楽しい体育の授業 2016年3月号
運動が苦手な子どももグングン上達!楽しい授業づくり

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楽しい体育の授業 2016年3月号運動が苦手な子どももグングン上達!楽しい授業づくり

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ジャンル:
保健・体育
刊行:
2016年2月8日
対象:
小学校
仕様:
B5判 78頁
状態:
絶版
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目次

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特集 運動が苦手な子どももグングン上達!楽しい授業づくり
提言
運動が苦手な子たちが笑顔になる体育授業をめざして
吉永 武史
体育授業を運動が得意な子だけのものにしない!どの子も楽しい授業づくり
得意でない子にも「好き」が生まれる授業づくりのポイント
木下 光正
運動が苦手な子どもも上達!みんな楽しい!教具の工夫
投げる・捕る動きを中心に
細越 淳二
苦手に注目!〈原因→対策〉苦手を克服する指導アイデア
体つくり運動
体のバランスをとることができない子
永盛 圭一
短なわ(1回旋1跳躍)がうまく跳べない子
西村 香保子
手押し車で自分の体を支えながら移動できない子
湯瀬 英寿
体がかたい子のための体つくり運動
武田 一直
器械運動
前転・後転ができない子
内村 安伸
倒立ができない子
内村 安伸
跳び箱がとべない子
内村 安伸
逆上がりができない子
内村 安伸
陸上運動
短距離走で速く走れない子
多田 敢
ハードルでリズミカルに走り越えることができない子
山内 弘文
走り高跳びで助走からの踏み切りがうまくできない子
齊藤 智彦
走り幅跳びで上手に踏み切って両足着地することができない子
横田 堅太郎
水泳
水に顔をつけられない子
松田 康伸
背浮きができずに沈む子
三本 雄樹
息つぎができない子
淺川 泰裕
平泳ぎの足けりがうまくできない子
大庭 昌昭
ボール運動
ボールをうまく投げられない子
西村 正之
ボールをうまくキャッチできない子
西村 正之
ねらいどおりにボールを蹴れない子
豊田 誠一郎
ゲームで味方からのパスがつながらない子
豊田 誠一郎
表現運動
表したいイメージをとらえることができない子(表現・表現遊び)
七澤 朱音森 智子
恥ずかしがって踊れない子(表現・表現遊び)
七澤 朱音森 智子
リズムに乗って動けない子(リズムダンス・リズム遊び)
七澤 朱音森 智子
踊り方を正しく覚えて踊ることができない子(フォークダンス)
七澤 朱音森 智子
運動が苦手な“気になる子”への配慮ポイント
発達障害のある子の特性と授業で求められる配慮点
澤江 幸則
作業療法士から:どうしても運動が苦手な子どもへの支援
笹田 哲
とってもビジュアル!体育授業写真館 (第12回)
6年生 シンクロだるま(かかえ込み回り)・かっ飛ばしボール
齋藤 直人
すぐに授業ができる!今月の単元計画 (第12回)
低学年/人とつながり,集団の中で意欲を高める(第2学年 ボールなげゲーム)
山ア 雄大
中学年/走ってつないでゴールを目指せ!
石黒 希美
高学年/ベースボール型「クリケットブラスト」
中村 謙太
効果抜群!コピーしてすぐに使える体育学習カード (第12回)
(体つくり運動)低学年/忍者になりきり,新たな術(動き)を発見しよう
吉田 翔
(体つくり運動)中学年/シンプルで子どもが使いやすい学習カード
長井 忠寅
(体つくり運動)高学年/学習カードを活用し,「動きをイメージ」する
渡邊 孝浩小林 博隆
情報アラカルトBOX (第12回)
ICTはアクティブ・ラーニングの必需品
豊田 誠一郎
体育と特別支援教育 不器用な子どもに効果抜群の感覚運動あそび (第6回)
スクーターボードで遊ぼう! その1
松本 政悦
【徹底研究】頭と体で学ぶ!ボールゲームの授業づくり (第12回)
ボールゲームの授業研究:ドリルゲームとタスクゲームの考え方
佐藤 政臣
〜ゴール型のハンドボール単元を例に〜
【徹底研究】体つくり運動の授業づくり (第12回)
高学年/子どもたちが夢中になって取り組む「力強い動きを高める運動」は,こうやって指導しよう!
犬飼 雅祐
若手教師のためのわくわく授業づくり
とっておきの体育授業づくり (第12回)
誰もが主役になれる、シュートが決められるサッカー型教材「ダイヤモンドキッカー」
妹尾 真吾
苦手が「できたー!」にかわるちょこっとテクニック (第12回)
バスケットボール
鈴木 紀代
〜パスが苦手、ドリブルが苦手でしょんぼりしている子に学ばせたいコツ〜
悩み解決Q&A―体育授業成功へのヒント― (第12回)
Q コオーディネーションってどんな運動ですか?/Q 子どもの体力を向上させるには?
木田 明男
これからの体育授業づくりで求められること (第4回)
2年間の見通しをもって計画する
白旗 和也
健康教育ミニ講話 (第12回)
生と性についての指導
齋藤 久美
〜思春期のはじまり(小学校4〜6年生対象)〜
編集後記
吉永 武史

編集後記

 小学6年生のときのバスケットボールの授業で,「お前ばっかりシュートを打っていたら,周りはぜんぜん楽しくないぞ!」と,当時の担任の先生に言われたことがありました。身長はすでに170cmを超えていましたので,ジャンプボールもリバウンドもまさに敵なしの状態でした。しかし,その言葉を先生に投げかけられたとき,すぐに周りにいる仲間たちの顔を見たのですが,バスケットボールが苦手だったUさんの「私もシュートを打ちたい……」という心の声は,小学生の私でもその表情からすぐに見て取れました。その後,その子がシュートを決めたときに,笑顔で「ありがとう!」と言ってくれたことは,今でも記憶に残っています。

 このエピソードは,私自身の体育授業研究の原点にもなっています。自分も「できる」ようになりたいと願いながら一所懸命に取り組む子どもたちを,これまで何人も見てきました。そのような願いに応えてあげたいという思いから,今回の特集を企画させていただきました。先生方の多くが日々の授業実践で悩まれている問題を取り上げ,その原因と解決策(技術ポイントや教材・教具,教師の言葉かけ)を,それぞれの運動領域に精通された先生方にご執筆いただきました。ご一読いただければ幸いです。


/吉永 武史

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