教室ツーウェイ 2014年10月号
学び合い―TOSS授業技量検定で何級?

T467

«前号へ

次号へ»

教室ツーウェイ 2014年10月号学び合い―TOSS授業技量検定で何級?

紙版価格: 887円(税込)

送料無料

電子版価格: 798円(税込)

Off: ¥89-

ポイント還元20%

ファイル形式

PDF
ジャンル:
授業全般
刊行:
2014年9月8日
対象:
小・中
仕様:
B5判 92頁
状態:
絶版
出荷:
ダウンロード
定期購読

目次

もくじの詳細表示

特集 学び合い―TOSS授業技量検定で何級?
学び合いの技量はどれくらいのものなのか
学び合いの授業に見る教師の技量を推定する
/向山 洋一
学び合い学習の実態を整理する
「学び合い」の実践報告から実態を探る
/松崎 力
YouTube、ETVなど学び合いの授業VTRから技量を推定する
TOSS授業技量検定の評価項目で学び合いの技量を判断する
授業技量は二十八級程度
/谷 和樹
国語指導の技量はどれくらい
学び合いの授業は本当に一人も見落とさない授業なのか
/松藤 司
算数指導の技量はどれくらい
TOSS授業技量検定の評定基準では測れない
/甲本 卓司
発達障害の子への対応は適切か
「分からない」が言えることが最重要価値の授業に発達障がい対応は無い
/小嶋 悠紀
低学力の子への対応は適切か
子どもに丸投げし、できないことを他の子のせいにする論外の授業
/桜木 泰自
現場発、学び合いの実態を告発する
勤務校は学び合いを手放した
子どもの事実がない研究だからやめた
/小野 隆行
この目で見た学び合い学習の実態
学習に参加できない子どもたちの実態
/根本 直樹
「学び合い」ではなく「教える―教えられる」だった
学び合いが生んだ差別構造
/太田 政男
学び合いの指導案と授業記録から分かる授業の様子
『学び合い』の実際の授業は、本当に力がつくのか
/木内 拓海
「学び合い」の授業から感じる疑問
/石川 和美
ここがおかしい 学び合いの矛盾点
年度末に教科書が終わるのか
算数の問題解決学習が「学び合い」と称し広がっている
/戸村 隆之
全員が参加しているのか
ペアで学び合うことで「全員を巻き込む」スタイルの授業であった
/田丸 義明
本当に生徒指導がなくなるのか
できない子をできるようにさせるのが教師の仕事である
/橋本 信介
できるできないが固定化されないか
「学び合い」には逆転現象がない
/西尾 豊
学び合いでは力が付かない〜4つの理由と代案プラン〜
特別支援の子を怒鳴りつける指導が犯罪的な理由と代案
怒鳴り過ぎることでフラッシュバックを起こしかねない
/桑原 和彦
怒鳴られ続けると脳は委縮する。子どもの脳を守り分厚くする方法
/古井 貴子
グループ学習だけでは学力が付かない理由と代案
勉強ができる子も、できない子も、ともにやる気がなくなっていく授業
/服部 賢一
教えて褒めてやる気を高めるからが学力が付く
/手塚 美和
机の配置がコの字型だけじゃダメな理由と代案
常に「コの字型」に問題あり
/松山 英樹
机の配置一つにも、意味がある
/松原 幸司
丸投げの話し合い中心では実力が付かない理由と代案
学び合いの算数授業が算数課題を議題にした学級会に見える
/大田 公蔵
できない子を生み出す話し合いから、全員レベルが上がる話し合いへ
/笠井 美香
ミニ特集 一部教師の看過できない利権構造
今も残る教師の世界の利権構造
/向山 洋一
利権構造は、仕組みがない、基準がない、チェック体制がないところに生まれる
/吉永 順一
退職校長の天下りという利権
/後田 吉則
信じられない学校現場の会計の不正をベテラン女教師が追及
/師尾 喜代子
知らなかったではすまない。業者とのつきあい方
/松島 博昭
授業の原則 (第43回)
授業の腕をあげる法則 その2
/谷 和樹
〜技量を向上させる常識的方法(2)〜
授業の力量をみがく (第43回)
小泉八雲著『英語教師の日記から』に見る教育の社会史
/大森 修
〜卓越した観察眼が刳り出した松江尋常中学校・島根県尋常師範学校の教育〜
編集前記
/向山 洋一
グラビア
向山学級の「裏文化」と五色百人一首誕生の背景 向山塾北海道会場 2014.7.5 ほか
酒井式2014 (第4回)
美しいスパッタリングの基本的技術
/酒井 臣吾
向山実践にイチャモン?追っかけ?バトル (第6回)
【イチャモン高段者】不肖の弟子の願いひとつ
/長谷川 博之
【イチャモン有段者】「思いつき」や「いいとこ取り」はダメだった
/水野 正司
【追っかけ】向山実践を追求し、教育実践の創造を目指す
/太田 政男
伴先生のコメント
/伴 一孝
全国ペーパーチャレラン (第269回)
ルール・応募方法
/伊藤 亮介・星野 裕二・鈴木 崇之
国名・首都チャレラン
/伊藤 亮介・星野 裕二・鈴木 崇之
(7月号)ランキング/応募者からの手紙
/伊藤 亮介・星野 裕二・鈴木 崇之
教科指導の基本
国語 (第43回)
説明文の基礎基本は一段落一主題
/松藤 司
算数 (第43回)
奇跡的に発見された向山学級の児童ノートが手に入る!
/木村 重夫
理科 (第43回)
三年「太陽の光を調べよう」の授業 その1
/千葉 雄二
社会 (第43回)
負のスパイラルから抜け出す方法
/河田 祥司
体育 (第43回)
縄跳び・あや跳び指導の教具
/根本 正雄
音楽 (第43回)
「自分の思い」を確立させる方法
/関根 朋子
生活指導 (第43回)
保護者からのクレーム対応 校内システム
/根本 直樹
道徳 (第43回)
歴史の表舞台に登場しない人物の偉業を授業する�@
/河田 孝文
英会話 (第43回)
担任の意識で授業が変わる
/間宮 多恵
続・向山洋一を追って (第121回)
〔第81巻〕『向山が切り拓く特別支援教育』(2)
/戸塚 雅昭
〜不勉強教師の実例が引き立てる、TOSS教師の力量〜
向山実践の原理・原則 (第247回)
学びの共同体と向山メモから学ぶ(福島根本氏のメモ)
/向山 洋一
TOSS保険は教師を助ける (第23回)
パワハラを解決する
/松藤 司
議員さんに議会で質問してもらいたいこと (第23回)
小学校の部活動、午後八時三十分まで実施するのは異常ではないですか?
/太田 輝昭
特別支援の授業
日本最先端 翔和学園 (第43回)
翔和学園ならではの教師と生徒の会話集
/伊藤 寛晃
特別支援の授業
特別支援教育の課題 (第31回)
「個別の指導計画」を頻繁に活用する
/小嶋 悠紀
特別支援の授業
中学で生まれたドラマ (第43回)
組織的支援を可能にする校内研修づくり
/長谷川 博之
笑顔で教えて笑顔でほめる (第43回)
意地でも、子どもの成功体験を保証する
/手塚 美和
医療連携での模擬授業 (第43回)
安原ドクターの将来を見据えた対応法
/太田 裕子
保護者・教師セミナーで訴えたこと (第43回)
初任者限定二学期対策セミナーに初任者五十名参加
/椿原 正和
そうだったのかとわかった授業 (第43回)
子ども一人一人に向き合い、自己肯定感を高める対応は必要である
/��木 順一
社会貢献活動
まちづくり活動展開中 (第43回)
子ども観光大使全国大会決まる
/山口 浩彦
わが地域のまちづくり活動 (第43回)
まちづくりとしての五色百人一首大会
/松本 一樹
食育・食卓教育 (第43回)
「ダイズ」に絞って食の調べ学習
/戸井 和彦
観光立国教育 (第43回)
愛知で観光まちづくり教育全国大会を開催
/渡辺 喜男
子どものコミュニケーション能力を育てる郵便教育 (第43回)
夏のお便りの書き方授業
/戸村 隆之
〜絵手紙づくりのポイント〜
環境教育最前線 (第43回)
この一冊で新幹線のCO2削減努力が分かる
/小塚 祐爾
教科書・教具のユースウェア
算数教科書の使い方
始業後十分で決まる
/八和田 清秀
スキルの使い方
漢字スキルを使ってシステムを創る
/小野 隆行
かるたの使い方
教師の工夫次第で、特別支援学級の児童が熱中した五色百人一首の実践!
/近江 利江
なわとびの使い方
向山型指導法の底流にある「やさしさ」を身に付けたい
/根津 盛吾
新卒時代*挫折をのりこえてきた (第43回)
学ぶために、行動する
/江角 麻耶
〜この出会いを大切に〜
授業の腕をあげる原点は、「サークル」である
/奥本 翼
学生時代 (第43回)
【TOSS学生の授業修業】日々の生活が教師修業
/川井 理紗
【TOSS学生の授業力】教師としての「総合力」も高い!
/梅沢 貴史
全国サークル案内 (第43回)
10月
/久野 歩
Free Way 読者のページ
編集長日記
/向山 洋一
TOSS最新講座情報

編集前記

▼TOSS授業技量検定がある。初級クラスは五分間、有段者は七分間の授業をやってもらう。

▼学習指導案は、五十冊ぐらいの本を、読み尽して整理して書いたもの。

 授業時間を一秒でも超過すれば失格。

▼跳び箱がとべない子をその場でとばせ、漢字・計算スキルを正しく使い、漢字・計算のクラス平均が常に九十点以上ならば、三十四級。

▼これまでに、自分一人がやる研究授業を百回以上やれば二十三級。(学年でのグループ発表などは計算に入れない)

▼出版社から一冊の本を出せれば、十四級。同じく、何冊かの本を出していれば五級である。

▼以上が目安であって、評定は、百名ほどの参観者の前で行う。検定・模擬授業によって行なわれる。

▼毎年、千名ほどの挑戦者がいるが、授業力は、飛躍的に向上している。

 驚くべき変化がある。

▼教師は話がへただ。話が長いのだ。長すぎるのだ。リズムもテンポもない。

▼ある学校の五年生女子二人の訴え。

▼長ーーーい話        好子

 「あー、長すぎる!まだ終わらんのかい!」心の中でそう思った。

 その理由は二つある。

 一つ目は、話が長いのだ。本当に、授業の半分以上が話で使われている。そんなに話が長かったら、話を聞くのがあきてくる。しんどくなる。ここから、「まだまだ時間があるので落ちついて書きましょう。」そういって、時間は二十分ぐらいしかない。

 「これだけの時間で落ちついて書けるわけがないだろ!」思いたくなかったのに思ってしまう。それぐらい話が長いのだ。

 二つ目は、「話が終わったぜ!」と思っても、「はいっ、それでは二つ目は……」と話が続くのだ。「これで、説明は終わりです。」と言っているのに、次は、黒板に字を書いて、また説明し始めるのだ。「よっしゃぁ、終わった!」と思っても、またし始めて、がっくりきてしまう。

▼空気がよめない先生     直子

 「あー長い!長いんだよ。まだかよ。」

 わたしは心の中でそう思っていた。その理由は二つある。

 一つ目は説明が長いことだ。A先生みたいにズバッといえばいいのに……。説明が二十分!こりゃA先生もびっくりするだろう。でもこれはまだ短い方だ。多いときはグダグダグダグダ……。生徒のわたしたちもこれじゃあきてしまう。それを分かって長い説明をしているのか。わたしには信じられない。

 二つ目は、話がおわるところなのにおわらない。つまり話が続くということだ。

 わたしはこういう人がきらいだ。だって空気がよめないんですから。

 こんなにぐちっちゃったのは初めて。この人がだれなのか、分かると思います。

▼「学び合い」のひどさも、やがて子どもが告発するようになる。

(向山 洋一)

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書

ページトップへ