心を育てる学級経営 2009年9月号
「生活習慣・学習習慣」指導の充実

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心を育てる学級経営 2009年9月号「生活習慣・学習習慣」指導の充実

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ジャンル:
学級経営
刊行:
2009年8月5日
対象:
小・中
仕様:
B5判 70頁
状態:
絶版
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目次

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特集 「生活習慣・学習習慣」指導の充実
提言 なぜ生活習慣・学習習慣の指導が必要か
生活と学習のやりくり上手を育てる
明石 要一
豊かな自分づくりの基礎
押谷 由夫
時間と場所きめた習慣が学力つくる
長瀬 荘一
良い習慣が人を育てる
岩ア 淳
「授業」でバグを修正する
伴 一孝
一日を見通す力をつけるためには、教師が学級の仕組みを作ることが必要になる
畑屋 好之
魅力ある教材の開発と活用を図る
小学校/TOSS型英会話で「地域の発電所」を授業する
吉武 徹也
小学校/五色百人一首は、「道徳で求められる力」の育成に適した、優れた教材である
荻野 珠美
小学校/ライフスキルの授業で生活習慣を!
大貝 浩蔵
中学校/教師自身が突き詰めて考えてみる
染谷 幸二
中学校/掃除する意味を授業する
渡辺 大祐
情報モラルに留意した教材の活用
小学校/疑似体験させ、気軽に実践しよう!
漆山 仁志
小学校/情報の価値・特性を教え、調べ学習を充実させる
鈴木 康一
中学校/軽い気持ちで口にした言葉が、命を奪う最後の一滴になるかもしれない
櫛引 丈志
中学校/被害者にも加害者にもしないために
長谷川 博之
学級経営と関連させた道徳指導
世界の全ての子どもたちに鉛筆を
村上 博之
インターネットで陥る犯罪行為
真柄 二郎
家庭や地域社会との連携を図る
「ていねいさ・まじめさ」も、家庭と学校の連携で身に付いていく
石黒 修
信頼関係を得て、家庭や地域社会にしつこく発信する
吉川 廣二
「日本の伝統文化」というカテゴリーを子どもたちに教える
『子どもに伝えたい先人の知恵と勇気』より
河田 孝文
楽しいクラスをみんなで創る (第6回)
思いを言葉や態度で伝え合おう
浅見 礼子
心を育てる言葉かけ
信じるということ
水戸部 修治
学級づくりへの挑戦 (第6回)
小学校/教室環境を変える2
伊藤 隆之
中学校/小さなドラマを見つめ、積み重ね続けること〜合唱コンクール〜
高縁 奈緒
小学校の道徳授業をどう変えるか (第6回)
掃除が学級集団をつくる2
河田 孝文
中学校の道徳授業をどう変えるか (第6回)
「言葉」を教える
長野 藤夫
子どもの対人関係能力を高める (第6回)
女の子のグループで困ったことはありませんか?
大森 修
学級経営をめぐる最新課題 (第6回)
学力を高める学級経営2
旗 正人
編集後記
江部 満

編集後記

○…今回の「道徳」の改訂で注目されるのは、基本的な生活習慣に関する授業の充実が強調されていることです。そのために@魅力ある教材の開発と活用を図り、教材を充実すること、A情報モラルに留意した教材の活用を図ることなどが提言されています。

○…例えば改訂された指導要領では、次のように述べられています。「各学校においては、各学年を通じて自立心や自律性、自他の生命を尊重する心を育てることに配慮するとともに、児童の発達の段階や特性等を踏まえ、指導内容の重点化を図ること。特に低学年ではあいさつなどの基本的生活習慣、社会生活上のきまりを身に付け、善悪を判断し、人間としてしてはならないことをしないこと、中学年では集団やきまりを守り、身近な人々と協力し助け合う態度を身に付けること、高学年では法やきまりの意義を理解すること、相手の立場を理解し、支え合う態度を身に付けること、集団における役割と責任を果たすこと、国家・社会の一員としての自覚をもつことなどを配慮し、児童や学校の実態に応じた指導を行うよう工夫すること」などが強調されています。

○…現在の大きな課題は押谷由夫氏(昭和女子大)が強調されていますように、「子どもの社会的自立を図ることであり、授業の中で友達同士で学び合うプロセスを重視する必要があるし、そうでなければ集団で学ぶ意味はないであろう」ということです。

○…まさに生活習慣は子どもが自立する時に必要となる日常の生活上の行動様式の習得であり、同時に「学習習慣」も生涯にわたる生活自立に必要ある習慣として見直されることが求められているといえます。

○…本号はその「生活習慣・学習習慣」の指導を充実させるための提案を特集として組みました。

(江部 満)

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