- 特集 若き教師が授業の面白さに開眼したとき
- 若き教師が授業の面白さに開眼したとき
- 正しい方向、正しい努力をすれば自分自身のドラマとして開眼する
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- あの教師はこの時から変わった
- 一番望んでいなかった学級の担任依頼を承諾した時神様からの贈り物が届き始める
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- 転勤挨拶に「授業の楽しさをありがとうございました」と書いてくれた教師
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- 授業技量検定に見る教師の変貌
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- サークルの研究会で開眼した
- 学級崩壊したからこそ本物に出会えた
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- 我流を廃し、真摯に学んでいくから分かる授業の面白さ
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- テキスト作成で、優れた教材の良さを実感できた
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- 『工夫』・『子どもの事実』+『褒められること』で開眼した
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- 運命を感じる「向山型国語」との出会い
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- TOSS授業検定に挑戦して開眼した
- 教師としての「総合力」を磨くこと
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- 「うまくなりたい」その思いが教師人生を変えた
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- 成長の実感があるからまた挑戦する
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- 念願の受検で、努力が楽しみになった
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- 検定で実感した「授業は楽しく!」の真意
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- TOSS青年事務局までのみちのり
- TOSS第三世代「青年事務局」誕生
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- サークルで支え合う仲間を大切に、ほんのちょっとの勇気をもってサークルへ!!
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- よいものを伝え、広めていくために
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- この言葉が私を救った! 子や親のせいにせず、教師修業する!
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- 私が授業開眼したと思ったとき
- 今まで見えなかったものがつながって、細部まで見える時。
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- 「逆境」こそチャンスである
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- ダイレクトに言ってくれる人を持て
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- 調べ尽くしたという自信があれば、発問が浮かんでくるようになる。
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- 衝撃くらいでは開眼しない
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- 授業技量の向上をめざして
- TOSS授業技量検定を受け続け、総合的な力を身に付ける。
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- サークルでの模擬授業なくして授業技量の向上はない
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- 若いからこそ「苛酷」な修業の道に身を置く
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- ミニ特集 夏休みに教師力をみがく(私の教師修業)
- 遠い日の思い出 私の夏休み
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- 夏こそライブに浸り、教師力を高める
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- セミナー三昧の日々
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- 毎年「一歩だけ」踏み出すことを自分に課す
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- 子どもTOSSデーで対応力を鍛える
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- 夏の蓄積は、一定期間後に一気に現れる
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- 教師力は「非日常」の世界でこそ鍛えられる
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- 向山語録 (私の心に残るこの文章)
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- 編集前記
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- グラビア
- 荒れる学級は教師の統率力で立て直せる ほか
- 教師人生を歩み始める後輩へ伝えておきたい珠玉のことば
- 本当に良いものは少ない。わかる人も少ない。
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- 「子どもの事実と腹の底からの実感」の源流
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- 新任当時の挫折をこうしてのりこえた
- 一緒に学べる仲間と出会い、TOSSで学ぶ
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- 上手くいかなくても学び続ける
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- 授業の秘訣
- プロになりたいなら逃げるな。批判は面と向かってせよ。
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- 学校は“素人”に貶められている
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- 子どもをめぐる環境の変化
- 「携帯」が子どものおもちゃになる
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- TOSS学生サークル前進中
- 成長を実感!やってみて初めてわかる。
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- 学びの歴史 スタート
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- スプリングセミナーを通して感じた成長
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- ワンポイント 向山実践
- 厳しさから生まれる子どもへのいとおしさ
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- 「ノートを持っていらっしゃい」は効果的で効率的である
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- 続・向山洋一を追って (第48回)
- 〔第37巻〕『子どもの活動を最大限に引き出す「向山型行事指導」』(後)
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- 向山実践の原理・原則 (第173回)
- 学ばない教師は、いつか「ツケ」がまわってくる
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- TOSS授業検定
- 目線/自信がなければ見えない。目線を効果的に使う!
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- 言葉を削る/残った言葉が授業の柱になる
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- 発問・指示/子どもの行動を1回で変える発問・指示を目指す。
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- 酒井式2008
- クレヨンでなければ出ない美しさを求めて
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- 私が助けられた教育技術
- 黒板は子どものためにこそある!
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- 真理子・あき・朋恵のザ・宿題 (第209回)
- 努力の結果
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- TOSSランド (第159回)
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- 全国ペーパーチャレラン (第195回)
- 六角形チャレラン
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- ドラマを創る教師たち
- ドキドキしながらTOSSサークルに入った
- サークルに入ったら、学校の仕事が楽しくなった!
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- このTOSS教材に助けられた
- 成長の跡が目に見える「うつしまるくん」
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- 教材には正しい使い方がある
- コース選択の趣意説明をする
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- 観光立国教育
- 「世界遺産」教育で観光立国教育をさらに推進する
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- 観光地紹介と観光教育の違い
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- 「風」を運ぶ観光客と「土」に根付く地元民
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- 五色百人一首で学級づくり
- 私と子どもたちを救ってくれた五色百人一首
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- 名句百選かるた、名文名詩かるたで学級づくり
- 保護者もうなずき、子どもたちが熱中するかるた教材
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- チャレランの復活
- やっぱりチャレランはすごい
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- チャレラン種目の紹介
- テレビ取材に応じた日々
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- 最先端の教育研究
- 理科/向山・小森型理科が目指すもの「理科好き」な子どもの中からノーベル賞を
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- 全国ネットワーク一覧表
- 8月・向山型社会/最先端のテーマを扱う向山型社会
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- 体験的基礎学力向上の決めて(算数)
- 平均九十点突破への詰め
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- 体験的基礎学力向上の決めて(国語)
- 向山式暗唱指導法でヒーロー誕生
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- セミナー案内
編集前記
▼教師は、いい仕事だ。私は何度生れかわっても教師になりたいと思っている。
そんな素敵な教職に挫折して途中でやめていく人もいる。残念だ。
▼教師の仕事の中心は、「授業」だ。学校ですごす時間のほとんどは「授業時間」である。年間一〇〇〇時間の授業がある。
▼授業には、レベルがある。野球、サッカー、歌手、剣道、書道、将棋、どれにもレベルがあるのと同じだ。
▼高いレベルになる上達の道がある。上達の法則もある。
ピアノでも水泳でも踊りでも「上達するにはどうしたらいいか」がはっきりしている。
▼クラブ活動のように毎日熱心に練習すればいい。しかし我流の練習では県大会レベルには届かない。すぐれたコーチが必要だ。
▼プロに教えてもらえば確実に実力は上がる。プロはその道で県大会以上、時には全国レベルまでいったことのある人だ。
▼教師の技量も全く同じだ。
正しい方向で、誠実な努力をすれば、どの人ものびる。将棋、囲碁の初段、踊りの名取、剣道、柔道、空手の初段、それくらいには十年で届く。
教師も正しい方向の誠実な努力を、すぐれたコーチに教えてもらえば誰でも届く。
▼しかし、我流では駄目だ。自分の考えだけでは一人よがりになるだけだ。
将棋は自己流でやっても、初段には届かない。はるか下のレベルではいまわる。
教師も同じだ。
▼プロは、何十年、何百年の間トップ・プロによって開発された定石、原則を知っている。しかもそれを技能として身につけている。使いこなせる。
▼本を読んだだけでは、使いこなせる力は身につかない。全く身につかない。
野球の本を山ほど読んでも、イチローのようなプレーはできない。いや、中学校野球部員のプレーすらできないだろう。
▼技量が高いとは「正しい見識」「すぐれた知識」「修業によって身につけた技能」がある人をいう。
▼その第一関門を完破したとき「開眼した」というような実感を持つ。
本号は、教師開眼の特集である。
(向山)
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- 明治図書