学習ワーク 2005年11月号
子どもがワークづくりにチャレンジする11月のワーク

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学習ワーク 2005年11月号子どもがワークづくりにチャレンジする11月のワーク

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2005年10月6日
対象:
小学校
仕様:
B5判 80頁
状態:
絶版
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目次

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特集 子どもがワークづくりにチャレンジする11月のワーク
巻頭論文
問題づくりは子どもにチャレンジ精神を育てる
有田 和正
子どもが国語のワークづくりにチャレンジする11月のワーク
1年/細かく見て覚える漢字練習ワーク
鎌田 哲治
2年/カタカナになおす言葉はどれかな?
南 惠介
3年/作って楽しい! 漢字の成り立ちの問題
堀田 和秀
4年/「熟語クイズ」で楽しもう!
長野 篤志
5年/子どもが教材研究するのがポイント
岸本 勝義
6年/ステップアップで「やまなし」のワーク作り!
平塚 昭仁
子どもが算数のワークづくりにチャレンジする11月のワーク
1年/2つの かずを たそう!
小松 成子
2年/かけ算の問題作り
池田 則子
3年/「かけ算のひっ算」どこがまちがっているのか教えます!
淵澤 聡
4年/「がい数」を使って学校のことをしょうかいしよう!
葛西 統実
5年/作ってみよう! もとめてみよう! 面積って面白い!!
北村 智世
6年/クロスナンバーで分数の計算をマスターしよう!
松村 倫宏
子どもが社会のワークづくりにチャレンジする11月のワーク
5年/こうすれば,みんなが納得! 自分も納得!
久木田 昌之
6年/児童が簡単に作れるワーク!
木村 公一
子どもが理科のワークづくりにチャレンジする11月のワーク
5年/単元のポイントを外さないワークづくり
西村 一夫
6年/地層のでき方が自然に身につくワーク
鬼頭 衛
中学生がワークづくりにチャレンジする11月のワーク
社会/基礎・基本を定着させるワークづくり!
成田 有策
理科/「たい積岩と地層」の学習後に,僕の作ったワークに挑戦してみよう!
那賀島 彰一佐藤 強
子どもがサプライズを感じる「物・資料」
岩永 宏紀
有田編集長のメッセージ
有田 和正
面白い本みつけた
『木に学べ―法隆寺・薬師寺の美―』(西岡常一著)/『木のいのち木のこころ 地』(小川三夫著)
前田 芳江
〜『従弟制度における学び』を学ぼう〜
『子育てに夢とロマンを』(福永宅司著)
出井 桂治
〜まさに「子育てをたのしむ38のヒント」だ〜
私の教材発掘 読者とのツーウエイ
算数科/ふしぎなやじるしのひみつをさぐれ
橋 正英有田 和正
笑いのパワー〜笑育のすすめ〜
俵原 正仁有田 和正
日本国憲法の授業化の工夫 (第20回)
「憲法感覚」を磨く憲法学習(その@)
西尾 一
教材・授業開発研究所・空知支部による教材開発 (第8回)
発泡スチロールを授業する
角銅 隆
「○○」を算数する (第8回)
「和時計で正午」を算数する
福山 憲市
自然観察のさせ方基礎・基本 (第8回)
記録し整理することの大切さ
菅井 啓之神先 雅巳
琉球の風《総合・修学旅行の手引き》 (第23回)
沖縄の伝統芸能 エイサー
金城 睦男
教材・授業開発研究所情報
有田 和正
硬派・道徳教育の実践 (第8回)
日本国家への愛着
野口 芳宏
〜教育者としての国家観(その1)〜
授業の腕をあげる教材開発 (第8回)
大阪の街の特徴を調べる(8)
有田 和正
〜「たこやき」と「お好み焼き」の歴史〜
編集後記
有田 和正
教科・総合の目に見える教材開発 (第8回)
まちの名人に学ぶ
道端 専次

有田編集長のメッセージ

教材・授業開発研究所編集


 「ワーク」や「ドリル」などは,「教師がつくって与える」というのが常識のようになっています。これをくつがえしたいと思い本テーマを設定しました。

 ワークやドリルによって,「子どもが受身になっている」と思うからです。学習というのは,子どもを能動的にするものでなければ本物ではないと考えるからです。

 国語の文章を読んで,子どもにワークをつくらせたことがあります。なかなか面白いものをつくり,びっくりしたことを思い出します。

 やり方はいろいろあると思います。

 1つは,はじめの方のワークをつくって提示し,「この続きをつくりなさい」というやり方です。作文のようなものにむいています。

 問題提起の文を出して,その続きを書かせると,比較的苦しまずに面白い文を書きます。問題があり,書き出しの文があるから,続きは書きやすいのです。

 2つは,はじめと終わりを提示し,まん中にふさわしいワークをつくらせる方法です。解答例のようなものを出しておくといっそう喜んでチャレンジします。

 3つは,終わりのワーク,つまり,文章でいえば結論の部分を提示しておき,その結論が出るようなワークをつくらせるのです。

 4つは,問題文や内容のあらましを提示して,「これをワークの形につくりなさい」という方法です。これは,かなり程度の高いものになります。

 いずれにしても,子どもたちが,「やらされる」という意識から「自分でつくって,友達にやってもらう」といった能動的な,意欲的なやり方をするようにしたいのです。

 算数などで,「問題づくり」をさせていますが,喜んでやります。問題やワークをつくることで,ワークの使い方がわかるものです。

 11月に学習する内容で,子どもがワークづくりにチャレンジするのにふさわしいものを提示しています。これで,子どもを能動的にしようではありませんか。

(有田)

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