- 特集 “教室の困った!”この生活指導が効く!
- 日本中をゆるがせている大津の中学校のいじめ・自殺問題について
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- ベテラン教師は知っている「学級を安定させるポイント」5
- 学級のしくみづくりと発達障害への対応
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- どの子も安心できる教室環境にする常識7
- ロッカーや机には何をしまわせますか
- 物をできるだけ減らして整頓させる
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- 教室によくゴミが落ちているのですがどうしたらいいですか
- 教師が教室をきれいにしている姿を子どもに見せる
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- 黒板や机が落書きだらけなのですがどうしたらいいですか
- 楽しい授業で解決。落書の正しい意味とやり方を教えて、方向転換させる
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- 黒板まわりをきれいに保つ方法はありますか
- スッキリと何も貼らない。貼るならば、色への配慮をしよう!
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- 掃除用具入れをきれいに保つ方法はありますか
- 掃除用具入れの中の整理整頓は写真を活用する
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- 子どもが明るくなる掲示物の工夫を教えてください
- 楽しい活動から楽しい掲示がうまれる
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- 子どもがよく生き物を捕まえてきて困っています
- ルールを決めてみんなで飼えばいい
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- 学級を荒らさないための常識7
- 朝の時間をどう活用したらよいですか
- 読書、読み聞かせ、視写等
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- 子どもたちに話を聞かせるポイントはありますか
- 話し手と聞き手の関わりを強調する
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- 余計なものを持ってこさせないためにどうしたらいいですか
- 怒鳴っても問題は解決しない
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- 子どもたちの遊びで止めさせたほうがいいものはありますか
- 遊びの定義を示し、いじめにつながる遊びを阻止するための布石を打つ
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- 何か事件が起こったときは厳しく指導すればいいですよね
- 愛情に裏付けられた厳しさならば受け入れられる
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- 乱暴な言葉遣いが気になって仕方ありません
- 人に迷惑をかけていれば絶対に許さない
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- 「楽しいイベントをするといい」とはどういう意味ですか
- 企画・協議・準備・実行を通して、子ども集団が成長する
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- こんなときどうする? ケース別対応の常識7
- 子どものくつが隠されました
- 絶対にあってはならないという確固たる態度を子ども達に見せる
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- ケンカで子どもが怪我をしてしまいました
- 事実をきちんと掴むこと、事実に基づいて、状況を正しく伝えること
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- 落ちていた手紙に子どもの悪口が書かれていました
- 子どもの集団の力を抑制力にする
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- 遅刻を繰り返す子へどう指導したらいいですか
- ピンチはチャンス 「遅刻」をその子と関わるチャンスと考える
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- 子どもが万引きをしてしまいました
- 指導のチャンス!
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- 子どもが喫煙をしているという噂が流れています
- 噂を確かめ、喫煙は法に触れる行為と認識させる
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- 子どもが家出を繰り返します
- 「叱る」のではなく「諭し」支える
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- 保護者・クレーム対応の常識5
- 連絡帳にクレームが書かれていました。まず何をすべきですか
- まずは管理職に報告
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- 連絡帳に保護者への報告を書くときに気をつけることはありますか
- 謙虚さを忘れず、すばやく返信する
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- 保護者会ではどんな話をしたらいいのでしょうか
- 「来て良かった」と思える話をする
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- 年上の保護者と付き合うときのポイントはありますか
- 誠実な対応を心掛ける
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- 子ども同士のトラブル、保護者にどう報告したらいいですか
- 事実+αで伝える
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- ミニ特集 WISC━Vの研修会で学んだこと
- システマティックな文化を身につける
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- 数値だけで判断はできない
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- 宮尾Dr.との勉強会での学び
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- 子どもの凸凹は担任が一番分かる
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- 典型的な特性を押さえた上で、検査結果を生かす
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- 最先端の研修会での学び5
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- 発達障害の特徴をつかんだ対応を!
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- 授業の原則 (第18回)
- 激励の原則(1)
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- 〜叱ってばかりいる教師は技量が低い〜
- 授業の力量をみがく (第18回)
- 本を読め!
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- 〜学生への叱咤激励で自分自身を見なおす〜
- 編集前記
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- グラビア
- 向山氏の介入・実演あり! 向山氏の深い思想まで突っ込んで学べるのはここだけ! 2012年6月9日 向山塾in熊本 ほか
- 佐藤式工作法 (第63回)
- 電子書籍の活用へ向けて
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- 〜朗読・演奏・映像によるデジタル紙芝居〜
- 全国ペーパーチャレラン (第244回)
- ルール・応募方法
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- 計算タイルチャレラン タイルの差バージョン
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- (6月号)ランキング/応募者からの手紙
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- 教科指導の基本
- 国語 (第18回)
- 「漢字五〇問テスト」で全員が九八点以上になった実践
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- 〜教師は、漢字を教えるのではなく、漢字の練習の仕方を教える。〜
- 算数 (第18回)
- 教科書の練習問題を学校で授業する
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- 〜教科書の練習問題を宿題にする教師が未だに現場に多くいる。練習問題の指導は学校で、教師が責任を持って行わなくてはならない。〜
- 理科 (第18回)
- 最後までものにこだわり、本物にこだわるからこそ、生徒に感動を与えることができる
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- 社会 (第18回)
- 社会科が面白くなる“人物”の取り上げ方
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- 〜二宮尊徳の授業作りを通してB どんな困難からでも復興・再建は可能である。〜
- 体育 (第18回)
- モノを上手に活用する
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- 〜カラーコーンで熱中する体育授業を組み立てる。〜
- 音楽 (第18回)
- 特別支援の子供への「音楽・関わり合い」の対応
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- 〜「友達と関わるのが楽しい」ということを教える。〜
- 生活指導 (第18回)
- 30秒以内に褒める
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- 〜教室に入って30秒以内で褒めることを続ければ、子どもが変化する。そして、教師自身も変化していく。〜
- 道徳 (第18回)
- 道徳授業では、板書はしない
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- 英会話 (第18回)
- 音楽を取り入れて、授業をもっと楽しくする
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- 〜三つの場面―「歌う」「終わりの合図に使う」「フリートークに使う」で取り入れる。〜
- 続・向山洋一を追って (第96回)
- 〔第75巻〕『保護者が信頼する“教室の統率力”』(1)
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- 〜すぐれた統率者としての教師、その五つの資質・三つの行為〜
- 向山実践の原理・原則 (第222回)
- 向山塾に見る向山実践の実像
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- 特別支援の授業
- 日本最先端 翔和学園 (第18回)
- 授業と行事をリンクさせて子どもを動かす
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- 特別支援の授業
- 特別支援教育の課題 (第6回)
- 発達障がいの子どもにとって「叱責」は害悪である
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- 特別支援の授業
- 中学で生まれたドラマ (第18回)
- 「怒鳴らない」という境地に立つと授業が変わる
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- 笑顔で教えて笑顔でほめる (第18回)
- 人間の意欲を高める唯一の方法
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- 医療連携での模擬授業 (第18回)
- 連携セミナーの醍醐味
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- 保護者・教師セミナーで訴えたこと (第18回)
- 「つながり」が「つながり」を作る連携システム
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- そうだったのかとわかった授業 (第18回)
- 書いていないことはわからない 文に即して考えさせる
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- 社会貢献活動
- まちづくり活動展開中 (第18回)
- 子ども観光大使・東照宮で開催
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- わが地域のまちづくり活動 (第18回)
- 子どもたちの日常を取り戻すまちづくり活動
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- 食育・食卓教育 (第18回)
- 「箸の持ち方」から考える学校教育・家庭支援
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- 観光立国教育 (第18回)
- 子ども達同士の復興を誓った葉書のやりとり
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- 子どものコミュニケーション能力を育てる郵便教育 (第18回)
- 「絵封筒」で近況や思いを伝える楽しさを学校や地域で体験させる
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- 環境教育最前線 (第18回)
- 放射性物質に関する情報と正しく向き合う
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- 教科書・教具のユースウェア
- 算数教科書の使い方
- 算数教科書を教える力をつけるために その2【挑戦しよう!】
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- 算数スキルの使い方
- 計算スキルで最大の効果を出すために
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- かるたの使い方
- 夏休み明け、転入生が来た時、今一度最初の指導を行って指導の点検をしよう!
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- なわとびの使い方
- 毎回毎時間行うとどんどん上達する向山型なわとび準備運動
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- 新卒時代*挫折をのりこえてきた (第18回)
- 満面の笑顔で子どもたちの前にたてるまで
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- ピンチはチャンス
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- 学生時代 (第18回)
- 【TOSS学生の授業修業】石川学生サークル「増志」の歩み
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- 【TOSS学生の授業力】学生時代の努力の差は、とてつもなく大きい
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- 全国サークル案内 (第18回)
- 9月
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- TOSS最新講座情報
編集前記
▼カーネギーの『人を動かす』は、世界的大ベストセラーだ。名著である。教師の必読書である。
▼私はこの本を、五冊ぐらい持っている。手元にこの本が見えない時、さがすより買う方が早いからだ。
▼私の自宅の書斎は十六畳、そこに本があふれていて、六畳の部屋三つを使っている。
別に、研究所に五つの部屋を使っていて、すべて、本に埋もれている。
▼カーネギーの『人を動かす』の中でも、産能大の出版の本が好きだ。残念ながら十年以上昔に絶版になっている。
▼『人を動かす』の中で、カーネギーは人に好かれる原則を書いている。全部で六項目である。
▼原則の一は、「相手のことに、心から関心をよせる」ことだという。人とつきあうのに、相手に誠実に関心をもたねばならない。
▼原則の二は、「笑顔で接する」ことである。
授業中、しかめ面をして、ニコリともしない教師は、子どもに嫌われる。
授業中、どの子にも笑顔を向ける教師が好かれるのである。もちろん、笑顔は毎日鏡を見て練習する。
あの授業の名人、有田先生でさえ登校前に鏡を見て笑顔を練習していたのだ。
▼原則の三は、「相手の名前を覚える」ということである。
四月、始業式の時には全員名前を覚えている。これだけで子供達に信頼される。
次に、兄弟姉妹の名前を覚える。次に委員会、クラブの子の名前を覚える。次に、同じ学年の子の名前を覚える。
この位の努力は、教師なら必要だ。
▼原則の四は、「相手の言うことをまず聞く」ということである。個人面談の時、まず「何か言いたいことがありますか」から始まる向山式面談の方法も同じことだ。
▼原則の五は、「相手が関心をもっていることを話題にする」ということである。
反対は「自分のことばかり、しゃべる人」である。
▼原則の六は、「相手のことを、本心でほめる」ということである。
▼世界中で超ベストセラーの六つの原則、TOSSと同じではありませんか。
(向山 洋一)
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- 明治図書