教材開発 2004年2月号
授業における「話し合い」のあり方を見直すネタ

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教材開発 2004年2月号授業における「話し合い」のあり方を見直すネタ

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2004年1月15日
対象:
小学校
仕様:
B5判 78頁
状態:
絶版
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目次

もくじの詳細表示

特集 授業における「話し合い」のあり方を見直すネタ
巻頭論文
「話し合い」をする意味と価値はどこにあるか
/有田 和正
どうして話し合い学習が必要なのか
「話し合える子」に育てたいという思い込み
/八�ア 和美
教師の授業観に問題あり!
/今井 渉
とりあえず話し合い活動
/小濱 誠
教師のあこがれと勘違い
/加藤 成二
話し合いはどこまで必要か
話し合いで自尊感情や他者理解を育てる
/杉 直樹
「話し合い」は他の活動と関連づけて
/山口 義明
状況・場面に応じた話し合いの工夫を
/市毛 栄
話し合いはどこに着地しますか
/栗城 敏彦
話し合い学習をする意味はどこにあるのか
国語/「討論」で「読みの力」は磨かれ、高められる
/徳田 洋広
社会/「あなたはどっち?」討論の授業
/山田 良子
算数/確認、ミスの発見、いろいろな発想
/矢田部 幸子
理科/内部情報を蓄積、興味関心を高めさせる「話し合い」
/高橋 恒久
音楽/話し合い学習、三つのポイント
/横田 裕二
図工/思いを膨らませ、共有するために、話し合いは必要だ
/山田 哲哉
体育/運動量を確保する話し合い
/根本 正雄
生活/十分な体験に基づいた話し合いで気付きを確かなものに
/野田 敦敬
話し合いとドリル・学力のつき方はどう違うか
話し合いは全員の学力を保障しない
/井関 和代
話し合い学習で力をつけるためには、書く活動は欠かせない
/関田 聖和
個の充実が話し合いを支える
/白井 博司
「話し合い」と「ドリル」の調和とバランスを
/内藤 博愛
指導案にどうして「話し合い」と必ず書くのか
授業の質を高めるために
/平山 道大
理想的な授業を追究するために
/中嶋 郁雄
ざわめきから話し合いへ
/横藤 雅人
話し合う場を学びの場に
/坂本 佐智
「話し合い」の教育的価値はどこにあるのか
聞き合い、話し合う力を一人ひとりの子どもに育てること
/寺西 和子
聞き合い、反応し合い、学級文化創造の場としての「話し合い」授業
/澤本 和子
ファインダーがとらえた子どもが心を動かす物・資料・板書
主任の腕の見せどころ
/田邉 源裕
有田編集長のメッセージ
/有田 和正
授業にすぐ使えるクイズ
【算数】(高学年)ちょっとした時間にちょっと頭を使う問題を
/角谷 和彦
〔動物園からの発信〕動物園が“教育”を提供する (第1回)
動物園は社会教育施設のひとつ
/奥山 英登
琉球の風《総合・修学旅行の手引き》 (第2回)
大きなお墓で「ウートートー」
/我謝 勇
面白い本みつけた
『宇宙と歯の健康』
/有田 和正
『こころを育てる』
/出井 桂治
基礎学力をつける授業のネタ (第11回)
国語/読む力をアップする
/山田 一
社会/知識・理解力を高めるネタ=イメージとして残す
/村上 浩一
算数/学力を向上させる授業づくりのコツ2
/田中 博史
理科/顕微鏡を使って
/竹内 健
現場実践をどう理論化するか (第11回)
実践の理論化の意味を再吟味する
/深谷 圭助
子どもの心を明るくするユーモア小話
追究が生むユーモア
/水上 義行
私の教材発掘 読者とのツーウエイ
社会6年/古地図を使ってイメージをふくらませる歴史教育法
/橋本 宰・有田 和正
総合的な学習/英語で話してみよう
/後藤 義郎・有田 和正
教材・授業開発研究所情報
/有田 和正
手の内公開・教材研究と発問づくり (第35回)
道徳「生命の尊さ」(2)
/野口 芳宏
〜自分の“生命”は誰のものか〜
社会科/これだけは教えたい基礎的用語の指導 (第11回)
明治〜大正時代
/有田 和正
編集後記
/有田 和正
教科・総合の教材開発 (第11回)
総合/校区の川から環境を見つめ直す
/福村 貴博

有田編集長のメッセージ

 最近に限らず、見せていただく授業が、あまりにも「話し合い」が多く、「これで力がつくのか?」「これで授業といえるのか?」という疑問をもつことが多いのです。

 いったい、いつ頃から指導案に「話し合い」なることばが出てきたのでしょうか。

 とにかく、「子どもがしゃべっておればいい授業」というような風潮さえ教育現場にあります。困ったことです。

 生活科や総合が始まっても、あいかわらず一斉授業の話し合いです。驚くべきことは、音楽や体育など、「技術指導」をきちっとしなくてはならない教科でさえ、だらだらと意味もない話し合いをしているのです。

 体育なんて、汗をかいて運動しているのを見る方が少ないくらいです。座って、ノートもとらず話し合うばかりです。

 小学校だけかと思ったら、中学校の体育も音楽も小学校と同じなのでおどろいてしまいます。

 平成一四年度、七一九学級の授業を参観して、最も驚き、あきれたのがこの「話し合い」の多さでした。

 話し合いでも学力がつくならばいいのですが、見ていてとても力がついているとは思えません。それどころか、教師が教材研究を十分にしていないため、子どもにだらだらとつまらんことを話し合わせている  というように見えるのです。一種の「手抜き」です。

 本号は、ムダな話し合いにメスを入れ、意味のある真の「話し合い」にするべく特集を組んだのです。

 これは、


 授業改革の第一弾 


と位置づけ、第二弾、三弾をうつつもりです。

 最も早く、最も力を入れて改善しなければならないのが「話し合い」だと考えています。

 話し合うには、�@話し合う必要のある話題がある、�A話題について子どもたちにズレがある、�B話題について共通基盤がある、という三つの条件が必要だと考えています。

 本号で少しでも授業が変化することを願ってやみません。

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