- 特集 「教えて考えさせる授業」の工夫
- 提言・「教えて考えさせる授業」どこを見直すか
- 「教えて考えさせる授業」の視点
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- 「考える」ことを「教える」
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- 「小論文の書き方指導」を例にして
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- 「予習」と「終末」の工夫は参考になるが……
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- 「教えること」と「考えさせること」のメリハリを
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- 教えて考えさせて褒める授業
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- 「教えて考えさせる」と「教えないで考えさせる」とは大同小異である
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- 「教えて考えさせる授業」国語の授業どこを見直すか
- 「知識」を教え、その知識の「行為化」を
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- 発見的な授業の面白さこそ教えたい
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- 「指名なし討論の授業」をめざせ
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- 「教えて考えさせる授業」社会の授業どこを見直すか
- どの子も確実に習得できるはずの「知識」や「方法」がなおざりにされている
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- 教師が指導することを躊躇してはならない
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- あえて有田型とは逆の発想を!
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- 「教えて考えさせる授業」算数・数学の授業どこを見直すか
- 何を、どのように教え、同時に何を考えさせるか
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- ノートに書いてないのは「考えさせた」とは言えない
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- 理解を確実にするために仕組まれた三つの手立てを活用していく
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- 「教えて考えさせる授業」理科の授業どこを見直すか
- 教えて学ばせる方法は、科学的な証拠や概念を用いる能力や器具操作の技能が低下していることへの対応
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- 授業を見直す三つの視点
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- 知識をもとに推論して実験で確かめる
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- 熱中・集中した授業づくり
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- 教師修業への助言
- 「子どもの言葉」に翻訳する力を持つ
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- 『授業の腕をあげる法則』から学ぶ (第11回)
- 「励まし」の言葉は、教育の根本目的を支えている
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- 定跡(定石)を知り、まねをせよ
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- 初任者研修の課題を問う (第11回)
- 学級が荒れてしまう原因は、授業のまずさにある
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- 授業力を鍛える (第11回)
- 授業力を構成する要素とは何か(2)
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- 〜その場で教材を見て代案を示す五つのポイント〜
- 全国学力・学習状況調査・結果の生かし方 (第11回)
- 活用型算数・数学学習の授業を生み出す
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- 「習得・活用・探究」サイクル (第11回)
- 単元の展開段階における習得・活用・探究の具体化
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- 続・教師修業のために (第11回)
- 学ぶとは具体的にどうすることか
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- 教材・授業開発研究所情報
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- 編集後記
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編集後記
○…『「教えて考えさせる」理科授業の改革』の著者、小林幸雄氏は、「教えて考えさせることは、授業の基本である」にも関わらず「児童が主体的に問題解決を…」とか「自主的に学ぶことを大切にしたい…」などという言葉の呪縛に、いつの間にかはまってしまいやすいと本書で指摘しています。
○…さらに次のように指摘し、軌道修正が文科省によって行われようとしていると強調しています。「一五年ほど前、指導から支援へということが全国で流行するようになった。教育は指導から支援へ移ったというのだ。この流行は大きな負の影を教育界にもたらした。学習指導案にも支援という言葉が躍るようになった。しかし一五年経って、ようやく軌道修正が行われようとしている」と。
○…文科省のホームページにも、次の文言が見られます。「子どもたちの自主性を尊重することと、教えることを抑制することは違います。学ぶ意欲を高めながら、教えて考えさせる指導をすることが大切です」と。
○…「教育とはどのようなものであるべきか」という理念と「日本の教育はどうなのか」という現状認識によって、「教えて考えさせる授業」という言葉に対する解釈や態度は決まってくるようです。と指摘されている市川伸一氏(東京大学)は、「教えるべきことを教師がきちんと教える」ということに反対する人はまずいません。としながら、「しかし」と問いかけています。
○…「その教え方の工夫は十分なされているでしょうか。また、教えたことが本当に子どもに伝わっているのか。理解されているのか、を授業の中で確認する手だてがどれくらいとられているでしょうか」と(図書文化社『「教えて考えさせる授業」を創る』から)。本号はそのために、授業のどこを見直し工夫していくか、の提案特集です。
(江部 満)
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- 明治図書