教材開発 2003年4月号
「プロらしい授業」で出発できるネタ

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教材開発 2003年4月号「プロらしい授業」で出発できるネタ

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2003年3月
対象:
小学校
仕様:
B5判 78頁
状態:
絶版
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目次

もくじの詳細表示

特集 「プロらしい授業」で出発できるネタ
巻頭論文
得意な教材でプロらしい腕を見せる
有田 和正
わたしが見た「これぞプロの授業」
0.1秒の見る目をつけるために
金澤 聡
教材研究、子ども理解と信頼関係
遠山 章夫
プロは一日にしてならず
佐藤 民志
プロ教師の原点を探る
城 恵市
プロらしい授業で出発できる国語のネタ
低学年/TOSSランドの暗唱サイトを活用する
伊藤 雅亮
中学年/ローマ字回文を使って遊ぼう
井上 朋史
高学年/基礎こそこの時期に
伊藤 新吾
プロらしい授業で出発できる社会のネタ
中学年/優れた発問・指示は、授業を活性化する
嘉納 英明
高学年/給食はグルメ料理?
北村 壽秋
プロらしい授業で出発できる算数のネタ
低学年/1年生にはこんなゲームで
村元 秀之
中学年/数を楽しむ眼を育て、「確かな力」をつける
竹部 千尋
高学年/抵抗感を軽減する「活動する算数」
佐々木 寿洋
プロらしい授業で出発できる理科のネタ
中学年/どうして? なぜ? 現象を見せよう
齋藤 俊明
高学年/共に未来を考える授業を!
日外 政男
歌や楽器演奏で子どもをゆさぶる授業のネタ
教科書の曲で夢中になれる!
飯田 惠里子
「さくら」で始める音楽の授業
川神 幸
楽しい運動で子どもをひきつける授業のネタ
知的で楽しいワクワクリレー
本間 賢一
みんなが燃える、スーパードッジボール
伊藤 雅彦
子どもの挑戦意欲をかきたてる授業のネタ
イルカのイーちゃん 釘のひみつをさぐれ
佐藤 宏明
国名・首都名しりとり50に挑戦!
岩下 修一
4月、おっ、違うぞ! と感じさせよう
川野 暢子
なぞなぞで詩の面白さを!
小泉 幸男
プロらしい授業で出発できる総合的学習のネタ
中学年/3つのポイントを意識して
藤川 利信
中学年/アウトラインの描ける地域探検
山ア 浩志
高学年/テキストを使い、多くの子どもが発言できる授業をする
熊谷 直樹
高学年/人と出会い、人に学ぶ
中本 達也
自分の最も得意なネタで子どもをのせる
教室中をいい顔・いい雰囲気に!
藤谷 吉正
あなたの考えはどっち?
山内 侯次郎
変化のあるくり返しで県名・県庁所在地を覚える
小野 守
言葉のイメージから出発して事実認識を
磯ア 勝彦
プロ教師をめざすわたしの挑戦
目指す! 研究授業100回!
石原 卓
プロ教師は明るい
坂口 孝之
授業づくり・見る目を鍛える
前島 要次
ファインダーがとらえた子どもが心を動かす物・資料・板書
普通の教室風景
高橋 恒久
有田編集長のメッセージ
有田 和正
授業にすぐ使えるクイズ
【国語】(高学年)二段階漢字クイズに挑戦しよう
山田 良子
面白い本みつけた
『みすゞコスモスわが内なる宇宙』
岩永 宏紀
『読み・書き・計算が子どもの脳を育てる』
長谷川 博之
基礎学力をつける授業のネタ (第1回)
国語/子ども一人一人の国語力を把握する
山田 一
社会/絵画読解力:『蒙古来襲絵詞』
村上 浩一
算数/はっと考え、「もしも…」と整理する力を一年生から
田中 博史
理科/基礎学力づくりはノート指導から
竹内 健
現場実践をどう理論化するか (第1回)
もう実践されているかもしれない
深谷 圭助
子どもの心を明るくするユーモア小話
春の職員室にて
小塙 雅多加
私の教材発掘 読者とのツーウエイ
社会科6年/「島唄」の願いから平和を考える
俵原 正仁有田 和正
生活科・社会科/「日本一」を発掘する
安藤 雅之有田 和正
教材・授業開発研究所情報
有田 和正
手の内公開・教材研究と発問づくり (第25回)
伝え方を選んでニュースを発信しよう(2)
野口 芳宏
〜(光村5下)[総合単元]の説明文の扱い方(2)〜
社会科/これだけは教えたい基礎的用語の指導 (第1回)
6年生に指導したい基礎的用語
有田 和正
編集後記
有田 和正
教科・総合の教材開発 (第1回)
清掃センターの見学へ行こう
小立 記正

有田編集長のメッセージ

「学力低下」や「授業の質の低下」がさけばれています。見せていただく授業の程度の低さ、面白くなさは、目をおおうばかりです  といえば少しオーバーだが、これに近い状態であることは確かです。

 ある中学校の校長が、「明らかに今の教師の腕は悪くなっている」「基礎的な技能を持たない教師が多くなっている、とうちの先生にも気合いを入れています」と話されていました。

 自分の学校の授業をよく見て回っているので言えることです。こういうことが言えない校長も増えています。

 今のままの授業では困ると文部科学省もいろいろな手を打っています。「ゆとり教育」どころではなくなっています。


 四月、新しいクラス、持ち上がりのクラスなどで、新学期の授業を始めるわけです。このとき、


 さすがプロの授業は違うな!


という授業をして、子どもを驚かせ、やる気を出させたいのです。いい出発をしたいのです。

 そのためには、それなりのネタが必要です。

「菜の花や 月は東に日は西に」

という俳句を使って、日が西に沈みかけたとき、東の空の月はどんな形をしているか、という授業を見ました。

 すごく盛り上がった授業でした。実験できっちり答えを出し、大喜びでした。

「いいネタだな。こんなネタを掘り起こして授業をしたらいいなあ」と思いました。

 四月はじめに、こんな授業をすれば、子どもの教師に対する態度が変わってきます。「面白い授業をしてくれる先生だ!」という目で、態度で接してくれるようになります。

 出発がだいじです。各教科のいいネタを提示していますので、これをもとにして「プロらしい授業」で出発してほしいものです。子どもを「あっ!」と言わせて、授業に引き込んでほしいと願いました。

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