- 特集 その先に待っているのは学級崩壊!? 「魔の6月」乗り切り術
- 扉(特集について)
- 達人直伝 6月に崩れない学級はここが違う!
- 厳しさと楽しさでバランスをとりながら,秩序と活気のある学級をつくる
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- 4月の失敗を無理に取り戻そうとするな
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- 「崩れない学級」には「崩れない教師の姿」がある
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- 「この担任は頼りになる」と思われる教師になる
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- 些細なことと侮るなかれ! 6月の教室の「小さな重大問題」対処法
- 教師の指示が通りにくくなる
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- 時間にルーズになる
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- 忘れ物が増える
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- 言葉づかいが荒くなる
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- 服装が変わる・身だしなみが乱れる
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- 集団行動が鈍くなる
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- 冷やかし・いじりが聞こえてくる
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- 友人関係が変化する
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- ゆるみ、マンネリに先手必勝! 「学級システム」のチェックポイント&軌道修正法
- 小学校
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- 中学校
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- 外で遊べないストレスを安全に解消! 梅雨の時期におすすめの「教室遊び」
- 小学校低学年
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- 小学校中学年
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- 小学校高学年
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- 授業が安定しているクラスは崩れない! 「授業システム」のチェックポイント&軌道修正法
- 授業のはじめ・おわり
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- 発表の仕方・話の聞き方
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- ノートの取り方
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- 話し合いの仕方
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- 宿題
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- 自習
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- 学習モードにサッと切り替え! 授業名人の、楽しくできる「アイスブレイク」ネタ
- 小学校低学年
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- 小学校中学年
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- 小学校高学年
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- 主体的・対話的で深い学びの授業デザイン (第3回)
- 「深い学び」を考える―資質・能力の育成と見方・考え方―
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- クラスがまとまる! 笑顔が広がる! 今月の学級経営ネタ (第3回)
- 1年/雨の日でも楽しい! ものづくりでつながろう
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- 2・3年/「学級だより」をクラスづくりに活用しよう!
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- 4・5年/『手作りミニホワイトボード』で交流を促そう
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- 6年/最高学年としての意識を高める「プール清掃プロジェクト」
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- 中学/お互いの「良さ」と「強み」に注目!
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- アドラー心理学に学ぶ「勇気づけ」実践講座 (第3回)
- 居心地のよい学級はだれがつくるのか?
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- はじめてのプログラミング教育 (第3回)
- 授業実践紹介〜算数編〜
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- 〜『プログル』を使って理解度UP!〜
- ライブ! 職員室 みんなが学びやすい教室のつくり方 (第3回)
- 子どものつまづきの背景をつかむ「氷山モデル」
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- <菊池省三プロデュース>明日からできるコミュニケーションゲーム (第3回)
- 6月 低学年/非言語コミュニケーションもプラスして,気持ちを伝えよう!
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- 6月 中学年/教室に笑顔があふれる! コミュニケーションゲーム
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- 6月 高学年/クラスみんなで楽しむ! コミュニケーションゲーム
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- 教科書教材でつくる楽しい道徳授業 (第3回)
- いじめについて考える
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- 〜「心のベンチ『いじめについて考えよう!』」(日本文教出版・6年)〜
- 子どもが進んで動き出す! 学級会の企画&運営アイデア (第3回)
- 学級会の基盤となる「発表の指導」
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- 二瓶弘行&国語“夢”塾プロデュース すぐに使える 国語授業づくりのアイデア (第3回)
- 低学年/板書
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- 〜黒板を使って子どもの声を引き出そう!〜
- 中学年/板書
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- 〜子どもたちの発言を意図的に板書に位置づけよう!〜
- 高学年/板書
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- 〜板書を構造化し,子どもの生の声を位置づけよう!〜
- 盛山隆雄&志算研プロデュース 板書&ノートで見る 算数授業のめあてと振り返り (第3回)
- わり算になることを線分図を使って説明しよう!
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- 〜3年/わり算〜
- 手軽にできて効果抜群! クラスに一体感を生む中学校の学級通信 (第3回)
- 教員のコメントの工夫
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- 編集後記
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- クラスが和む 教室づくりのほっこりアイデア (第27回)
- みんなの声を聞かせて!
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編集後記
魔の6月。
ちょっと大仰な表現ではありますが、1学期の中で特に学級が崩れやすい時期である6月のことを指すフレーズとして、最近よく耳にするようになってきました。
学級が崩れてしまう理由は様々ですが、ざっくりまとめると、新年度当初にあった、よい意味での緊張感が薄れてきて、「中だるみ」が生じることが大きな要因と言えそうです。
そうなると、学級担任の先生としては、
「ここらでひとつシメとくか…」
となるわけですが、6月には、雨が多い、祝日がない(これは大人でも地味にツラい…)など、特有の外的要因もあって、押しの一手ではなかなか乗り切れない難しさがあります。
こんなことを考えているとき、山中伸之先生が、ご著書『今日からできる 学級引き締め&立て直し術』で述べられている、ゆるみのない学級をつくるためのポイントの1つ、「『厳しさと楽しさ』のバランスをとる」を思い出しました。ゆるみのない学級をつくるために「厳しさ」が必要とはいっても、厳しいだけでは子どもが疲弊してしまう。また、「厳しさ」とのバランスを「優しさ」でとるのは意外に難しいこと。そういったことを考えて、「厳しさ」と「楽しさ(楽しい活動)」でバランスをとるとうまくいきやすい、ということです。
以上のようなことを踏まえて、今号では、厳しさと同時に、楽しさも意識しながら、明るく「魔の6月」を乗り切るための様々な工夫やアイデアをご紹介いただきました。
/矢口 郁雄
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- 明治図書
- 厳しさと優しさでバランスをとるのではなく、厳しさと楽しさでバランスを取るという話は”目から鱗” 確かにそうですね。勉強になります。2019/4/2130代・教諭
- 簡単にできて、盛り上がるものが紹介させていて、やろうと思ったらすぐできるものばかりで助かりました。2019/4/540代教諭
- 魔の6月を乗り切るために,どんなことに気をつければよいのか,具体的に提示されており,とてもわかりやすかった。2018/6/1240代・小学校管理職
- 経験年数が増えてくると、行事がなく、ただ授業にもくもくと取り組む6月が私達教師も非常に長く感じます。思わず本誌を読みたいと思い、購入しました。2018/6/150時・中学校給食