TOSS英会話の授業づくり 2002年5月号
創刊号 TOSS提案の英語

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TOSS英会話の授業づくり 2002年5月号創刊号 TOSS提案の英語

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ジャンル:
総合的な学習
刊行:
2002年4月
対象:
小・中
仕様:
B5判 92頁
状態:
絶版
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目次

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特集 TOSS提案の英語カリキュラム;ポイント30
TOSS提案の英語カリキュラム;ポイント30
授業をユニットで構成し,ユニットをバージョンアップして4年間かけてカリキュラムをつくる
平田 淳
職員会議での提案のときのポイント
ポイントは「すべきである」と「できそうだ」
安住 順一
職員会に入るまでが勝負・職員会では,企画書と資料を10枚
松本 勝男
英語カリキュラムを組むときの留意点5つ
年間カリキュラム作成の目的は英会話学習の着実な実践である
渡邉 憲昭
体育のカリキュラムをイメージしよう
大下 浩一
音声中心の活動内容にする―15分でも20分でもとにかくやってみること
森下 人志
国際理解と英会話をきちんと分けたカリキュラムづくり
コミュニケーション能力を育成する「英会話」には,独自のカリキュラムが必要である
大野木 一雄
意志のある教師が方針をもって自ら作るべきである
八和田 清秀
総合的な学習の中で英語の時間数を確保するためのポイント
1年半を費やして,ようやく勝ち取った英会話10時間〜日頃から意識して布石を打っておく〜
澤田 好男
「教育課程の編成」と「授業」ができる―これがプロである
伴 一孝
小学生に英語を教える際の留意点
間違いから学ぶ彼我の文化の違い
向山 浩子
ミニ特集 誰でも使える Classroom English 活用術
リズムとテンポをつくる英語の指示
平田 淳
意を決して,何がなんでも使う
和嶋 一男
毎日ちょっとのClassroom Englishを!
西岡 美香
学習発表会で英語の歌を発表する
平松 孝治郎
差し替え自由!クリアファイル使用フラッシュカード
姫岩 弘治
生徒も使う教室英語
大鐘 雅勝
教師が使う誉め言葉英語
大北 修一
TOSS英会話キーワード
子どもの英語経験年数
編集前記
平田 淳
巻頭論文
21世紀の基礎基本を見据えた英語のカリキュラム
向山 洋一
英会話のカリキュラムのための学校体制づくり
大森 修
TOSSランドを活用した英会話授業 (第1回)
TOSSランドを使って「緊張場面」を設定しよう!
椿原 正和
TOSSランド ちゃいるどぺーじで授業する (第1回)
TPRで考える英語の授業
長江 佳子
TOSSランド 一押しサイト (第1回)
TOSS英会話授業の名手,平田淳氏が作成した「TOSS五色英語かるた公式サイト」まずはここからだ
谷 和樹
はじめてでも大成功!「Let's Make a Face」
寒河江 恒太
TOSSランド 一押しちゃいるどぺーじ (第1回)
優れたインターネットソフトウェア「英語かるた赤色二択問題」
平間 晃
パンツマンと一緒に,数字のヒアリングをマスターしよう!
西川 諭
英会話の学校カリキュラムづくり (第1回)
大森 修
音楽の授業に英語を取り入れる (第1回)
英語の力を「わらべうた」でつける
関根 朋子
授業構成のミニパーツ100 (第1回)
1〜10を教えるためのミニパーツ100
平田 淳
障害児教育での英会話の授業 (第1回)
学級の子どもたちが「英語大好き!」と言うようになった
山田 仁
教材・教具の活用術 (第1回)
『ダイアローグ66選』からダイアローグを選び,『TOSS版フラッシュカード』と『五色英語かるた』で授業を組み立てる
橋 健
学校での英語授業導入までの道筋 (第1回)
なぜ,英語に慣れ親しむ必要があるのか
舘野 健三
あらゆるところで熱くボディーブロー
松本 勝男
英会話の授業・最初の5分間
英会話の授業の開始パターン6
佐藤 尚子
楽しい歌で雰囲気作り
波戸内 勝彦
教師が絶対優位に立てるフラッシュカードの授業
水野 正司
授業に使える楽しい英語ゲーム紹介とマニュアル
教室熱狂!英語で福笑い
吉田 高志
緊張感があると子どもは燃える!ミニミニゲーム集
堀川 由紀子
学習内容の習熟に使えるゲーム
大賀 由里子
第3回TOSS英会話セミナー感想文集
平田 淳
編集後記
平田 淳
TOSS英語最新情報
平田 淳

編集前期

本誌副編集長:平田 淳


 全国各地で,英会話の授業が展開されています。

 富山県では,「総合的な学習の時間」で英会話教育を導入している小学校は133校で,県内226校の約6割に達しているそうです(県教委の昨年6月の調査)。

 新学習指導要領が正式にスタートする新年度には150校に拡大する見込みで,そのため,県教委は今年7月,希望する小学校教諭に対し,外国語会話授業の進め方についての研修を初めて行う予定とのことです。

 まさに時代の流れ,時代のうねりでしょう。

 しかし,このような動きも数年前には,まったくありませんでした。

 私自身が初めて英会話の授業に取り組んだのは,4年前でした。教育課程審議会の中間まとめが出て,「総合的な学習の時間」の4つの現代的課題が話題になっていた頃でした。

 「国際理解」という領域が研究テーマであった某附属小学校で3つのダイアローグ「“Thank you.” “You are

welcome.”」等を取り上げました。

 しかし,周囲からは「英会話なんて国際理解ではない。必要ない」「子どもが自ら考える場面がない」と非難ごうごうでした。

 それから2年後,新学習指導要領の移行期間に入りました。

 そして,再びその学校で英会話の授業をしました。

 その時には,保護者の方にも「これから21世紀を生きる子どもたちには絶対に必要なものですから……」と懇談会で申し上げると,みなさん大きく頷いておられました。

 移行期間に入ってから,英会話の授業をされる先生方が一挙に増えました。

 特に,TOSSの先生方については,毎月毎月,英会話の授業をする先生が増えました。昨年あたりは,ほぼ100%の先生がおやりになっている状況です。

 TOSSランド(http://www.tos-land.net/)という強い味方もあります。どんどん推進していただけたらと思います。

 でも,全国各地の実践もすんなりと周りの理解を得られたり,職員会議が通ったりしていたところは,結構少ないのではないでしょうか?

 カリキュラムを作るのも,ゼロからのスタートで,たいへんだったことと思います。

 今号では,学校として英会話の授業カリキュラムを作り上げるために行われた先生方の実践や,カリキュラムを組むためのポイントを語っていただきました。

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