心を育てる学級経営 2001年2月号
「学びの習慣化」を図る決め手

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心を育てる学級経営 2001年2月号「学びの習慣化」を図る決め手

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ジャンル:
学級経営
刊行:
2001年1月
対象:
小・中
仕様:
B5判 86頁
状態:
絶版
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目次

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特集 「学びの習慣化」を図る決め手
提言・「学びの習慣化」―どこに留意するか
戸惑いよりも工夫して
飯田 稔
「山」を見せておく
新富 康央
児童の学習観を変える学びの習慣化
佐藤 真
授業展開の工夫
星野 恵美子
「学びの習慣化」の基礎・基本
ノートをきちんと書ける子
高橋 正彦
自分の意見をはっきり言える子
長谷 博文
話をきちんと聞ける子
大堀 真
忘れ物をしない子
吉川 誠仁
自習がきちんとできる子
藤本 浩行
「学びの習慣」が身につかない子どもへの援助
「課題を持つ」ということを教える
岩下 修
「学びのための耐性」の必要性を教える
大谷 和明
知的好奇心を刺激する
古川 光弘
聞く力・話す力を育てる
桜沢 修司
読書力を育てる
板倉 弘幸
自分を表す力・自信の持たせ方
戸田 正敏
こうすれば「学びの習慣」が身につく
良質の学習システムと我流を廃した教え方がポイント
河田 孝文
「授業のメタ認知活動」を設定する
青柳 滋
何回も何回も何回も声がけする
菅原 光敏
教科別「学びの習慣」を身につける手立て
国語科学習で「学びの習慣化」を図るヒント
教師自身が悪い習慣を自覚しよう
須田 尚
達成感のある楽しい学習は習慣化する
山之口 正和
社会科学習で「学びの習慣化」を図るヒント
「はてな?」見つける感覚を育てる
神永 典郎
向山式歴史学習法で「学び習慣」をつける
吉田 高志
算数・数学科学習で「学びの習慣化」を図るヒント
向山型算数で指導すれば、学びの習慣化も図れる
根本 直樹
視覚化して意識させる
中田 寿幸
理科学習で「学びの習慣化」を図るヒント
自由試行で記録の習慣化を図る
冨田 元久
授業に「裏文化」を持ち込む
新牧 賢三郎
家庭での「学びの習慣化」を図るアドバイス
はてな?で授業を終え、「学習方法」を教えてあげる
漆山 仁志
勉強のシステムを指導する
西村 一夫
【特別原稿】学びの共同体づくりで学級文化を拓く―裏文化を見直す
自分を鏡にして、生徒の「私」領域を考える
堀 裕嗣
小特集1 思い出に残るイベントを開く
思い出に残るイベントとは―その計画と準備
全員が関われるイベントにしよう
青坂 信司
楽しみは、努力からの贈り物
小田原 誠一
思い出に残るイベントのアイデア(低学年)
えんぴつ祭りをしよう
杉山 裕之
手作り五色百人一首で思い出作り
高林 悟子
思い出に残るイベントのアイデア(中学年)
チャレランと「達成パーティー」
松垣 和年
学級の向上がイベントを成功に導く
宮澤 傳二
思い出に残るイベントのアイデア(高学年)
六年生、人の役に立つことの喜びを
三好 保雄
ぼくらの「ロミオ」、わたしらの「ジュリエット」
森 新吾
思い出に残るイベントのアイデア(中学校)
何よりも盛り上げること
木野村 寧
生徒もお年寄も癒される音楽ボランティア
西邑 裕子
小特集2 一年間の「学習のまとめ」―自己評価のすすめ
「学習表」を効果的に使おう
中野 浩彰
成長、課題が分かる自己評価を
森下 人志
好きなこと・できたことが一つでもあればよい
浦崎 隆徳
4月→3月 自分の変身&成長
井関 和代
学習履歴書を作ろう
唐崎 雅行
「がんばる」についての話(中学校の学活で)
川神 正輝
小特集3 学びの「ネットワーク」づくり―インターネットの可能性
新しい学びを提供するTOSSランド
末永 賢行
二つのシステムで学びの共同体をつくる
雨宮 久
TOSSランドの子どもサイトは「学びのネットワークづくり」の具現化である
谷 和樹
教室環境改善のアイデア
ことばの教室
紫前 明子
子どもを励ます言葉
がんばったね
向山 行雄
子どもを感動させた父の一言・母の一言 (第11回)
若いときの苦労は買ってでもしろ
明石 要一
討論が出来る学級を創る (第11回)
仮想「討論の授業」『ガオーッ』(3)
石黒 修
〜全体をまとめて変化を知る〜
学級集団としてのまとめ方 (第11回)
学びが生まれる学級集団の育成
河村 茂雄
学級教育の改革―どこから手をつけるか (第11回)
小中一貫教育の可能性を探る その2
明石 要一
〜小中学生の学校「段差」から〜
編集後記
江部 満

編集後記

〇…『こうすれば学習習慣が身につく』という著書の中で、編者の大谷和明氏は次のように解説しています。「学習習慣が身についていない学級では、監督する者がいなければ、集団というより群れに近い状態を呈する。

私語をする者、仲良し同士で遊び始める者、一人で勝手気ままなことをする者、ちょっかいを出し、からかう者などが闊歩する状態になる」と。

〇…大谷氏によれば、「学級内に学習のルールが確立している」学級では、リーダーの指示に従っていつも通りに落ちついて時間を送ることが出来る、と説明しています。しかし「学びの習慣化」はなかなか難しい課題です。特に高学年になってからの「学びの習慣化」は容易ではありません。ではどうするか。

共同研究を成果としてまとめた星野裕二氏は、学習の行動方法として次の三点を挙げています。

〇…第一は、学習態度の習慣づけ。家で一日一回は机に向かって勉強する。姿勢を良くする。授業が始まったらすぐ席に着く。友だちの発表を良く聞く。きちんと挙手する。教師の話をきちんと聞く等。第二は、学習技能の習慣づけ。ノートや教科書を開く、ノートに日付を書き入れる。計算の時は定規を使って線を引く。辞書に当たる、百科事典を使いこなす。パソコンで検索する等。第三は、学習内容の定着を図る習慣づけ。新出漢字を覚える。計算練習をする等。

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