- 特集 向山実践で文科省学力テストを検証する
- 向山実践で文科省学力テストを検証する
- まずは基礎をきちんと教えることから
- /
- 国語学力テストAを向山実践で検証する
- 漢字指導
- 向山型漢字習得システムで、全問クリアーできる
- /
- バッチリ対応できる向山実践
- /
- 一字読解指導
- 向山型なら一字読解指導から討論まで可能
- /
- 向山型国語で十分に対応できる
- /
- 国語学力テストBを向山実践で検証する
- 言葉の範囲を検討する指導
- 四〇年前から既に「最先端」である
- /
- 向山氏は、三十年前から学力テストB問題に対応する授業を行っていた。
- /
- そっくりそのまま写す能力がなければ、学力テストB問題は攻略できない
- /
- この向山実践でこのテストを検証する
- 「向山型要約指導」で要旨をまとめる
- /
- テストBが求める読解力は、向山実践の有効性を裏づける
- /
- 非連続型テキストの指導
- この問題は向山型で授業すれば熱中する展開になる。
- /
- 中学B問題も、向山型国語が鍵である。
- /
- 算数学力テストAを向山実践で検証する
- 教科書の授業
- 教科書の問題をよく読み取りつまずきやすいポイントを把握する。
- /
- 「向山型」算数・数学は、テキストや図、表、グラフなどを正確に読み取る力も伸ばす
- /
- 計算スキルの指導
- ユースウエアをライブで学び我流を排せば十分対応できる
- /
- 途中計算は一行一行がアルゴリズム
- /
- 算数学力テストBを向山実践で検証する
- 考え方を一目でわかるように表現させる実践
- 教師が自分の解を持っていないと「一目でわかる図」が評定できない
- /
- 一目でわかる図で場面をイメージ化させよう!
- /
- 図や数直線を「基本型」ととらえる
- /
- 難問選択で徹底的に考えさせる実践
- 定着した知識を組み合わせて解く力と子どもたちの耐性を伸ばす難問の授業
- /
- 難問のタイプを知り、B問題タイプで鍛える
- /
- できそうでできない問題を日常的に解く。目安は年間二〇〇問の難問に挑戦。
- /
- この向山実践でこのテスト問題を検証する
- 言葉の式と数式を対応させる
- /
- 向山氏の介入授業教科書問題「説明しましょう」
- /
- 学力テストを実施しての子ども・教師の反応
- 子どもたちに力をつけることができるのは、TOSSで学ぶ教師のみだ
- /
- 「意味わかんねえ」
- /
- 一般教師とTOSS教師の反応の違い!
- /
- 学力テスト問題を評価する
- 不十分であるが評価できる
- /
- 学力テスト問題から見えてきたPISA型読解力の範囲と指導の事例
- /
- ミニ特集 スピード上達向山型なわとび指導
- なわとび級表「A」「B」の正しい使い方と進級テープが子どもをやる気にさせる
- /
- 一時一事の原則で「なわとび級表」の使い方をマスターさせる。
- /
- システム化すれば、効果は倍増する
- /
- 一回も前回しができない子どもが二回の体育でできるようになった
- /
- 帯でおこなう 同じことを繰り返しおこなう
- /
- ビニルテープシステムの仕掛け
- /
- 効果てきめん!スーパーなわとびとチャレンジシールの併用で縄跳びブームが起きる
- /
- 向山語録 (私の心に残るこの文章)
- /・
- 編集前記
- /
- グラビア
- 新たな向山実践の創設ほか
- 初めての向山型授業
- 向山型算数/子どもの事実から向山型算数へ
- /
- 向山型国語/五色百人一首をするとクラスの雰囲気が良くなる
- /
- 新任教師A、教師にめざめる
- 見ていたのは頭の中のフレーズ 見るべきは目の前の子どもたち
- /
- 優れた教材教具が生み出す子どもの事実と教師の手応え
- /
- あきらめず、正しい方向で努力していく
- /
- 向山型で作る楽しいボール運動
- 向山型ゲームの二重構造
- /
- 〜ソフトバレーボール2〜
- いじめの実態、いじめの背景
- いじめ問題に「おやじ日本」が登場
- /
- いじめ・学級崩壊に挑む
- いじめの重大さを思い知らせ、自分の経験を語る
- /
- TOSS学生サークル前進中
- 学生サークルの魅力は現場教師が指導すること
- /
- サークル員の笑顔が晴れる岩手大学生サークル「ちゃぐちゃぐ」
- /
- 向山型算数で平均90点突破 (第56回)
- 授業をシステム化し、褒めるサイクルを作る
- /
- 続・向山洋一を追って (第39回)
- 〔第32巻〕『骨太な実践を創る向山型理科授業』
- /
- 向山実践の原理・原則 (第164回)
- 簡単な指導技術が「読んでもできない」理由
- /
- TOSS授業検定F・E・D表挑戦
- D検定は日々の授業とつながっている〜あたたかな表情・対応〜
- /
- 遅いスタートだからこそ一歩ずつ
- /
- 「あかねこ漢字スキル」のユースウェアを学ぶ
- /
- 佐藤式工作法
- 続・モンスターアタック
- /
- 〜目や口以外の部品について〜
- つかみの15秒
- 全員を巻き込む工夫で、授業の腕を上げる
- /
- 真理子・あき・朋恵のザ・宿題 (第200回)
- まとまった時間の使い方
- /
- TOSSランド (第152回)
- /
- 全国ペーパーチャレラン (第188回)
- ○→△→□チャレラン
- /
- ドラマを創る教師たち
- TOSS中学 どこでも模擬授業
- 即座に授業の技と術を吸収する絶好の機会
- /
- このTOSS教材に助けられた
- くるりんベルトは教師と子どもの願いをかなえる教具
- /
- ユースウェアの大切さに目覚めたとき
- A君が教えてくれた我流を排した瞬間
- /
- 理科 実験・観察のポイント
- 日周運動・年周運動の観察
- /
- トウモロコシ一つでも提示次第!
- /
- 実験中に隙間時間を作らない
- /
- 五色百人一首で学級づくり
- 島の子どもたちの心を成長させた、百人一首の風
- /
- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- 挫折したとき、何度もTOSSに救われた!今度は私の番だ!
- /
- サークルに参加して得たもの
- 継続から挑戦へ
- /
- 中高、TOSSと出会って授業が変わる
- 教師修業のスタートに遅すぎることはない
- /
- 全国ネットワーク全国ML活動中
- 体育を深く学びたい方のメーリングリストTOSS体育ネットワーク
- /
- 全国子どもTOSSデー
- 子どもTOSSデーで保護者の信頼を得る
- /
- スマートボード授業のドラマ
- 校内の事実がスマートボード導入へ
- /
- TOSS型英会話で話せるようになる
- 四文ダイアローグも三構成法で組み立てる
- /
- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
- /
- セミナー案内
編集前記
▼東京都の足立区では、組織的に学力テストの不正が行われた。
全国的に見れば「学力テスト対策」が実施されていた所も多い。
▼算数の問題解決学習やら、国語の単元学習やら、組合の人権教育やらを熱心にやっていた教師の中にも、たくさん「対策」に追われていた人がいる。
▼学力は「学校の授業でつける」のである。「学力をつける」ために、学校がある。
学校の最も大切な任務は「授業する」ことであり、「学力をつける」ことである。
▼本当は「授業をする」ことは「学力をつける」ことだが、そうはなってない。
「授業をするが学力はつかない」学校はいっぱいある。この制度を履修制度という。
授業さえすればいいのだ。
▼自動車学校のように、授業を受ければいいのではなく、技能を身につけたら次へ進むというシステムがある。ピアノでも、スイミングでも公文式でも、ほとんどの教室はこのシステムである。習得制度という。
▼学校教育の欠点は、この履修制度によってもたらされる。「漢字を教えない」「算数の教科書を使わない」というデタラメな指導法がまかり通るのもそのためだ。
▼学力を保障しない、単元学習や問題解決学習は、学力テストにあわてふためくのである。そして組織的に不正まがいのことまでしてしまうのだ。
▼基礎学力保障を「向山型算数授業」「向山型国語授業」ですると決め、三年間の研究、実践、公開をした篠ノ井東小学校では、全分野でめざましい前進を示した。
学力テストがそれを証明した。
▼何か特別なことをしたのではない。教科書をリズムよくテンポよく教えたのだ。
ノートの書き方、発言の仕方などを、どの子にもきちんと身につけさせたのだ。
明るい表情で授業をして、多くの子の良さをほめるようにしたのである。
▼新しい学習指導要領の枠組みが文科省から発表された。その中に、基本的知識・技能を「習得させる」大切さが、くり返し述べられていた。
▼今回の学力テストではB問題という新しい方向も示された、私たちにとって、当然の問題であった。
(向山)
-
- 明治図書