教室ツーウェイ 2014年10月号
学び合い―TOSS授業技量検定で何級?

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教室ツーウェイ 2014年10月号学び合い―TOSS授業技量検定で何級?

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2014年9月8日
対象:
小・中
仕様:
B5判 92頁
状態:
絶版
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目次

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特集 学び合い―TOSS授業技量検定で何級?
学び合いの技量はどれくらいのものなのか
学び合いの授業に見る教師の技量を推定する
向山 洋一
学び合い学習の実態を整理する
「学び合い」の実践報告から実態を探る
松崎 力
YouTube、ETVなど学び合いの授業VTRから技量を推定する
TOSS授業技量検定の評価項目で学び合いの技量を判断する
授業技量は二十八級程度
谷 和樹
国語指導の技量はどれくらい
学び合いの授業は本当に一人も見落とさない授業なのか
松藤 司
算数指導の技量はどれくらい
TOSS授業技量検定の評定基準では測れない
甲本 卓司
発達障害の子への対応は適切か
「分からない」が言えることが最重要価値の授業に発達障がい対応は無い
小嶋 悠紀
低学力の子への対応は適切か
子どもに丸投げし、できないことを他の子のせいにする論外の授業
桜木 泰自
現場発、学び合いの実態を告発する
勤務校は学び合いを手放した
子どもの事実がない研究だからやめた
小野 隆行
この目で見た学び合い学習の実態
学習に参加できない子どもたちの実態
根本 直樹
「学び合い」ではなく「教える―教えられる」だった
学び合いが生んだ差別構造
太田 政男
学び合いの指導案と授業記録から分かる授業の様子
『学び合い』の実際の授業は、本当に力がつくのか
木内 拓海
「学び合い」の授業から感じる疑問
石川 和美
ここがおかしい 学び合いの矛盾点
年度末に教科書が終わるのか
算数の問題解決学習が「学び合い」と称し広がっている
戸村 隆之
全員が参加しているのか
ペアで学び合うことで「全員を巻き込む」スタイルの授業であった
田丸 義明
本当に生徒指導がなくなるのか
できない子をできるようにさせるのが教師の仕事である
橋本 信介
できるできないが固定化されないか
「学び合い」には逆転現象がない
西尾 豊
学び合いでは力が付かない〜4つの理由と代案プラン〜
特別支援の子を怒鳴りつける指導が犯罪的な理由と代案
怒鳴り過ぎることでフラッシュバックを起こしかねない
桑原 和彦
怒鳴られ続けると脳は委縮する。子どもの脳を守り分厚くする方法
古井 貴子
グループ学習だけでは学力が付かない理由と代案
勉強ができる子も、できない子も、ともにやる気がなくなっていく授業
服部 賢一
教えて褒めてやる気を高めるからが学力が付く
手塚 美和
机の配置がコの字型だけじゃダメな理由と代案
常に「コの字型」に問題あり
松山 英樹
机の配置一つにも、意味がある
松原 幸司
丸投げの話し合い中心では実力が付かない理由と代案
学び合いの算数授業が算数課題を議題にした学級会に見える
大田 公蔵
できない子を生み出す話し合いから、全員レベルが上がる話し合いへ
笠井 美香
ミニ特集 一部教師の看過できない利権構造
今も残る教師の世界の利権構造
向山 洋一
利権構造は、仕組みがない、基準がない、チェック体制がないところに生まれる
吉永 順一
退職校長の天下りという利権
後田 吉則
信じられない学校現場の会計の不正をベテラン女教師が追及
師尾 喜代子
知らなかったではすまない。業者とのつきあい方
松島 博昭
授業の原則 (第43回)
授業の腕をあげる法則 その2
谷 和樹
〜技量を向上させる常識的方法(2)〜
授業の力量をみがく (第43回)
小泉八雲著『英語教師の日記から』に見る教育の社会史
大森 修
〜卓越した観察眼が刳り出した松江尋常中学校・島根県尋常師範学校の教育〜
編集前記
向山 洋一
グラビア
向山学級の「裏文化」と五色百人一首誕生の背景 向山塾北海道会場 2014.7.5 ほか
酒井式2014 (第4回)
美しいスパッタリングの基本的技術
酒井 臣吾
向山実践にイチャモン?追っかけ?バトル (第6回)
【イチャモン高段者】不肖の弟子の願いひとつ
長谷川 博之
【イチャモン有段者】「思いつき」や「いいとこ取り」はダメだった
水野 正司
【追っかけ】向山実践を追求し、教育実践の創造を目指す
太田 政男
伴先生のコメント
伴 一孝
全国ペーパーチャレラン (第269回)
ルール・応募方法
伊藤 亮介星野 裕二鈴木 崇之
国名・首都チャレラン
伊藤 亮介星野 裕二鈴木 崇之
(7月号)ランキング/応募者からの手紙
伊藤 亮介星野 裕二鈴木 崇之
教科指導の基本
国語 (第43回)
説明文の基礎基本は一段落一主題
松藤 司
算数 (第43回)
奇跡的に発見された向山学級の児童ノートが手に入る!
木村 重夫
理科 (第43回)
三年「太陽の光を調べよう」の授業 その1
千葉 雄二
社会 (第43回)
負のスパイラルから抜け出す方法
河田 祥司
体育 (第43回)
縄跳び・あや跳び指導の教具
根本 正雄
音楽 (第43回)
「自分の思い」を確立させる方法
関根 朋子
生活指導 (第43回)
保護者からのクレーム対応 校内システム
根本 直樹
道徳 (第43回)
歴史の表舞台に登場しない人物の偉業を授業する@
河田 孝文
英会話 (第43回)
担任の意識で授業が変わる
間宮 多恵
続・向山洋一を追って (第121回)
〔第81巻〕『向山が切り拓く特別支援教育』(2)
戸塚 雅昭
〜不勉強教師の実例が引き立てる、TOSS教師の力量〜
向山実践の原理・原則 (第247回)
学びの共同体と向山メモから学ぶ(福島根本氏のメモ)
向山 洋一
TOSS保険は教師を助ける (第23回)
パワハラを解決する
松藤 司
議員さんに議会で質問してもらいたいこと (第23回)
小学校の部活動、午後八時三十分まで実施するのは異常ではないですか?
太田 輝昭
特別支援の授業
日本最先端 翔和学園 (第43回)
翔和学園ならではの教師と生徒の会話集
伊藤 寛晃
特別支援の授業
特別支援教育の課題 (第31回)
「個別の指導計画」を頻繁に活用する
小嶋 悠紀
特別支援の授業
中学で生まれたドラマ (第43回)
組織的支援を可能にする校内研修づくり
長谷川 博之
笑顔で教えて笑顔でほめる (第43回)
意地でも、子どもの成功体験を保証する
手塚 美和
医療連携での模擬授業 (第43回)
安原ドクターの将来を見据えた対応法
太田 裕子
保護者・教師セミナーで訴えたこと (第43回)
初任者限定二学期対策セミナーに初任者五十名参加
椿原 正和
そうだったのかとわかった授業 (第43回)
子ども一人一人に向き合い、自己肯定感を高める対応は必要である
木 順一
社会貢献活動
まちづくり活動展開中 (第43回)
子ども観光大使全国大会決まる
山口 浩彦
わが地域のまちづくり活動 (第43回)
まちづくりとしての五色百人一首大会
松本 一樹
食育・食卓教育 (第43回)
「ダイズ」に絞って食の調べ学習
戸井 和彦
観光立国教育 (第43回)
愛知で観光まちづくり教育全国大会を開催
渡辺 喜男
子どものコミュニケーション能力を育てる郵便教育 (第43回)
夏のお便りの書き方授業
戸村 隆之
〜絵手紙づくりのポイント〜
環境教育最前線 (第43回)
この一冊で新幹線のCO2削減努力が分かる
小塚 祐爾
教科書・教具のユースウェア
算数教科書の使い方
始業後十分で決まる
八和田 清秀
スキルの使い方
漢字スキルを使ってシステムを創る
小野 隆行
かるたの使い方
教師の工夫次第で、特別支援学級の児童が熱中した五色百人一首の実践!
近江 利江
なわとびの使い方
向山型指導法の底流にある「やさしさ」を身に付けたい
根津 盛吾
新卒時代*挫折をのりこえてきた (第43回)
学ぶために、行動する
江角 麻耶
〜この出会いを大切に〜
授業の腕をあげる原点は、「サークル」である
奥本 翼
学生時代 (第43回)
【TOSS学生の授業修業】日々の生活が教師修業
川井 理紗
【TOSS学生の授業力】教師としての「総合力」も高い!
梅沢 貴史
全国サークル案内 (第43回)
10月
久野 歩
Free Way 読者のページ
編集長日記
向山 洋一
TOSS最新講座情報

編集前記

▼TOSS授業技量検定がある。初級クラスは五分間、有段者は七分間の授業をやってもらう。

▼学習指導案は、五十冊ぐらいの本を、読み尽して整理して書いたもの。

 授業時間を一秒でも超過すれば失格。

▼跳び箱がとべない子をその場でとばせ、漢字・計算スキルを正しく使い、漢字・計算のクラス平均が常に九十点以上ならば、三十四級。

▼これまでに、自分一人がやる研究授業を百回以上やれば二十三級。(学年でのグループ発表などは計算に入れない)

▼出版社から一冊の本を出せれば、十四級。同じく、何冊かの本を出していれば五級である。

▼以上が目安であって、評定は、百名ほどの参観者の前で行う。検定・模擬授業によって行なわれる。

▼毎年、千名ほどの挑戦者がいるが、授業力は、飛躍的に向上している。

 驚くべき変化がある。

▼教師は話がへただ。話が長いのだ。長すぎるのだ。リズムもテンポもない。

▼ある学校の五年生女子二人の訴え。

▼長ーーーい話        好子

 「あー、長すぎる!まだ終わらんのかい!」心の中でそう思った。

 その理由は二つある。

 一つ目は、話が長いのだ。本当に、授業の半分以上が話で使われている。そんなに話が長かったら、話を聞くのがあきてくる。しんどくなる。ここから、「まだまだ時間があるので落ちついて書きましょう。」そういって、時間は二十分ぐらいしかない。

 「これだけの時間で落ちついて書けるわけがないだろ!」思いたくなかったのに思ってしまう。それぐらい話が長いのだ。

 二つ目は、「話が終わったぜ!」と思っても、「はいっ、それでは二つ目は……」と話が続くのだ。「これで、説明は終わりです。」と言っているのに、次は、黒板に字を書いて、また説明し始めるのだ。「よっしゃぁ、終わった!」と思っても、またし始めて、がっくりきてしまう。

▼空気がよめない先生     直子

 「あー長い!長いんだよ。まだかよ。」

 わたしは心の中でそう思っていた。その理由は二つある。

 一つ目は説明が長いことだ。A先生みたいにズバッといえばいいのに……。説明が二十分!こりゃA先生もびっくりするだろう。でもこれはまだ短い方だ。多いときはグダグダグダグダ……。生徒のわたしたちもこれじゃあきてしまう。それを分かって長い説明をしているのか。わたしには信じられない。

 二つ目は、話がおわるところなのにおわらない。つまり話が続くということだ。

 わたしはこういう人がきらいだ。だって空気がよめないんですから。

 こんなにぐちっちゃったのは初めて。この人がだれなのか、分かると思います。

▼「学び合い」のひどさも、やがて子どもが告発するようになる。

(向山 洋一)

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