自治ではなく,ただの放任になってしまいそうです。
発達段階やクラスの状況にもよると思いますが,まずは教えるべきことを教え,だんだんとバトンを子どもに預けていくことが大事でしょうか。そのためには,やはりスタートの時点で,教師がどのようなゴールを描き,どのような考えをもっているかがポイントになると思います。
そこで今号では,「目指せ!自治的なクラス」をキーワードに,学級開きの様々なことを取り上げたいと考え,特集を企画しました。
自治的なクラスづくりのプロセスはもちろん,子ども同士の距離を縮めるアクティビティやシステムづくりまで,様々な話題についてご解説いただきました。
また,2021年の教育界の話題の中心であった「1人1台端末の活用」。活用法は,今後さらに考えていく必要がありそうです。1人1台端末の学級開きでの活用や授業開きのアイデアも,ご提案いただきました。
/茅野 現
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