- 特集 どこまでも本物の教師の道を(三校長 歴史を刻んで峰をこえる)
- どこまでも本物の教師の道を(三校長 歴史を刻んで峰をこえる)
- 大森、吉永、舘野三校長は、幾千幾万の後輩に教師としての生き方を示してくれた。
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- 向山実践・法則化との出会いと我が教師人生
- TOSSだから学べた教師人生の糧がある
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- 向山氏と同時代を生きる
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- 向山実践を知って我が教師人生が変わる
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- 公開発表の歴史的意義
- 私たちが追究すべき一つの理想的な学校モデルを提起した
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- TOSS流学校づくりは「知の巨人」が出会わなければ実現できなかった
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- 校長自ら授業を公開する
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- 同僚として共に仕事をして
- ついていきたい
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- 学校は、一つの組織なのだ!
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- 私を変えた2つのこと
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- 吉永校長との出会いは私の一生の財産
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- 大校長「舘野健三」に管理職の仕事を学ぶ
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- 私も本物の学校づくりの道を
- さみしさを乗り越えて
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- 三先生から学ぶ
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- 群を抜く圧倒的存在
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- 子どもの事実を作り出す
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- 子どもの命が輝く学校
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- 「決断」と「戦略」の凄さ
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- 三人の校長 校長としての気概を学んだ
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- 「TOSS流学校づくり」論を実践で示した三校長
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- できないことが一つ一つできるようになっていく
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- 「子どもの事実」と「腹の底からの実感」を求めて
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- TOSS校長が残した仕事
- 三名の偉大なる先達に学ぶ
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- 三校長が残した仕事は空前のスケールである。後に続かなければならない。
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- TOSS教師の目指すべき遠い峰「海浦小学校」
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- あの瞬間のあの思い出
- ポストから溢れる通信を出し続ける
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- 一途自ら信じた道を行く
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- 良いと思うと常に直進のみ
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- 腹は誰よりも据わっていた
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- 人柄が職員を変える
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- 厳しさと優しさが、大森修氏の人気の秘密である。
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- 一枚のコピーでも、核心を見抜く
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- 大森校長の真の魅力は「やさしさ」と「やんちゃさ」だ
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- 若き教師へのメッセージ
- 続ければ必ず積み重なる
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- 前途が多難でありますように
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- 謙虚に学ぶこと
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- これからもTOSSと共に
- 困難、逆風、中傷を乗り越えるTOSSのDNAを伝える旅
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- ミニ特集 TOSS学生サークル 全国に広がる
- 全国津々浦々に広がるTOSS学生サークル
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- サークルと実践の場を結ぶ家庭教師事業
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- 全国に広まるTOSS学生サークルに集え
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- 全国TOSS学生サークル NPO学生インターンシップの役割
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- 全国の仲間と共に
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- 教育セミナーからの発信
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- 学生サークルは「つくりたい」と思った瞬間にできる。
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- 諦めないこと
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- 向山語録 (私の心に残るこの文章)
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- 編集前記
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- グラビア
- 20代30代の向山実践の再現 あの『斎藤喜博を追って(教師修業十年)』が蘇った! ほか
- 初めての向山型授業
- 向山型算数/クラスで一番できないAさんが90点を取った向山型算数
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- 向山型国語/子ども達も教師も虜にした向山型国語
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- 新任教師A、教師にめざめる
- TOSSデーを経て私はサークルに足を運んだ
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- 楽しい教師生活を送ることができているのは、TOSSのおかげ
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- 英語塾が示した教師修業の方向性
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- 教師に知っててほしい基本の12項目 (第12回)
- 特別支援教育をささえるキーワード
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- 〜バークレー博士の12の原則〜
- 明石研卒論12章 (第12回)
- どんな部活動の顧問が求められているか
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- 我流を正す
- 成功の秘訣は「続けること」
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- 校長 私の教師修業時代
- いくつからでもスタートラインに立てる
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- 授業技量検定受検から学ぶ
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- 向山型算数で平均90点突破 (第48回)
- 計算が苦手なA君が、「簡単、簡単」と解き始めた。
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- 続・向山洋一を追って (第31回)
- 〔第25巻〕『豆電球(2年)の全授業記録』(4)
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- 向山実践の原理・原則 (第156回)
- TOSS技量検定は授業の「成功回路」を脳に作る
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- TOSS授業検定F・E・D表挑戦
- 歩みはカメだが、いつかシングルへ!
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- 初厳石道・初英語 そして二五級の重みを知った
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- 授業・生活・生き方まで学べるTOSS授業技量検定
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- 佐藤式工作法
- 上下の動きから何ができるかな?
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- されど目線
- 目線はD表すべての項目に関わる大事な授業行為
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- 真理子・あき・朋恵のザ・宿題 (第192回)
- 1部リーグでの試合で、「豪華愛蔵版五色百人一首」を使った。江戸時代の手書きの名作札を前にいつもと違う緊張感が漂った。
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- TOSSインターネットランド (第144回)
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- 全国ペーパーチャレラン (第180回)
- 計算だんごチャレラン
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- ドラマを創る教師たち
- TOSS中学 どこでも模擬授業
- 「どこ模」やった者が得をする
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- このTOSS教材に助けられた
- 子供の自信につながる九九計算尺セット
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- ユースウェアの大切さに目覚めたとき
- 正しい使い方で、苦手な子も得意になる
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- 私の道徳の授業
- WEB2.0時代の心の教育
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- 細井平洲の教え「学思行相俟って良となす」を授業する
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- 最後の道徳は『感謝の手紙』で締めくくる
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- 五色百人一首で学級づくり
- 荒れた学級でもルールが作用する
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- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- 本、サークルとの出会いが教師人生を変えた
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- サークルに参加して得たもの
- 力がないからこそ、出会えた人・もの・こと
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- TOSS中学高校、TOSSとの出会い
- TOSSとの出会いで、今の幸福がある。
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- 全国ネットワーク全国ML活動中
- 医師による演習問題が出される「TOSS特別支援教育ML」
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- TOSS学生サークル(学生TOSSデー)
- しなやかな女教師を目指して
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- スマートボード授業のドラマ
- スマートボードなら、ビデオを使った授業も思いのまま!
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- 小学校英語 間もなく開始
- 「共通理解」して、「やってみせる」ことがポイントだ!
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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編集前記
▼いかなる教師であったかは、退職の時に分る。多くの同僚、教え子とどうであったのか。
更には、教師の人生を通して、日本の教育に、いささかの足跡を残したかどうか、それは退職の時に分る。
▼大森、吉永、舘野校長が退職する。その足跡は、長く、日本の教育史に刻されるだろう。語りつがれるだろう。
▼二十世紀から二十一世紀への、地球的規模での政治、経済、文化教育の激変の中で日本も揺れ動いた。
▼日本の教育の変革を旗印に「子どもの事実」「教師自身の実感」を指標とした、法則化、TOSSは全都道府県から幾万の教師が参集し、巨大な教育文化を構築した。
▼TOSSランド、TOSS技量検定、五色百人一首、日本教育技術方法大系、あかねこスキル、わくわく図鑑などの教材群、千冊を越える単著、シリーズ、八誌にのぼる月刊誌、全国各地の研究冊子、年間千五百会場での各セミナー、まぎれもなく日本はおろか世界にも類例のない巨大な教育運動であり、教育文化だった。
▼いわれのない中傷、非難をのりこえて道を切り拓いていったのが三校長だった。
とりわけ熊本の海浦小学校の公開研究、新潟村松東小、中野山小の公開研究は、日本における「新しい研究のあり方」を切り拓く、画期的な偉業であった。再生会議提言、同校の方向が示された。
▼「必達目標」「校内研究としての全員模擬授業」「市長も参加する特別支援教育への取り組み」など後に続く全国の教師に与えた影響は計り知れない。
▼三校長は、退職という節目を迎えたが、TOSSの教師として退くわけではない。TOSSは「子どもTOSSデー」「学生TOSSデー」「新任TOSSデー」を始めとして、「生涯にわたる活動を構築」している。
▼TOSS出身の退職教師は、貴重な財産だ。その蓄積は巨大だ。
自由の身だからこそできるさまざまな活動がある。全国各地のサークルに迎えての勉強会も可能だ。
▼私は退職の時、何の感傷もなかった。むしろ「これから自由にTOSSができる」と喜びの方が大きかった。
(向山)
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- 明治図書