- 特集 小学英語への対応―緊急にする論題50
- 全国展望/どこで何が始まっているか―小学校で英語・我が県の取り組み動向&参観にいくなら「この学校」
- 青森/楽しく学ばせるために
- /
- 岩手/英語に親しみ自分を表現できる子ども
- /
- 宮城/「英語」はこれから
- /
- 茨城/国際理解教育の一環としての外国語学習の取組み
- /
- 東京/広がりをみせるコミュニケーション能力の育成を目指した取り組み
- /
- 山梨/国際化・国際タイムの実施
- /
- 新潟/小から中へつながる英会話
- /
- 富山/海峰小学校(富山県氷見市)に来てみられ
- /
- 福井/湊小学校のゲーム集はおすすめ抜群!
- /
- 大阪/英語のシャワーを浴びる
- /
- 兵庫/兵庫県下各地でGO!
- /
- 島根/島根の小学校英語活動
- /
- 徳島/第一学年から即実践
- /
- 高知/ぼくもわたしも地球っ子!
- /
- 福岡/英会話学習の本格的導入に向けた条件整備
- /
- 佐賀/外国語指導助手を活用した英会話等体験活動
- /
- 熊本/全く違った二つの小学校
- /
- 大分/荷揚町小の楽しい英語
- /
- 宮崎/子どものニーズを効果的に生かす英語活動
- /
- 鹿児島/小中学生レッツ・エンジョイ・ABCプログラム推進事業他
- /
- 小学校英語―導入への態度決定の目安はここだ◆意思決定への判断のポイントはどこか◆
- 子どもにどのような力をつけるのか
- /
- 小学校で英語―是非をめぐって何を論じておくか―職員会議で取り上げたい議題とは―
- 外国語に親しみ、楽しく学ぶ―中学校英語の先取りではない活動を!
- /
- 英会話は納得ずくのスタートを
- /
- 考え方・教え方・評価の三点を論議しよう
- /
- 英語学習導入の五つのポイント
- /
- 小学校で英語―実施決定後の準備と対応ポイント●何からどう始めたらよいか
- 子どもに力をつけるための五つの留意点
- /
- ゆっくり、あわてず、とにかく英語学習を語る機会を多くしよう
- /
- 楽しく学べる英語科学習を目指して
- /
- 英語が実際社会で生きて働くものにするために―「英語に親しむ時間」の工夫と実践
- /・
- 小学校で英語―実践校のドキュメント:子供の反応はどうだった?
- 小学校英語は慣れ親しむことが基本!
- /
- MAT式で、子どもの英語力は飛躍的に伸びる!
- /
- 子供たちの脳みそはフル回転し始めた
- /
- みんな英会話学習が大好き
- /
- 小学校で英語―見送り決定後の意思疎通と対応ポイント
- 「外向け」と「内向け」の対応、そして相手を知る
- /
- 小学校で英語授業―実力者からのアドバイス:小学校で英語授業をする・成功のポイントはここだ
- ALT発:小学校英語への私のアドバイス
- 小学校ALTから6つのアドバイス
- /
- 中学教師:小学校英語への私のアドバイス
- 楽しい授業と単語を核に指導プランを
- /
- 研究者:小学校英語への私のアドバイス
- 英語活動もマネージメントが大切
- /
- MAT開発者:小学校英語への私のアドバイス
- モデル・アクション・トークメソッド
- /
- 【資料】文部省「英語指導方法に関する懇談会」報告書(平成12年6月30日/一部抜粋)
- わが校の総合的学習への環境づくり (第21回)
- 奈良県/ 総合的な学びを育てる学習法
- /
- マイスクール・マイブーム (第9回)
- 伝統の継承と創造をめざす!鉄砲太鼓隊
- /
- 20世紀の“負の遺産”と21世紀への展望 (第9回)
- 男女共学―差別から区別へ―
- /
- 日本の伝統行事・ルーツ話 (第9回)
- 正月迎えと大晦日
- /
- 戦後教育の歩みを再検討する (第9回)
- 教育行政改革と地教行法の改正
- /
- 〜「地教行法体制」をどう見るか〜
- 子どもに必須アイテム (第9回)
- 12月のライフスキルトレーニング
- /
- 〜人間の痛みを理解する―共感性のスキルPart2〜
- 韓国教師が体験した“日本の文化・日本の教育” (第9回)
- 旧釜山日本人学校卒業生の母校訪問団案内記
- /
- 〜母校訪問団案内の参観記録〜
- 学校白書づくりのススメ―アメリカの事例紹介 (第9回)
- 学校選択に役立てられる学校白書(その2)
- /
- 校門を出た中学生と付き合う―「中学生日記」制作ノートから (第9回)
- 自殺で親を亡くした子どもたち
- /
- 〜彼らの思い・周りの思い〜
- 「学校評議員制」―こう立ち上げる (第9回)
- 新しいネットの張り方
- /
- 〜子どもたちからのネットワーク〜
- ダイアリー・教務主任の仕事 (第9回)
- 12月/新教育課程実施に備え次年度計画の作成を始める
- /
- 文教ニュース
- 学校経営に関わる来年度要求予算/教育改革国民会議が「中間報告」
- /
- 編集後記
- /・
- わが校の卒業アルバム―その今昔 (第9回)
- アルバムに見る不易と流行
- /
編集後記
○…文部省の英語指導方法に関する懇談会が、総合的な学習の時間を活用して、小学三年から楽しみながら学べる英会話学習を充実させること――などを提言した報告書を、この六月三〇日、発表しました。
主な中身を拾うと、
・総合の時間に子供が楽しみながら行うようにする。・小学校では、音声を使った授業を、ALTの派遣や中学の英語教師が小学校で指導できるようにする。
などとした上で、具体的には、
@出来るだけ英語で授業を進める/Aビデオなど情報機器を使って生の英語≠ノ触れる。/B国が優れた教材作成を支援する。/C少人数授業の導入/D海外経験のある社会人の活用/E英語教員の研修の充実
ということがあげられています。
小学校教師の平均年齢が五〇歳という今日、英語を今更教えるなんて…というアレルギーは相当なものではないか…と察せられます。そのなかで、学校全体を、どう英語学習に動機づけていくか、管理職の先生方のご苦労が察せられる…というものです。
そこで本号では、・総合的学習の三時間をどう割り振っていくか。・どう校内の合意形成をはかっていくか。・中身をどう構成していくか。など、二〇〇一年度に向けての研究課題を、専門家のご意見や先進的な実践校の先生にお示しいただければと願いました。
(樋口雅子)
○…十月下旬招かれて山形県の金山町へ出向いた。小社から出版された『新適時適育で子どもの自立をうながす』出版記念の会。金山町は人口七千人の小さな町だが、生涯学習のモデルのような町である。幼・小・中・高、そして社会教育、全町民が参加する教育懇談会が連携・協力して新しい学校づくりを進めている。著者名は金山町教育委員会。おそらく戦後初の仕事といえるだろう。地方分権時代を迎え、教育委員会の在り方が問われている時、この『21世紀の学校づくり』を問う本書は、大きな話題になるに違いない。 (江部 満)
-
- 明治図書