- 特集 「真犯人はこいつだ」がえぐり出す教育界改革のテーマ
- 「真犯人はこいつだ」がえぐり出す教育界改革のテーマ
- 向山の新聞連載「真犯人はこいつだ」は大きな反響をよんでいる。
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- 「真犯人はこいつだ」を読んで
- 問題解決学習は万能薬ではない
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- 今すぐできる「真の教育改革」
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- 現場の教師が訴える教育界改革のテーマ
- 学校監査が真犯人を刳り出す
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- 研究とは、きれいな言葉で教育実践を正当化することではない。「すべての子」という視点にこだわり続けることである。
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- 教科書をないがしろにする算数の問題解決学習
- 「教科書の全ての問題を、全ての子どものノートに、きちんとやらせる」こんな基本さえできない
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- 基礎的基本的な知識技能を身につけ、活用する場面が設定されている教科書を使う。
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- 若い教師に「教科書を使わない授業」を強要する管理職は法令に違反している
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- 漢字は宿題、活動に埋没する国語の単元学習
- 代表的実践家自身が否定する指導法
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- 単元学習は、特別支援教育に対応できない!
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- 一人一人の学習を保障しない亜流を見抜く目印と2つの特徴
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- 授業の術を教えない教育系大学の授業
- 具体的な事実から生まれた学びは今の大学からは得られない
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- 新卒が学校でまともに授業できないわけ
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- 座学中心で、理論ばかりの授業
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- 学校を破壊するモンスターペアレント
- 深夜まで学校に居座るモンスターペアレント
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- 管理職・学校職員一体となって対抗する策をとりたい
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- 入学前教育の崩壊現象
- モンテッソーリの教育から学ぶ幼児の『敏感期』・小一は最後のチャンスである。
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- 敏感期の教育がその子の人生を決める
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- 授業評価のデタラメな管理職
- パフォーマンスに血道を上げる管理職
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- モチベーションを下げる女性管理職
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- 教師の研究時間を奪った最近の「管理体制」
- 学校に縛り付けられる
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- 授業の質の向上、教師力の向上を最優先しない管理体制が諸悪の根源だ
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- 私の考える教育界改革キーワード
- 「算数の」問題解決学習は、子どもを救えない。
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- 向山型授業で「教師力」を高め、生徒に「生きる力」をつける
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- 「特別支援」を要する子どもたちをスポイルする教師の熱心さ
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- 小学校英会話
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- 教科書を使わずプリントで授業を進める事を強制され、教室が大混乱に陥った
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- ミニ特集 食育基本法(我が校、我がクラスの食育実践)
- すべての学校すべての学級での実践が求められている
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- 限られた授業時間と給食の時間を効果的に使い、実践力をつける
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- 子どものときから「食を選択する力」を身に付けさせる授業をしていく。今、役に立たなくても、将来きっと、思い出すときがあるだろう。
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- 食育基本法誕生 日本の伝統的な「食」を考える
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- 飽食から環境問題を考える
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- 楽しい食育は選ぶ活動から
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- 食の大切さこそ、保護者に伝えたい。だから授業参観で行う。
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- 向山語録 (私の心に残るこの文章)
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- 編集前記
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- グラビア
- 統率者としての責任感が学級崩壊を防ぐ ほか
- 初めての向山型授業
- 向山型算数/向山型算数との出会いが私の教師人生を変えた
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- 向山型国語/子どもたちの文集に、暗唱、音読、百人一首
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- 新任教師A、教師にめざめる
- 衝撃!うちのクラスのことが書いてある
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- きっかけは、TOSSデーだった
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- TOSSで学んで変わった
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- 教師に知っててほしい基本の12項目 (第4回)
- 特別支援教育をささえるキーワード
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- 〜バークレー博士の12の原則〜
- 明石研卒論12章 (第4回)
- 教育実習生はどんな子どもに手こずるか
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- 我流を正す
- 「こんなもんでいいかな」これが私の我流だ!
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- 校長 私の教師修業時代
- 体育の授業を知的に(2)
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- 新卒教師、ソニー賞挑戦から得たもの
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- 向山型算数で平均90点突破 (第40回)
- 「シンプル!ビジュアル!リズミカル!」基本型三原則が90点突破の鍵を握った
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- 続・向山洋一を追って (第23回)
- 〔第20巻〕『「授業研究」で教える力を伸ばす』
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- 向山実践の原理・原則 (第148回)
- 伴、谷両氏の七段昇段 嵐のように続く長い長い長い拍手
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- TOSS授業検定F・E・D表挑戦
- 中高年の限りある可能性に挑戦する
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- 授業検定は最高の教師修業の場
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- 何度も挑戦するからこそ、見えてくる
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- 佐藤式工作法
- 「つなのぼり名人」の発展 発想を広げる2つの基本形
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- されど目線
- 目は口ほどに物をいう。目力を鍛える。
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- 真理子・あき・朋恵のザ・宿題 (第184回)
- 「学年開きは『脳の発達』の授業から」
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- TOSSインターネットランド (第136回)
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- 全国ペーパーチャレラン (第172回)
- はしご上って下りてチャレラン
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- ドラマを創る教師たち
- TOSS中学 どこでも模擬授業
- 踏み出す勇気の大切さ
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- このTOSS教材に助けられた
- いつでも、どこでも、「話す・聞くスキル」一年生も意欲満々!
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- ユースウェアの大切さに目覚めたとき
- ユースウェアにはどの子にも力をつけるための思想が散りばめられている
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- 私の道徳の授業
- 力のある資料を集めるノウハウ
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- しつけの三原則の話をし、実践化をはかる
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- 生徒の作文が最高の「資料」になる
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- 五色百人一首で学級づくり
- すぐに使える五色百人一首の言葉がけ
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- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- 学級崩壊した私がTOSSで救われた
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- サークルに参加して得たもの
- 私の授業を批判してくれる仲間がいる
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- TOSS中学高校、TOSSとの出会い
- TOSSとの出会いは一冊の、本から始まった
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- 全国ネットワーク全国ML活動中
- 「フリーター・ニート全国キャラバン第一期」成功の軌跡
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- TOSS学生サークル(学生TOSSデー)
- 「このままではだめだ」と自覚した日
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- スマートボード授業のドラマ
- 研究授業で使ったら、町全部の学校にスマートボードが入った。
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- 小学校英語 間もなく開始
- 状況設定を行うことで話せるようになる
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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編集前記
▼「真犯人はこいつだ」は、産経新聞に連載中の私の記事のことである。
毎週月曜日の朝刊に連載され、すでに二十四回になっている。
▼教育問題の本当の原因を「現場の事実」「子どもの事実」から、とりあげている。
これまでのテレビ、新聞報道の多くは、全く見当違いの主張をしてきた。私は、いつも、いらだたしさを覚えていた。
私の主張を理解して下さる新聞記者、教育テレビディレクターも、次々と出てきて、その一つが、産経新聞の連載である。
▼新聞連載の影響は大きい。
算数の問題解決学習を推進してきた教師が、「教科書も大切だ」と発言する場面も、全国で見られるようになった。
▼新聞の連載は一年間の予定である。
まだまだ多くのことが主張できる。
▼これまでの連載で一番大きな意味があったのは。全国の各級議員さんへのお願いだ。
議会で、教育長に質問してほしいというものである。
▼質問は「小・中学校の算数の授業で、きちんと教科書を教えているかどうかを調べべているか」ということである。
▼もちろん、教育長は「教科書を使っています」と答えるだろうから、これだけでは、駄目だ。
「各校の校長に、子どもの算数ノートを全員分調べて確認してほしい」という所まで、詰めてほしいとお願いした。
▼子どものノートを見れば、教科書をきちんと教えているかどうかは、すぐ分る。
我ながら、良いお願いをしたと思っている。
▼本号は、大きな波紋を与えている産経新聞の連載についてとりあげた。
なお、産経新聞を購読したい人は、FAXで、産経新聞教育係に申し込んでいただきたい。朝刊のみで月に二九五〇円である。
関西地区は、朝夕刊セットで三九二五円である。
▼なお、最新号の私の連載の上段には、野口芳宏先生が「愛があるから叱るのだ」という論説を書かれている。
▼読売新聞とのタイアップで「食育」の実践が始まる。その第一弾をミニ特集とした。
(向山)
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