- 特集 向山実践をシステムとして検討する
- システム化されている向山実践
- 向山型システムは一つ一つのパーツをシステム化したものである。身につけるには「技術」の理解と「技能」の習得が必要になる。
- 身につけるには「技術」の理解と「技能」の習得が必要になる。
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- 向山型国語のシステム構造
- 「教師は教えないのに子どもに力がつく」これが向山型国語のシステムである。
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- 説明文指導のシステム
- 問いと答えの対応で読みとるシステム
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- 作文指導のシステム
- 「なんでも良いから書きなさい」は指導ではない
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- 漢字指導のシステム
- 「あかねこ漢字スキル」に見る、向山型漢字指導システムの極意
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- 文学作品指導のシステム
- 長文読解の苦手な子どもを救う「向山型一字読解」の授業システムをここに公開する!
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- 向山型算数のシステム構造
- 向山要約指導法は、いつでも誰でも追試可能だ!
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- 向山型算数は基本型を幹にした三段階の授業システムである。選りすぐりのパーツがそれぞれを支えている。
- 向山型算数の三段階は、舞楽や能楽でいう「序・破・急」に通じる。序…緩やかな導入→例題 破…拍子が急になり、変化が多くなる→練習問題 急…急速度となり、終結に至る→あかねこ計算スキル
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- 例題指導のシステム
- 例題を分からせようとして、無駄な説明をしてはいけない。例題に示された基本形を写させ、使えるようにすればいい。
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- 練習問題指導のシステム
- 空白禁止の原則の徹底
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- スキル指導のシステム
- どの子にも合わせた合理的配慮
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- 向山型理科のシステム構造
- 向山型理科授業には、自由試行の良さをさらに引き出す画期的なシステムがある。
- 向山型理科授業には、「自由試行」で培った内部情報を、子供との「語る場」で引き出し、討論や発表に活かすシステムがある。
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- 向山型理科
- 自由試行型の授業システム
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- 向山型社会科のシステム構造
- 知的興奮を引き出す向山型社会科システム
- 「考える足場を組む→討論」というシンプルで明快な構造を持つ向山型社会科実践。しかし、それは、子どもたちの知的興奮を引き出す仕掛けを随所に持っている。
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- 向山型社会科
- 内部情報蓄積と再構成の学習システム
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- 向山型指導を実践したときの驚き
- 子どもの事実と教師の確かな手応え
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- 知的だからこそ子どもの事実を作り出す
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- 個別評定が、子どもの可能性を引き出す。―親からアンコール阿波踊りの実践
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- 微細技術の隅々まで貴重である
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- メイク・ア・ウィッシュの授業
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- ミニ特集 総合的学習英語実践例
- 法則化一九九三年小学校英会話教育研究開始
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- 『えいごリアン』を使って、MATで教える
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- モデル化することにより授業のイメージがわく
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- 楽しくて大好評
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- 英語の授業はリズムとテンポが命
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- 三段階に分けて導入し、将来は韓国、台湾、シンガポールレベルを目指す。
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- 小学校一年生/数字を使った簡単な英会話の導入―友達どうしで英会話できる前段階。
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- イラストでみる「新教育課程」
- 小学校の英語教育 その1
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- 授業上達論 追補 (第106回)
- 日本の英会話能力はアジア地区最下位。世界で百数十番目。これは日本の教師がつくり出した汚点である。
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- 編集前記
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- グラビア
- 学級崩壊から生還できる授業 ほか
- これからの授業を創る
- 総合的学習/ボランティアの授業
- ひらがなを点字に変換できる無料ソフトと「学習点字ペン」でカンタンに点字の手紙を作れる。
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- 総合的学習/コンピュータの授業
- 中学年からインターネットをバンバン使う!
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- 総合的学習/環境・食の授業
- EM(有効微生物群)を利用した環境教育
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- 総合的学習/エネルギーの授業
- エネルギー教育の強い味方「三点セット」
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- 国語授業の基礎基本 (第8回)
- 報告文のリライト教材
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- 心の教育の基礎基本 (第8回)
- 家の中で一番怖いのは誰か
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- すぐれた授業を創る
- この目で見た向山情報 (第20回)
- メタモルフォーゼ(脱皮・変身)せよ
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- すぐれた授業を創る
- 学級崩壊からの生還 (第8回)
- 教師としての基本的な方法、技術を学ぶことでクラスが変わった
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- 向山型算数指導法で何が変わったか (第8回)
- 子どものノート指導を通して教師の心がまえが変わった
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- すぐれた授業を創る
- 向山洋一を追って (第32回)
- 〔第13巻〕ある子の作文「向山先生は差別をしているか」(5)
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- 向山実践の原理・原則 (第80回)
- 「教師の話はくどい」
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- 体験 私の幼児教育 (第20回)
- まいね、初めての挫折 パート2
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- 〜勝った陰に負けた者もいる〜
- シングルエイジ英語教育の原理 (第8回)
- なぜ英語教育か?
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- 酒井式の新しい広がり PartW (第8回)
- 酒井式で「人権展」に挑戦
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- 北海道青年教師発信 (第8回)
- TOSSランドのために北海道MLへ全力を注ぐ
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- 真理子のザ・宿題 (第116回)
- どんな話をするの? 保護者会
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- TOSSインターネットランド (第68回)
- HPアップ講座に参集せよ!
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- 全国ペーパーチャレラン (第104回)
- イングリッシュチャレラン
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- 授業をかえる 学級をかえる
- 教え方教室・セミナーで心から思ったこと
- 全ては“法則化セミナー99”から始まった『TOSSランドへの挑戦』
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- 研究授業の準備
- 教師の力量を高める研究授業に
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- 保護者会の準備
- 子どもの向上的変容を具体的な事実で示す
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- 検証実力アップ教材
- やさしさの思想があふれるワークテスト
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- 検証熱中教具
- 五色百人一首 説明簡単、やりながら覚え楽しむ
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- ドラマを創る教師たち
- 若手主任奮戦記
- 三つの鉄則
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- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- 七年目のスタートライン
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- サークルに参加して得たもの
- サークルは元気の源
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- 法則化中学の授業
- 『だから、あなたも生きぬいて』の著者・大平光代さんの《生き方》を生徒に伝える
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- 全国ネットワーク活動中
- 複式学級・少人数学級の教育技術、小規模校での学校行事や校務のこなし方を発信する「沖縄トークライン」は読者が100名を突破!
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- 中央事務局日誌
- 来年は法則化解散年です
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- インターネットホームページの検証
- 法則化論文をHPにする
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- 授業で使ったホームページ
- 「速い!」「役立つ!」これこそ女教師が求めていたホームページ
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- HOUSOKUKA NEWS
- 向山洋一教え方教室(明日の授業が待ち通しくなる)ほか
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編集前記
▼有名な向山実践に「口に二画をつけ加えて漢字を作りなさい」がある。
知っている人も多いだろう。
▼しかし「これを授業できる」人は、そんなに多くはない。普通の人なら、百点満点で十点以下だろう。
▼とりあえずノートに書かせて、発表させていく……というのでは話にならない。
まあ、三点がいいとこだ。
▼これを熱中する授業にするには、大切なパーツが三つは必要だ。パーツとは、工夫され、洗練された方法といってもよい。
他に、小さなパーツが十はいる。
▼これらのパーツを組みあわせると二十分くらいは熱中する授業になる。
教師が三百名集まった会場でも、大学生が百人を越える教室でも、みんな熱中する。
▼「すぐれた教材を知っている」のと「すぐれた授業ができる」ということは「全く異なること」なのである。
パーツを組みあわせ、熱中するように、理解するように組み立てたものをシステムという。
▼向山型算数、向山型国語が、すぐれていて、すばらしい効果をあげるのは、それがシステムだからである。
計算スキル、漢字スキルが良い結果を出すのも、それがシステムだからである。
スキルは「向山の授業システム」を教材にしたものである。
▼だから、システムを正しく理解しないと効果は上がらない。
「こんなものだろう」と我流が入るとガタガタになる。
▼コンピュータの中に、昔のトランジスタ
ーの部品が一つ(たった一つのパーツ)が入っても、全体がガタガタになるのと同じである。
▼だから、自己否定のできる知性の高い人で「勉強が好き」で「素直な人」が、すぐれたシステムを身につけられるのである。
▼オジジ、オババが、自分を変えないで、いくら聞きかじっても駄目である。
▼向山型算数の紹介と問題解決学習を批判した本『どんな子だって勉強できる子になれる』向山洋一著(PHP研究所)が出版された。反響は大きく一ヶ月で再版された。
ぜひ、ご一読を。
(向山)
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- 明治図書