楽しい体育の授業 2002年11月号
“絶対評価”で到達度基準はどう変わるか

K156

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楽しい体育の授業 2002年11月号“絶対評価”で到達度基準はどう変わるか

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ジャンル:
保健・体育
刊行:
2002年10月
対象:
小学校
仕様:
B5判 76頁
状態:
絶版
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目次

もくじの詳細表示

特集 “絶対評価”で到達度基準はどう変わるか
特集の解説
/根本 正雄
実践事例
基本の運動
〈走・跳〉個人内評価を使う
/伊藤 雅亮
〈用具の操作〉低学年の用具を操作する運動遊び
/松澤 正仁
ゲーム
〈バスケットボール型〉シュートシュートゲームで全員「A」
/杉本 任士
〈サッカー型〉子供を見て到達点を決める
/渡辺 龍哉
器械運動
〈跳び箱〉技のリレーで繰り返し楽しもう
/舛田 安生
〈マット〉三段階の到達度基準と自己評価・相互評価のできる場
/小林 宏
〈鉄棒〉到達度基準は数値化で明確に
/國師 洋之
陸上運動
〈短距離走・リレー〉場作り、発問で評価がわかるようにする
/雨宮 久
〈ハードル走〉「伸び」を実感できる評価を
/岸本 勝義
〈走り幅跳び〉こう変わる、走り幅跳びの到達度基準
/吉元 輝幸
ボール運動
〈バスケットボール〉指導内容を細分化してできる子を増やす
/岸 義文
〈サッカー〉数値化できる練習、ゲームを取り入れよう
/真柄 二郎
〈ソフトボール〉到達度基準表と明確な到達度基準で絶対評価をする
/薄井 健文
〈ソフトバレーボール〉基礎学力から到達度基準を考える
/瀧口 泰広
表現運動
〈表現〉見える! 表現運動の到達度基準
/西村 幸子
〈リズムダンス〉指導のポイントが見える基準になる
/上木 朋子
体つくり
〈体ほぐし〉学習カードと体育ノートで到達度基準をつくる
/竹森 正人
〈体力を高める〉体力を高める運動の評価
/鶴田 博史
ミニ特集 体育授業の基礎・基本「保健」の実践
発育の早い子が安心するような性教育を
/戸井 和彦
心のうんこはこれで出す!
/並木 孝樹
コンドームまで教えないとエイズの予防はできない!
/澤田 好男
サッカーボールは誰が作るのか?
/山本 真吾
健康は夢をかなえるための土台
/永山 祐
ライブで体感!TOSS体育講座
模擬授業11連発
/村田 斎
レベルアップ!ここが体育授業のポイント
マット運動連続指導のポイント
/林 恒明
マンガで見る楽しい体育指導 (第32回)
根本体育直伝マンガ(逆上がりの巻)
/岩野 節男・岩野 紀子
運動量アップ!この運動はこの場作りで
新体力テストの弱点を補おう
/松澤 正仁
知的な体育発問・指示はこれだ!
ボール運動は人間関係である
/表 克昌
これでバッチリ!体育授業のマネジメント
よい教材づくりとは?
/小笹 宗男
どの子も熱中!学級がひとつになる体育ゲーム
キーワードは「シンプル」「自己評価」
/寺本 聡
苦手な子供も参加できるニュースポーツ
「ニューソフトボール」
/久保寺 千広
運動会にイチオシ!この種目が子供を変える
親も巻き込む『スーパー綱引き』
/後藤 一則
誌上授業ビデオ診断
バレーボール
/大石 貴範
体育授業のシステム化 (第8回)
ドンじゃんけんのシステム
/渡辺 喜男
〜向山洋一氏の実践〜
よく噛むことは体にも頭にも良い (第1回)
「よく噛んで食べる教育」を教師の手で
/齋藤 滋
TOSS体育最前線
伴一孝氏の「向山型体育」�@
/駒井 隆治
効果抜群!ファックスできる体育学習カード
ボールけり遊び(低学年)
/吉武 徹也
〜競争的な遊びで楽しさを体得させる〜
サッカー(高学年)
/梶野 修次郎
〜ドリブル技能を高めるカード〜
小学校「保健」の授業作り12のアイデア (第8回)
学校探検で、〈健康〉発見!
/近藤 真庸
ライフスキルと健康教育 (第8回)
HIV感染者への対応、行動選択ライフスキル(1)
/武田 敏
授業の腕を高める論文審査 (第127回)
「実践」の「量」を多く!
/向山 洋一
体育科における到達度評価 (第8回)
体育授業のシステム化
/根本 正雄
〜太田輝昭氏の水泳の実践〜
読者のページ My Opinion
編集後記
/根本 正雄
TOSS体育ニュース (第11回)
テクニカルポイントはここだ! (第8回)
台上前転はこわくない!2
/並木 孝樹

特集の解説

“絶対評価”で到達度基準はどう変わるか

千葉市立弥生小学校

根本正雄


 改訂学習指導要領では基礎・基本の定着が大きなねらいになっている。

 総合的な学習の展開とともに教科・領域の基礎・基本の大切さが強調されている。新学習指導要領における基礎・基本については次のように述べられている。

 体育科(運動領域)の「基礎・基本」とは、学習指導要領に示された目標と内容の全体であり、具体的には以

下のように示すことができる。

  教科の目標

  学年段階の各領域ごとに示された内容

  �@技能(運動)の内容

  �A態度の内容

  �B学び方の内容(新たに整理統合して示した)

 教科の目標では、心と体を一体としてとらえ、「運動に親しむ資質や能力の育成」「健康の保持増進」及び「体力の向上」の3つの具体的な目標が密接に関連していることを重視している。

 そして評価観点も「関心・意欲・態度」「思考・判断」「技能・表現」「知識・理解」で行なうようになっている。

そのためには、基礎・基本を確実に定着させるため、到達度評価を行なう必要がある。

 それでは、どのように到達度評価を行なったらよいのであろうか。次のような手順が考えられる。

  目標、内容の分析

  到達度基準の設定

  評価方法の工夫

  評価をする

 到達度評価を行なうためには目標、内容の分析が必要である。国立教育政策研究所から出された器械運動の目標、内容で考えてみる。学習指導要領の第5学年及び第6学年の「器械運動」の評価の観点の趣旨は、次のように示されている。

【学習指導要領の内容】

 自己の能力に適した課題をもって次の運動を行ない、技に取り組んだり、その技ができるようにしたりする。

ア マット運動及び鉄棒運動について、新しい技に取り組んだり、その技を加えてそれらを繰り返したり、組み合わせたりすること。

イ 跳び箱運動について、安定した動作での支持跳び越しをすること。

 互いに協力して運動をしたり、器械・器具の使用の仕方を工夫して安全に運動をしたりすることができるようにする。

 自己の能力に適した技に取り組み、その技ができるようにするための課題の解決の仕方を工夫することができるようにする。

【「器械運動」の評価基準】

《運動への関心・意欲・態度》 器械運動の楽しさや喜びを求めて進んで取り組もうとする。また、互いに協力して運動をしたり、器械・器具の使い方を工夫して、安全に気を付けて運動をしたりしようとする。

《運動についての思考・判断》 自分の力に合った課題の解決を目指して、練習の仕方を工夫している。

《運動の技能》 マット運動、鉄棒運動、跳び箱運動の特性に応じた技能を身に付けている。

 これらの基準をもとにして評価をしていく。そこで大切なのは評価方法である。評価方法としては次のような

ものが考えられる。

 �@教師の行動観察

 �Aノート分析

 �B自己評価

 �C相互評価

 �Dチェックリスト

 本特集では、到達度評価を行なうに当たって、具体的にどんな目標、内容、評価基準、評価方法で行なったのかが紹介されている。実践を通して確かめてほしい。


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