実践国語研究 2020年5月号
授業開きから環境づくりまで4・5月にできる対話的な国語授業のつくり方

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実践国語研究 2020年4・5月号授業開きから環境づくりまで4・5月にできる対話的な国語授業のつくり方

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ジャンル:
国語
刊行:
2020年3月16日
対象:
小・中
仕様:
B5判 78頁
状態:
絶版
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目次

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特集 授業開きから環境づくりまで4・5月にできる対話的な国語授業のつくり方
特集について
【小学校】目的や必要に応じた「対話」の設定
本橋 幸康
【中学校】言葉を大切にする・相手を尊重する
岩ア 淳
【CS「対話的な学び」との関連】対話的な学びの視点からの授業改善
水戸部 修治
「対話」の雰囲気をつくる国語の授業開き
小学校低学年/わくわく感たっぷりの授業開きを
大村 幸子
小学校中学年/聞きたい雰囲気をつくって始めよう!
加藤 真奈美
小学校高学年/1年間を見通して,国語を学ぶ意味を考える
廣瀬 修也
中学校/「詩」の「朗読」と「交流」を大切にする授業開き
菊地 圭子
「対話」を促す国語の教室掲示アイデア
小学校/低・中学年の物語教材を例に
[教材]くじらぐも(光村図書1年下)/お手紙(光村図書2年下)/きつつきの商売(光村図書3年上)
眞々田 みのり
小学校/モデルを視覚化し,共通理解を図る
[教材]おもちゃの作り方(光村図書2年下)/ウナギのなぞを追って(光村図書4年下)
松本 智美
中学校/生徒の成果物を味わい肯定感を伸ばし,次の学習に生かす
[教材]文法3 付属語(光村図書2年)/野原はうたう(光村図書1年)
瀬古 淳祐
中学校/生徒が主体的に学びに向かうための実践と提案
[教材]対話への扉(教育出版1年)
橋 拓朗
「対話」を生み出す4・5月の学習指導アイデア
話すこと・聞くことの学習活動
小学校/聞き取る力に重点を置いた継続的な取組
永岡 佳子
小学校/きき手の側に立ち対話のよさを実感させる
岩倉 智子
中学校/9年間を見通した授業デザイン
浅見 友博
中学校/対話を生む「もやしちゃんとあおいふく」
津田 淳
書くことの学習活動
小学校低学年/相手の立場を考えて発信する
彦島 康美
小学校低学年/新たな気付きにつなげる対話活動
赤堀 貴彦
小学校中学年/日常的にできる,辞典を使った対話的な活動
神杉 明
小学校高学年/子どもの声が書くことの学びを変える
山本 侑子
中学校/交流で得たことを生かして文章に書く
人見 誠
中学校/現代において漢文を学ぶ意義を見いだす
五味 貴久子
読むことの学習活動
小学校低学年/思わず話したくなる!授業の進め方
上田 阿希子
小学校中学年/対話を通して,想像したことを共有する
齋藤 梓伸
小学校高学年/対話で自らの課題を解決する授業
木場 敏彦
中学校1年/「心の転換点」を読む・考える
益川 敦
中学校2年/単元を見通し,授業を考える
清田 夏未
中学校3年/読みを深めるための対話の充実
丸山 佑樹
事例でみる!新学習指導要領国語の学習評価 (第1回)
「話すこと・聞くこと」の指導と評価
水戸部 修治
国語の授業が変わる教材研究の視点 (第13回)
ヤスオカさんの回想
岩ア 淳
〜今月の教材「サーカスの馬」(学校図書)〜
国語学力調査を活用した授業づくり (第1回)
「学習指導要領実施状況調査」@
本橋 幸康
特別支援学級の国語授業アイデア (第1回)
イメージマップから文づくりへ
渕本 惠子加納 真弓
地域発!国語教育研究会の取組と成果 (第7回)
[長野県国語教育学会]国語教育と言葉を介しての「出逢い」を大切にした国語教育研究会
小山 正博
教材研究に役立つ!作家の肖像 (第7回)
工藤直子(くどうなおこ)
坂口 京子
GIGAスクール時代到来!国語授業でできるICT活用術 (第1回)
小学校/ICTを活用した国語授業づくりのポイント
長野 健吉
中学校/ICTを活用した国語授業づくりのポイント
渡辺 光輝
第50回「博報賞」受賞 国語・日本語教育部門★文部科学大臣賞受賞
心をつなぐことばの交流ができる子をめざして
〜岩手県盛岡市立桜城小学校〜
編集後記
水戸部 修治岩ア 淳本橋 幸康
今月取り上げた教材
4/5月号

特集 授業開きから環境づくりまで4・5月にできる対話的な国語授業のつくり方

 小学校では,この新年度から新学習指導要領が全面実施となりました。また,中学校では,来年度からの全面実施を見据えながら国語科の授業を充実させていくことが求められています。新学習指導要領を踏まえて,これまでの実践の積み重ねを生かして,国語科の授業をより充実させる工夫に取り組むところから考えたいと思います。

 本特集では,対話を重視した授業開きや教室掲示の工夫について,さらに「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」の三領域における対話的な学習指導の手立てについて,年度当初および年間を見通した実践的な事例を特集します。


1 「『対話』の雰囲気をつくる国語の授業開き」

 年度初めの授業開きを通して,児童・生徒の対話的な学習活動を充実させる実践

2 「『対話』を促す国語の教室掲示アイデア」

 対話的な授業づくりのための言語環境の充実の取り組みとして,単元ごとの学習ツールとしての教室掲示や年間を通した掲示の工夫

3 「『対話』を生み出す4・5月の学習指導アイデア」

 「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」

 各領域における対話を重視した学習指導の実践


 新学習指導要領では,「共有」に関する指導事項が位置づけられています。「共有」は単に「共通認識」をすることではなく,児童・生徒同士が互いの言語活動の取り組みのよさ,工夫を見出し,共有することが求められています。

 本特集の事例が,対話を重視した授業を充実させることはもちろん,年間を通して対話的な授業を効果的に構想し,授業開きや教室掲示を有効に活用しながら児童・生徒の学力を育むヒントになれば幸いです。

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 小学校の教員ですが、中学校の対話的な学習指導のポイントも参考になった。また、具体的な指導の例が挙げられていて、即活用できそうだと感じた。
      2020/5/23スミレ

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