生活指導 2005年3月号 臨時増刊
若い教師のための学級づくりハンドブック

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生活指導 2005年3月号 臨時増刊若い教師のための学級づくりハンドブック

紙版価格: 1,299円(税込)

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電子版価格: 1,168円(税込)

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ジャンル:
生活・生徒・進路指導
刊行:
2005年2月22日
対象:
小・中
仕様:
A5判 124頁
状態:
絶版
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目次

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若い教師のための学級づくりハンドブック
メッセージ
子ども世代の「時代体験」を共有しよう―ユーモアの精神をもって
竹内 常一
私の教室
歌って、作って、楽しいクラスに―朝の会・スピーチタイム・帰りの会―(小学校)
及川 宣史
愛とロマンの学級づくり―学級・学年の行事づくりを中心として―(中学校)
飯塚 守
学級の目当ては「にっこりクラス」―人気は「なかよし係り・育て係り」―(小学校)
下田 眞由美
マンネリ係り活動がいきいき係り活動へ―ゲームの裏技教えます係り―(小学校)
水溜 精吾
班主催のお楽しみ会したい!―「リーダー会」からの提案―(小学校)
船越 裕和
新築の校舎に風穴を―土と自然を学校づくりに取り入れる―(小学校)
稲葉 ひろし
歌ごえ喫茶で「かんぱーい!」―目標達成の節目節目に―(小学校)
奈良 光一
「アタック・バシバシ大会」―卒業前の長期レクの取り組み―(小学校)
小早川 裕
歌が生まれる教室―自作の歌で「運動会ダンス」―(小学校)
松田 惣一郎
「仲よし学級」で勉強も生活単元も楽しく―知的障害児学級の取り組み―(小学校)
西村 公利
明日への拍手、未来への活動(中学校)
山口 俊一
すぐ使える遊び
ウルトラシュワッチ・人間知恵の輪―仲間も先生も大好きになるよ―(小学校)
設楽 隆雄
つながる広がる宝さがしゲーム―みんなで遊べる学級レク―(小学校)
沼山 隆一
けっこう使える昔からの遊び―全校音楽集会で学校づくり―(小学校)
山本 耕司
いっしょにあそぼ!あれやろう!―さそいあって休み時間を楽しく―(小学校)
三浦 憲子
鬼遊びからボールゲームへ―ルールのあるボールゲームにつながる遊びを―(小学校)
中島 滋章
あいこじゃんけん・間違いさがし・川柳―ちょっとした時間で仲間づくり―(中学校)
橋本 尚典
しし座流星群合宿やってみませんか?―夜の学校を舞台に―(中学校)
國廣 俊二
どっちどっち班会議・宝とりゲームで班づくり―楽しく集団づくり―(小学校)
小磯 政行
おにぎりロシアンルーレット―中学生もムキになるレク―(中学校)
猪俣 修
「がおー宇宙怪獣だ!」―もりあがる「集団遊び」―(小学校)
大川 勝也
フルーツバスケットスペシャル―楽しく遊んで仲間をつくろう―(小学校)
大木 豊
授業のアイデア
「読み合い学習」法を音楽の授業に―リコーダーの学習例―(小学校)
田村 祥
授業プリントの形式を変えてみると―中3「公民」の授業―(中学校)
山本 茂
ティームティーチングの授業で職場づくりを―授業後の雑談を大切に―(中学校)
男鹿 八郎
ゼロのひきざんとゼロのわりざん―つまずきやすい子どものために―(小学校)
林 あゆみ
CD・絵・紙テープ―社会科授業をビジュアルに―(中学校)
本 秀一
英単語の復習をビンゴゲームで―臨機応変なんでもやる決意で―(中学校)
関 重樹
あさがおは、うんちするの?―理科「あおむし」の授業から―(小学校)
梅原 幸子
「ふるさと学習」で作文指導―「総合的な学習」と行事との関連―(中学校)
石川 信明
友だち同士の教え合いで学級づくり―プールではバディーを組んで―(小学校)
山崎 馨
質問タイムで学力アップ―授業の中に班・小グループ活動を―(小学校)
小田原 典寿
授業不成立から全員参加へ―書くこと・読むことを中心に―(中学校)
大空 遙
楽しいイベント
誕生会に取り組んで自分を出していこう―プレゼントはミニ写真集―(小学校)
宮地 志津子
イベントは学校再生のチャンス!―ソフトバレーボール大会―(中学校)
小倉 泰子
食文化を学級の取り組みに―手作りお菓子パーティー―(小学校)
箕輪 秀樹
演劇の「特殊効果」を生徒の手作りで―前進的なトーンで学校づくり―(中学校)
藤原 洋
六年生十一人と作った最高の思い出―親子バスケットボール大会―(小学校)
伊藤 博文
みんなで挑むことで楽しむ―体育大会「背中渡り」に燃えた―(中学校)
増田 圭治
その心とワザ―各種イベント・行事を支える小技・裏技―(中学校)
毛利 豊
小さな中学校の大壁画づくり―画用紙150枚で学園祭のステージを―(中学校)
生方 三郎
全国お雑煮自慢をやろう―地方別グループで「社会科」学習―(小学校)
吉田 隆
卒業の日が学級じまい―気持を伝え合う「四つの拍手」―(小学校)
米沢 久美子
成長した姿をみんなで喜び合う学習発表会(小学校)
松田 圭一
通信・ノートの工夫
「あっぱれ」は世界を救う!か?―あらゆる通信はプロパガンダだ―(中学校)
琴塚 朗
「花だより」通信―タバコとアメ・ガム包み紙が散乱する校舎で―(中学校)
中畑 博文
「独断と偏見」は「特(得)ダネと親近(感)」につながる―教室スケッチ―(小学校)
穴倉 陽子
1時間の授業をいきいきと読む側に伝える―気軽に出せるB5判で―(小学校)
河野 茂
「理科だより」と「1・2・3ダー」「GOGO2年」―各組回り持ち通信―(中学校)
村上 米子
学級通信が教師の仕事のおもしろさを増幅させる―三つの柱―(小学校)
伊藤 弥
心と心のすきまをつなぐ架け橋として―「今日の心」で生徒とつながる―(中学校)
土居原 和子
保護者・子どもとつながる手だてとしての通信―どんな些細なことも―(小学校)
松川 謙二
「書くこと」が苦手な私にも作れる学級通信―子どもの姿をデジカメで―(小学校)
村上 弥生
待ち望まれる通信への一歩はグラフィック―似顔絵で話題騒然―(中学校)
古山 正則
書くこと丸ごとが実践―無理せず・気張らず・息ながく―(小学校)
武藤 雅文
コメント
学級づくりをすすめる55のアイデアと55のメッセージ
大和久 勝
編集後記
大和久 勝

編集後記

「気に入っています!実践の広場」という表題の感想が読者の声欄に寄せられました。滋賀の山本乃里子さんからです。まず、紹介します。

「実践の広場が始まって、一年になるでしょうか。生活指導誌を定期購読するようになって五年ほどになりますが、忙しさにかまけて届いてもなかなか開いてみることができず、しばらく積んでおいて次の号が来る直前くらいになって、何とか特集くらいは飛ばし読み、といった読み方をしていた私が、このところは届くや否や最初から結構じっくりと読んでいます。

 そんな私のお気に入りが「実践の広場」。全国の多くの先生方の実践にたくさんのヒントをもらっています。お顔も拝見したことのない方がほとんどですが、何だか執筆された先生の人となりみたいなものも伝わってきて心が和みます。これからもどんどんいろんな先生に登場していただきたいですね。(後略)」

 山本さんは、実践の広場からたくさんのヒントをもらっていると書かれています。また、それぞれの先生の人となりが伝わるとも言っています。

 まったくその通りだと思います。このような感想は、何人かの人からもいただきました。今回の臨時増刊号は、そんな感想に励まされて作られました。本当は、どのシリーズも載せたかったのですが、紙数の関係で、半分にしなければならず、それが残念です。

 若い教師向けを意識した特集になっていますが、ベテランの先生方にも、役に立つものだと思います。私たちの研究活動、実践活動の応援団の役割を果たしてくれるでしょう。研究活動を若い教師にひろげていくときにも、大いに活用してください。

 一年間分(正確には2月分まで)の収録ですが、再録にもかかわらず、改めて読み返してみると、山本さんの言ったことをしみじみと思うことができます。

 全国各地の読者の方を意識して、執筆者は、ほとんどの都道府県にわたっています。全生研の各地区のサークルの協力で出来上がっているものですが、さまざまな地域のにおいも伝わってきますし、それぞれの先生たちの実践の思想や教師としての生き様も感じ取ることができて、二ページの奥行きを感じます。どういう風に読まれるか、これからも楽しみにしたいと思います。


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