学校運営研究 2001年1月号
“学校の特色”を創る:ユニーク活動100例

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学校運営研究 2001年1月号“学校の特色”を創る:ユニーク活動100例

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ジャンル:
学校経営
刊行:
2000年12月
対象:
小・中
仕様:
B5判 78頁
状態:
絶版
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目次

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特集 “学校の特色”を創る:ユニーク活動100例
私が勧める“ユニーク活動”のナンバーワン
独自性の追究
池本 敦司
総合的学習的な学習の時間に金銭教育の視点を組み込んだ取組を
井田 薫
「子供の可能性を引き出す」体験を
熊谷 壽
「教室に入った」小・中連携
新富 康央
親父が働く学校
寺木 秀一
全教科・領域におけるリテラシーの指導
中野 和光
親父の会でより良い関係づくりを
福島 太三
「子育て運動」の展開
堀之内 修
アイデアコンテスト
渡辺 喜男
なぜ今“学校の特色”づくりが問題になるのか―“時代の風”を考えるヒント―
システムとしての学校の特色を創り出すために
若月 秀夫
「個性的に生きたい」という願望の実現
加藤 幸次
“学校運営に特色”があるユニーク校:トップ3の紹介
“カリキュラム編成”に特色があるユニーク校トップ3
バランスのとれたカリキュラム編成をしよう
田中 博之
“環境づくり”に特色があるユニーク校トップ3
新しい時代の学校施設・設備
堀井 啓幸
“時間割編成”に特色があるユニーク校トップ3
時間運用の弾力化はフレクシブル・マインドから
新井 郁男
“地域との連携”に特色があるユニーク校トップ3
双方向の連携こそホンモノ!
寺本 潔
“学校の特色”をどう創り,どう打ち出すか―わが校の具体的な取り組み!
特色づくりはアドバルーンを上げることではない“
小林 敢治郎
普通の教育活動が徹底する学校づくり
小島 宏
「地域」をキーワードに発想の転換による特色づくり
久保 修
今やっている敬老給食集会を総合的学習的学習へ
舘野 健三
学校を変えるエネルギー
山本 まさみち
ちょっと入れても効果抜群の“ユニーク活動“トップ3
“総合的学習的学習”に入れて効果抜群の“ユニーク活動”トップ3
アイデアと実行力次第だ“
村川 雅弘
地域の情報センターになる
高階 玲治
効果抜群本物志向
佐藤 孝光
食べる活動,秘密基地作り,宝物探し
山内 隆之
プロの技・プロの話・教科の発展
田山 修三
“授業”に入れて効果抜群の“ユニーク活動”トップ3
国語好きな子が増えるユニーク活動
北村 善重
毎日の地味な授業の中にも宝石はつまっている
平松 孝治郎
やはり地域教材の開発を!
古川 光弘
朝の会で授業づくり
沼澤 清一
学校の特色は基礎学力から!
椿原 正和
“道徳学習”に入れて効果抜群の“ユニーク活動”トップ3
参加・討論型オープン授業
荒木 紀幸
日常生活とつながった実践
吉田 武男
子供の心にびんびん響く道徳学習
内海 俊行
“特活・行事”に入れて効果抜群の“ユニーク活動”トップ3
“継続性・発展性“こそ,大切に
井上 裕吉
クラスで読み聞かせを
須田 康之
「本物」と「量」を生かす
松永 昌幸
楽しい縦割班活動を生かして
波佐間 清
全校児童の交流の場を設ける
根本 正雄
“保護者との関係”に入れて効果抜群の“ユニーク活動”トップ3
保護者の居場所と発信
高旗 正人
子育て支援の場での活動
小山 優子
保護者と活動を楽しむ
槙田 健
よくなったことの連絡,できるだけ早く!
野崎 史雄
親子で「生き方」体験−全校実施の親子ふれあい合宿−
藤渕 明宏
“給食活動”に入れて効果抜群の“ユニーク活動”トップ3
偏食対策に役立つセレクト給食
長瀬 眞奈美
“業間活動”に入れて効果抜群の“ユニーク活動”トップ3
子ども主体に,重要な教育の場として
今井 規雄
二〇年後に役立つ同時通訳
渡辺 昭
「本の楽しさ宅急便」活動
田中 壽子
個も集団も育つ,ショートエクササイズ
西 英喜
わが校の総合的学習への環境づくり (第22回)
大阪府/子どもが学び方を学ぶ『総合』 学年の発達性を考慮した学びの重点化
石井 力
マイスクール・マイブーム (第10回)
「日本の楽曲を楽しもう」大ブーム
小嶋 泉
20世紀の“負の遺産”と21世紀への展望 (第10回)
教育勅語の残像
森 隆夫
日本の伝統行事・ルーツ話 (第10回)
正月とは
柴崎 直人
戦後教育の歩みを再検討する (第10回)
戦後教育の平等主義と個性
貝塚 茂樹
子どもに必須アイテム (第10回)
1月のライフスキルトレーニング
皆川 興栄
〜人と人とのいい関係―アサーティブ・コミュニケーションスキル〜
韓国教師が体験した“日本の文化・日本の教育” (第10回)
「二宮尊徳翁の報徳哲学」と第30回全国報徳大会参観記
李 政基
学校白書づくりのススメ―アメリカの事例紹介 (第10回)
学校選択に役立てられる学校白書(その3)
葉養 正明
校門を出た中学生と付き合う―「中学生日記」制作ノートから (第10回)
「死の授業」をめぐる考察
稲垣 直紀
〜どうやって子供たちに「死」を教えるか〜
「学校評議員制」―こう立ち上げる (第10回)
生涯学習の拠点づくり
吉野 勇次
〜教育活動の充実から生涯学習の拠点の土台づくり〜
ダイアリー・教務主任の仕事 (第10回)
1月/学校反省と新指導要録への対応
水野 正司
文教ニュース
日本教育会が「自由と規律」で提言/教課審,新しい評価の在り方を答申
安達 拓二
編集後記
樋口 雅子江部 満
わが校の卒業アルバム―その今昔 (第10回)
豊かな自然・歴史とともに学んだ日々(1980年代の卒業アルバムから)
野口 政吾

編集後記

○…先生のレポートにこんなことが出ていました。ホテルマンが、顧客をどう見ているか、顧客心理≠ヘこんなふうに捕らえているのだそうです。

@自分本意―自分勝手で

A損をしたくない心理―損には敏感

B歓迎期待の心理―快く迎えてもらいたい

C真似をしたい心理―他人を気にしていて

D優越感を感じたい心理―自分がいちばんいいと感じたくて

E独占したい心理―自分だけに注目して欲しいと思っている

 たしかに、多くの方がこの分析にはうなずかれる…のではないかと思います。保護者の大方も、このような意識をもって学校に接していると見て間違いがないとも思います。

 以前の保護者も、このような心理をもっていたとは思いますが、最近の保護者は、それを隠さない…というか、堂々と前面に押しだしてくるようです。(なにしろ、学級懇談会の折などに、学費免除を申請しよう―ダメでもともと…だからなんて、情報交換の相談をしあっているところもあると聞きました。)

 本号は、特色をだす上でも、知っておくとなにかと役に立つユニークな活動≠フ数々をご紹介しました。

(樋口雅子)


○…新学習指導要領が実施されれば確実に学力が低下するという批判が続出している。特に理数関係者からの批判が厳しい。「読・書・算」は古い学力だとする考え方に対して、その定着は長時間かけて学習しないと身につかないとする反論も出ている。ここにきて財界からも新教育課程の全面中止を求める意見が出て、このままでは国際競争力に勝てないとする危機感が高まっているようだ。

○…さすがの文部省も黙しているわけにはいかず「教育白書」で学力は低下しないと反論している。つまり、ゆとりをもって繰り返し学ぶことで基礎・基本は定着するというわけだ。この反論で納得するかどうか疑問だ。

(江部 満)

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