学習ワーク 2005年12月号
子どもが自己評価できる12月の「クイズ面白ゼミナール」

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学習ワーク 2005年12月号子どもが自己評価できる12月の「クイズ面白ゼミナール」

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2005年11月8日
対象:
小学校
仕様:
B5判 80頁
状態:
絶版
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目次

もくじの詳細表示

特集 子どもが自己評価できる12月のクイズ面白ゼミナール
巻頭論文
クイズ作りを楽しみ自己評価を楽しむ子どもを育てる
有田 和正
子どもが自己評価できる12月の国語・クイズ面白ゼミナール
1年/漢字をいくつ覚えたかな?
田中 芳明
2年/わらべうた「さよならさんかく」で面白く盛り上がろう!
古川 光弘
3年/目指せ! 漢字博士!!
山川 直樹
4年/ことわざ動物園!
伊藤 哲朗
5年/読んで楽しい! 知って楽しい! 方言クイズ
石本 康一郎
6年/クロスワードで楽しもう!
石川 創未
子どもが自己評価できる12月の算数・クイズ面白ゼミナール
1年/まちがいから考える楽しさを−たろうさんとうちゅうりょこうへでかけよう!
國香 真紀子
2年/クイズで問題意識を持たせ,算数的活動でたしかめる
中田 寿幸
3年/『重さの感覚』を身に付ける
林 卓己
4年/わり算○×クイズで世界登山
杉浦 真由子
5年/ゆさぶり意見つきワークとゲームブック分数バージョン
俵原 正仁
6年/3択問題で自己評価
渡邊 悟
子どもが自己評価できる12月の社会・クイズ面白ゼミナール
5年/わくわく「Q−1グランプリ」
満永 孝司
6年/自らの変容に気づき,調べ学習へ
藤本 浩行
子どもが自己評価できる12月の理科・クイズ面白ゼミナール
5年/見通しを持つ力を育てる
梁瀬 邦之
6年/気象・宇宙をテーマにした ちょっと知的な面白クイズ
今井 豊
中学生が自己評価できる12月のクイズ面白ゼミナール
社会/クイズで武家政権の成立を知ろう
鹿目 秀樹
理科/「天体の見かけの動き」クイズ
中野 浩光
子どもがサプライズを感じる「物・資料」
角谷 和彦
有田編集長のメッセージ
有田 和正
面白い本みつけた
『輝いて生きよう!中学生』(木村勝保著)
室屋 由美子
〜子ども達の心の扉を開いて〜
『社会科到達目標と授業改革3〜4年/5〜6年』(有田和正著)
波戸 裕幸
〜社会科の基礎・基本はこれでばっちし!〜
私の教材発掘 読者とのツーウエイ
社会科/県地図を描けるようになって青森を紹介しよう
木津 淳一有田 和正
社会科/雪は大切なエネルギー
佐藤 正寿有田 和正
日本国憲法の授業化の工夫 (第21回)
近代憲法の基本・人権の保護
西尾 一
〜「憲法感覚」を磨く憲法学習(そのA)〜
教材・授業開発研究所・空知支部による教材開発 (第9回)
長崎海軍伝習所
大久保 奈生子
「○○」を算数する (第9回)
「道路のもよう」を算数する
福山 憲市
自然観察のさせ方基礎・基本 (第9回)
交流活動で見方を広げ深めよう
菅井 啓之神先 雅巳
琉球の風《総合・修学旅行の手引き》 (第24回)
ひめゆり平和祈念資料館
嘉納 英明
教材・授業開発研究所情報
有田 和正
硬派・道徳教育の実践 (第9回)
教室から「孝」の復興,再興を
野口 芳宏
〜「恩」の教育,「恩」の指導(そのD)〜
授業の腕をあげる教材開発 (第9回)
「ぶどうの歴史」を調べる@
有田 和正
〜ふとしたことで「ぶどうの歴史」に目をつける〜
編集後記
有田 和正
教科・総合の目に見える教材開発 (第9回)
見えると,心が動きます!
町井 富子

有田編集長のメッセージ

教材・授業開発研究所編集


 このところ,ちょっとまじめなクイズやテスト・ワークなどが続き,内容にゆとりがないような感じも受けました。そこで12月号は,少し面白いクイズを出し,それを解きながら自己評価できればいいなあと考えました。

 NHKの人気番組に「クイズ面白ゼミナール」というのがありました。視聴率も高く,7年間も続きました。わたしは,5年間「問題作成委員」なるものをさせていただき,約800問つくりました。

 問題をつくることはそんなにむずかしくはありませんでしたが,「面白くする」のに苦労しました。面白くするコツは,


 ・いかにも正答らしい誤答をつくること

 ・どれも正解にみえるような面白い問題をつくること


でした。「有田さんは,ウソがうまいですね」と言われたことがあります。委員やスタッフでさえ正答がわからないような問題を出すからです。

 当たらなくても恥ずかしくないような問題をつくることに苦心しました。タレントに恥じをかかせてはいけませんからね。

 この要領で、「まちがっても恥ずかしくない」という問題をつくってほしいのです。3〜4問の中から選択するような問題がよいと思います。

 誤答を面白くつくってほしいのです。そうすれば,子どもはとても意欲的に取り組み,しかも,評価もできるので一石二鳥,いや面白いので,「一石三鳥」くらいの効果があります。

 このときつくった800問の中から,いくつかをつかって本にまとめています。もちろんクイズです。

 12月の評価でギスギスしそうな時に,クイズ面白ゼミナールで楽しく評価ができ,学習もできるものを作成してほしいと願いました。

 作成しはじめると面白くなり,やめられなくなります。これは,教材開発の「エキス」をクイズ化するといってよいでしょう。さあ,クイズ面白ゼミナールで楽しく学びましょう。

(有田)

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